国内初OpenSolarisディストリビューター誕生!日本人による日本人のためのOS完成。その名は “ Project Jaris(ヤリス)” その意味は ” Japanese Solaris ”http://jaris.jp
国内初OpenSolarisディストリビューター誕生!日本人による日本人のためのOS完成。 その名は “ Project Jaris(ヤリス)” その意味は ” Japanese Solaris ” http://jaris.jp
Jaris(ヤリス)プロジェクトは、OpenSolarisプロジェクトに公式に認められたディストリビューターです。サーバ 分野の機能をそのままに個人用途の機能に拡充させ、日本の細やかなコンピューティング環境のニーズに適応 した新しいOSです。OpenSolarisより起動も動作も早く、クライアント用途に必要な様々な機能を設けて、使いやすさを追求しました。UNIXは”難しい”という感覚を感じさせない作りになっております。今後、UNIXのみならずLinuxユーザーなどからも注目され、企業、大学、IT開発会社等の技術者層における開発・運用パフォーマンスの大幅なアップとサーバ下にあるWindowsクライアントの様々なユーザー層への普及が見込まれます。
2008年のプロジェクト発足からベーシック版として機能を限定した評価キットを発表し、高い評価をいただいておりましたが、この度Jaris フルコンテンツ版を公開することとなりました。今後、サポート体制の整備など本格的な活動を行っていく段階になりましたので、先ずはお知らせ申し上げます。
■Project Jaris発足の経緯と斬新な設計思想
UNIXの雄であるサンマイクロシステムズ社のSolaris。だが、サーバ分野では常にトップを堅持していました。サーバ機能では抜きんでていましたがWindows 、Linuxなどに較べクライアント向けの機能に関しては、実際はほとんど注力しなかった事もあって他のOSに遅れをとってしまっていた感がありました。
時代の流れからクライアント機能拡充の必要性の認識も高まり、サンマイクロシステムズ社はOpenSolarisというSolarisのソースコードを公開し、オープンソース下でSolarisを発展させようとしましたが、ユーザーにとっては使いやすく満足できるものとなっていなかったのが実情です。
そこでJarisプロジェクトでは、OpenSolarisにおいて
・OSの安定性を高め、起動速度を上げる
・多くのプラットフォームの統一
・システム設定の簡便性および周辺機器との接続の容易性
・Windowsソフトウェアおよびそのリソースを動作させること
・早期に習得できるわかりやすいプログラミング技術
などの設計思想を掲げ、Solaris開発を行いました。その結果、以下の技術仕様を実現しました。
・完全な自動設定でマウスだけで使用できるOSであること。
・完全な日本語化プログラムおよび日本語版WindowsソフトをJaris上で動作させる。
.OSの仮想化技術を使用しJaris上で他のOSを起動させ過去の資源の有効活用を図る。
・UNIX系の弱点であるプリンタ周りを克服する。(ドライバはメーカ製、設定は自動)
・モバイルパソコンへの対応。ネットブック用のドライバ、E-Mobileドライバ、ユーティリティを搭載する。
・日本向けパソコンのドライバを多数開発し実装する。
・LiveUSBで動作するためシステム領域を壊すことなくデータや個人環境を保存したまま使用する。
・一般普及用・企業用・最軽量版と用途に分けた専用のOS作り など
■プロジェクト発足後の進展
Jarisプロジェクトは2008年7月までにWindowsのソフトが動くOpenSolaris(Jaris)の構築をすすめました。 2008年10月にベータ版をJarisのHP上で無償配布を開始。その直後よりネット上でそのシステムの優位性において好評を得ました。ホームページへのアクセスも2008年12月段階で一日一万件を越えています。
また、サンマイクロシステムズ社より打診があり、2009年1月、日本本社と米国OpenSolarisプロジェクト最高責任者と協議を持ち、OpenSolarisの発展ひいては普及に寄与するJarisを全面的にバックアップしたいとの意向をうけました。早速2009年2月には、目黒雅叙園でおこなわれた「デベロッパーサミット2009」においてOpenSolarisの講演でのJarisの特集紹介及びデモならびに展示コーナーでのJarisの展示が実施されました。
