数字でアプリストアを徹底解剖　「au one Market」を分析しました

スマートフォンアプリのリサーチ、コンサルティングを展開するアプリデータバンク（App-DataBank）では、各種アプリストアを客観的なデータを使って分析し公表しております。

アプリストアの分析第１弾は、KDDIが運営するAndroid向けアプリストア「au one Market」

2010年6月にスタートしたau one Marketは、Android端末の販売数増加にともない、着実に提供アプリ数も増加し、現在では約7,800件のアプリを提供しています。（2011年10月19日現在）

au one Marketのアプリは、ほぼAndroidMarketでも同様に購入できますが、「auかんたん決済」を通じて携帯電話料金に合算させることができるので、AndroidMarketのアカウントを持たないユーザもアプリの購入ができる利便性があります。

NTT docomoが運営する「ドコモマーケット」もキャリア決済が可能な点では同様ですが、ドコモマーケットは現状約600タイトルのラインナップにとどまっており、au one Marketには及びません。
（※ドコモでは、11月中旬に開始予定の「dマーケット」で豊富なコンテンツを揃える模様）

ジャンル別では、アプリの中心となる「ゲーム」や「書籍」、映像や音楽などの「エンターテイメント」、きせかえ、壁紙などの「ツール」の割合が多く、この４ジャンルで全体の約85％を占めます。

有料アプリと無料アプリの比率は、有料60％に対して無料40％となっています。

有料アプリの課金形態をみると、ダウンロード課金が96％、月額課金が4％となっています。

また有料アプリの販売平均価格は、ダウンロード課金アプリが318円（税込）、月額課金アプリが350円（税込/月額）でした。

有料アプリの販売価格帯では、100円台が最も多く（41％）、最安値は100円（税込）、最高値は10,000円（税込）でした。

au one Marketへのアプリ提供者数（会社、個人、団体）は1,178社（人）で、その中でもNECビッグローブ株式会社は全アプリの約14％となる1,000タイトル以上のアプリを積極的に提供しています。

調査内容の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.app-databank.com/topics/


※調査基準について
2011/10/19現在の内容です。



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