<参考>
◆サンマイクロシステムズ OpenSolaris最高責任者Jim Grisanzio氏のブログにてデベロッパーサミット 2009のJarisの紹介サイト
http://blogs.sun.com/jimgris/entry/jaris_opensolaris_at_the_tokyo
◆サンマイクロシステムズ神宮支社でのホット・トッピックセミナー
http://blogs.sun.com/jimgris/entry/jaris_at_opensolaris_hot_topics
■Jaris仕様の特徴
・独自で考えられたカーネルを組み込み、OpenSolarisより安定し速度も速い
・最新のドライバを組み込み多くのハードに対応
・Linuxに搭載されているソフトは全て網羅。その他、元有償ソフトを無償にて収録
・独自のソフトウェア仮想化技術を搭載しているので直接Windowsソフトウェアをインストールすることができます。インストール操作の手間もWindowsと同等
・OSエミュレータとしては、VirtualBoxを標準搭載(個人利用は無償)。WindowsやLinuxをJaris上に立ち上げでOSそのものを使用できるようになります。また、上記ソフトウェア仮想化技術と組み合わせることによって殆どのWindowsソフトウェアをJaris上で使用できるようになります。
・Canon製プリンタドライバを使用して高品質な印字が可能(プリンタとパソコンを接続するだけで使用可)
・日本人のためのOS作り
・海外フリーソフトウェアの日本語化に取り組んでいる
■Jarisの仮想化技術がもたらすシステム投資・維持管理面のメリット
1.ゾーンという仮想化技術を使用することで、今まで分散していた多数のサーバを一台のJaris内の一つ のコンテナとしてそれぞれ収容していくことで1つにまとめることができます。
→大幅なコスト軽減と管理労力の軽減に威力を発揮します。
2.それぞれのコンテナはセキュリティ上Jarisとは区別され1つのコンテナが障害をおこしたとしてもJaris本体やその他のコンテナにはまったく影響がでません。
→セキュリティ保護とリスク管理がしっかり担保されています。
3.1つのコンピュータをコンテナにわけ役割を分担できる。ZFSを使用して、1つのコンテナで1つのディレクトリを使用するだけで一つのディスクを有効活用できます。
→効率良い開発環境を構築することもできます。
4.それぞれのコンテナをバックアップするのもリストアするのも1〜2秒で終了します。しかもスナップショット機能を利用して効率的なデータ保管ができます。
→バックアップの安全性とバックアップのデータ容量は数キロバイト程度で済みます。
5.多種多様なOSが必要とされている環境でもJaris上でWindowsのソフトを利用したりLinuxを使用したり柔軟に対応できます。OS切り替えのために再起動等の作業は不要になります。
→複数のOSを購入する必要もなくなるのでコストダウンにもつながります。
■今後の最新Jaris仕様の動向について
目下、5秒で起動しOSの終了も一瞬でできるJarisを作成中です。このバージョンが完成することで多種 多様な使用方法を考えられるようになり、更にコンピュータを使いやすく身近にすることにもつながると思っています。(2009年5月頃リリース予定)
■今後のJaris公開予定
・2008年
10月 Jaris b98ベーシックバージョン公開・フル機能バージョン作成完了
・2009年
3月 Jaris -1.0ベーシックバージョン公開
3月 Jaris-0.98フル機能バージョン期間限定公開
4月 Jaris-0.98フル機能バージョン評価測定期間
■追記事項
当プロジェクトが評価版を公開している期間中に承諾なしにJarisを調査し3月発行の雑誌に記事掲載されることになっているようです。
当方と致しましては、皆様マスコミ各位におかれましては、公平を期し、発表させて頂くことでお取扱いただく所存でしたが、結果的に残念に思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
■Project 概要
プロジェクト名 : Project Jaris
所在地 : 神奈川県横浜市
リーダー : 小太郎(kotaro@jaris.jp)
URL http://jaris.jp
連絡事務所 〒101-0021東京都千代田区外神田1−1−5昌平橋ビル
株式会社日本スクールシステム機構
TEL03−5207−6046 FAX03−5207−6047 e-mail jsokk@jso.co.jp 担当 宮里
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
〒162-0816東京都新宿区白銀町2−4白銀町ビル1F
アーバン・クリエイト株式会社
TEL03-3266-1471 FAX03-3266-1473 e-mailJDJ02000@nifty.ne.jp 担当 佐藤 賢
2008年のプロジェクト発足からベーシック版として機能を限定した評価キットを発表し、高い評価をいただいておりましたが、この度Jaris フルコンテンツ版を公開することとなりました。今後、サポート体制の整備など本格的な活動を行っていく段階になりましたので、先ずはお知らせ申し上げます。
■Project Jaris発足の経緯と斬新な設計思想
UNIXの雄であるサンマイクロシステムズ社のSolaris。だが、サーバ分野では常にトップを堅持していました。サーバ機能では抜きんでていましたがWindows 、Linuxなどに較べクライアント向けの機能に関しては、実際はほとんど注力しなかった事もあって他のOSに遅れをとってしまっていた感がありました。
時代の流れからクライアント機能拡充の必要性の認識も高まり、サンマイクロシステムズ社はOpenSolarisというSolarisのソースコードを公開し、オープンソース下でSolarisを発展させようとしましたが、ユーザーにとっては使いやすく満足できるものとなっていなかったのが実情です。
そこでJarisプロジェクトでは、OpenSolarisにおいて
・OSの安定性を高め、起動速度を上げる
・多くのプラットフォームの統一
・システム設定の簡便性および周辺機器との接続の容易性
・Windowsソフトウェアおよびそのリソースを動作させること
・早期に習得できるわかりやすいプログラミング技術
などの設計思想を掲げ、Solaris開発を行いました。その結果、以下の技術仕様を実現しました。
・完全な自動設定でマウスだけで使用できるOSであること。
・完全な日本語化プログラムおよび日本語版WindowsソフトをJaris上で動作させる。
.OSの仮想化技術を使用しJaris上で他のOSを起動させ過去の資源の有効活用を図る。
・UNIX系の弱点であるプリンタ周りを克服する。(ドライバはメーカ製、設定は自動)
・モバイルパソコンへの対応。ネットブック用のドライバ、E-Mobileドライバ、ユーティリティを搭載する。
・日本向けパソコンのドライバを多数開発し実装する。
・LiveUSBで動作するためシステム領域を壊すことなくデータや個人環境を保存したまま使用する。
・一般普及用・企業用・最軽量版と用途に分けた専用のOS作り など
■プロジェクト発足後の進展
Jarisプロジェクトは2008年7月までにWindowsのソフトが動くOpenSolaris(Jaris)の構築をすすめました。 2008年10月にベータ版をJarisのHP上で無償配布を開始。その直後よりネット上でそのシステムの優位性において好評を得ました。ホームページへのアクセスも2008年12月段階で一日一万件を越えています。
また、サンマイクロシステムズ社より打診があり、2009年1月、日本本社と米国OpenSolarisプロジェクト最高責任者と協議を持ち、OpenSolarisの発展ひいては普及に寄与するJarisを全面的にバックアップしたいとの意向をうけました。早速2009年2月には、目黒雅叙園でおこなわれた「デベロッパーサミット2009」においてOpenSolarisの講演でのJarisの特集紹介及びデモならびに展示コーナーでのJarisの展示が実施されました。
<参考>
◆サンマイクロシステムズ OpenSolaris最高責任者Jim Grisanzio氏のブログにてデベロッパーサミット 2009のJarisの紹介サイト
http://blogs.sun.com/jimgris/entry/jaris_opensolaris_at_the_tokyo
◆サンマイクロシステムズ神宮支社でのホット・トッピックセミナー
http://blogs.sun.com/jimgris/entry/jaris_at_opensolaris_hot_topics
■Jaris仕様の特徴
・独自で考えられたカーネルを組み込み、OpenSolarisより安定し速度も速い
・最新のドライバを組み込み多くのハードに対応
・Linuxに搭載されているソフトは全て網羅。その他、元有償ソフトを無償にて収録
・独自のソフトウェア仮想化技術を搭載しているので直接Windowsソフトウェアをインストールすることができます。インストール操作の手間もWindowsと同等
・OSエミュレータとしては、VirtualBoxを標準搭載(個人利用は無償)。WindowsやLinuxをJaris上に立ち上げでOSそのものを使用できるようになります。また、上記ソフトウェア仮想化技術と組み合わせることによって殆どのWindowsソフトウェアをJaris上で使用できるようになります。
・Canon製プリンタドライバを使用して高品質な印字が可能(プリンタとパソコンを接続するだけで使用可)
・日本人のためのOS作り
・海外フリーソフトウェアの日本語化に取り組んでいる
■Jarisの仮想化技術がもたらすシステム投資・維持管理面のメリット
1.ゾーンという仮想化技術を使用することで、今まで分散していた多数のサーバを一台のJaris内の一つ のコンテナとしてそれぞれ収容していくことで1つにまとめることができます。
→大幅なコスト軽減と管理労力の軽減に威力を発揮します。
2.それぞれのコンテナはセキュリティ上Jarisとは区別され1つのコンテナが障害をおこしたとしてもJaris本体やその他のコンテナにはまったく影響がでません。
→セキュリティ保護とリスク管理がしっかり担保されています。
3.1つのコンピュータをコンテナにわけ役割を分担できる。ZFSを使用して、1つのコンテナで1つのディレクトリを使用するだけで一つのディスクを有効活用できます。
→効率良い開発環境を構築することもできます。
4.それぞれのコンテナをバックアップするのもリストアするのも1〜2秒で終了します。しかもスナップショット機能を利用して効率的なデータ保管ができます。
→バックアップの安全性とバックアップのデータ容量は数キロバイト程度で済みます。
5.多種多様なOSが必要とされている環境でもJaris上でWindowsのソフトを利用したりLinuxを使用したり柔軟に対応できます。OS切り替えのために再起動等の作業は不要になります。
→複数のOSを購入する必要もなくなるのでコストダウンにもつながります。
■今後の最新Jaris仕様の動向について
目下、5秒で起動しOSの終了も一瞬でできるJarisを作成中です。このバージョンが完成することで多種 多様な使用方法を考えられるようになり、更にコンピュータを使いやすく身近にすることにもつながると思っています。(2009年5月頃リリース予定)
■今後のJaris公開予定
・2008年
10月 Jaris b98ベーシックバージョン公開・フル機能バージョン作成完了
・2009年
3月 Jaris -1.0ベーシックバージョン公開
3月 Jaris-0.98フル機能バージョン期間限定公開
4月 Jaris-0.98フル機能バージョン評価測定期間
■追記事項
当プロジェクトが評価版を公開している期間中に承諾なしにJarisを調査し3月発行の雑誌に記事掲載されることになっているようです。
当方と致しましては、皆様マスコミ各位におかれましては、公平を期し、発表させて頂くことでお取扱いただく所存でしたが、結果的に残念に思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
■Project 概要
プロジェクト名 : Project Jaris
所在地 : 神奈川県横浜市
リーダー : 小太郎(kotaro@jaris.jp)
URL http://jaris.jp
連絡事務所 〒101-0021東京都千代田区外神田1−1−5昌平橋ビル
株式会社日本スクールシステム機構
TEL03−5207−6046 FAX03−5207−6047 e-mail jsokk@jso.co.jp 担当 宮里
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
〒162-0816東京都新宿区白銀町2−4白銀町ビル1F
アーバン・クリエイト株式会社
TEL03-3266-1471 FAX03-3266-1473 e-mailJDJ02000@nifty.ne.jp 担当 佐藤 賢
企業情報
企業名 | プロジェクトヤリス(Project Jaris ) |
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代表者名 | 山内康義 |
業種 | 教育 |