下北沢と広域気仙エリア（大船渡市、気仙沼市、陸前高田市、住田町）の地域間コラボによる六次産業化をサポートする地域活性イベント開催のお知らせ

概要
2013年11月2日（土）、3日（日）、4日（月）の3日間、下北沢北口にあるしもきた商店街（世田谷区、以後当商店街）は、世田谷区、大船渡市、気仙沼市、陸前高田市他の後援を得て、"気仙フェア in 下北沢大学2013秋"を開催し、三陸の海産物や農産物他、ご当地商品の販売ブースを路上に設置し、販売ならびにブランド向上を目的として六次産業化を始めとする事業基盤の確立・拡大に向けたサポートを行ないます。

報道関係の皆様には、従来の復興支援ではない、事業の自立を通じた経済の活性化による被災地を盛り上げる新しい取組みとして、ぜひご取材をご検討いただけますと幸甚です。


■イベント詳細
しもきた商店街振興組合（所在地：東京都世田谷区　理事長：柏　雅康）で、本年度東京都商店街グランプリにてグランプリを獲得したイベント、下北沢大学開催期間中の11月2日（土）、3日（日）、4日（月）に"気仙フェア in 下北沢大学2013秋" を開催します。
　期間中は下北沢北口駅前の路上にブース（21事業者52種の商品を販売）を設置し、三陸の大船渡市、陸前高田市、気仙沼市の塩蔵わかめの試食販売や農産物を始め、各地域のご当地物産販売を行ない、首都圏の一般消費者に対する販売網拡大、ブランド認知を当商店街がサポートするものです。

　名　称：気仙フェア in 下北沢大学2013秋（http://www.shimokita-info.com/）
　日　時：2013年11月2日（土）、3日（日）、4日（月）　12:00-19:00
　会　場：下北沢駅北口駅前路上
　主　催：しもきた商店街振興組合
　後　援：世田谷区、世田谷区産業振興公社、大船渡市、気仙沼市、住田町、陸前高田市


■ イベント背景と意義
　当商店街では2011年より募金箱の店頭設置やイベントを通じた募金活動により陸前高田市に対するサポートを継続的に行なってまいりました。東日本大震災の風化が進む今日において、継続的な地域活性化のためには、復興支援だから商品を購入頂くのではなく、本当に良いものだから購入頂くことが必要と考えます。
　陸前高田市をはじめ、隣接する3市1町（大船渡市、気仙沼市、住田町）は、世界三大漁場と賞される三陸沖の海産物の恩恵を受け、また農産物にも恵まれた商品が数多く存在しますが、認知の弱さゆえに優れたご当地商品が知られずにいます。そこで商品販売、ブランド向上を日本の情報発信地である下北沢にある当商店街が認知ならびに販売の機会創出を継続的にサポートするものです。
　本イベントは、沿岸地域にとっては復興支援ではなく、事業基盤の確立を実現するものであり、また下北沢にとっても、良いモノを広め、お客さまに喜んで頂き、下北沢にお越し頂けるという、まちの活性化を実現する双方にとってwin-winを築く新たな形の活動であると考えております。

◉ 下北沢における広域気仙エリアに対するこれまでの継続した取組み　※当商店街主催以外も含む
2011年10月： 陸前高田市長部小学校へ募金を書籍としてお届け。
2012年10月： 下北沢×大船渡 秋刀魚フェア2012 from陸前高田
2013年02月： しもきた天狗陸前高田フェア with 下北沢大学
2013年07月： ミニ陸前高田フェア in 東京・下北沢


■ 今後の展開
◉物産ブースの継続出展
12月14,15日には三陸沖の広田でとれた牡蠣を使った三陸広田牡蠣フェアを開催。駅前路上ブースにて蒸し牡蠣などを提供する牡蠣ブースの出展や、異なるジャンルの飲食店とのコラボによる期間限定牡蠣料理の提供などを行ない、広田牡蠣のブランド認知と販売経路拡大をサポート。（六次産業化）
　2014年2月には2日間でやく2000人の試食を行ない、大好評に終えたわかめしゃぶしゃぶを行なうなど、気仙エリアの季節にあった食材を使ったイベント（物産フェアも同時開催）を実施します。

◉防災研修、自然体験、歴史、食など観光事業確立へのアドバイスと宣伝サポート
気仙エリア（特に陸前高田市）で企画している自然の強みを活かした自然体験（漁業や農業体験）をはじめ（グリーンツーリズム）、東日本大震災を経験したエリアだからこそ、命の尊さ、東日本大震災の教訓を後世に伝えるの防災研修などを観光コンテンツとした観光事業の認知告知ならびにサービス実現を当商店街がサポート。（具体的にはイベントなどによる観光ブースの受入れとサービス実現に向けたトライアル段階における体験を通じたアドバイスを実施予定）

◉デザイン専門学校とのコラボによる商品パッケージのデザイン製作
当商店街とこれまでにアート・デザイン面でコラボを行なっているデザイン系専門学校において、授業の一貫として広域気仙エリアの商品パッケージのデザインを依頼。気仙エリアの事業者に対して、実際の採用をにらんだ商品パッケージの製作を依頼。（2014年11月発表予定）


■ 下北沢大学とは（http://shimokita-univ.com/）
下北沢大学は当商店街が2006年から主催するアートやデザイン、モノづくりを通じてまちを活性化させる取組みの名称です。
　現在、春と秋の年2回（小規模は隔月開催）商店街の路上や施設を大学に見立てて、アーティストによるモノづくりのワークショップや作品販売ブース、起業支援セミナー、映像や音楽などの催し、東日本大震災復興支援活動、ハロウィンをはじめとするイベントを開催し、地域住民ならびに来街者、そして店舗を巻き込み、まちが活性化する取組みを行なっております。
昨年はまちの活性化への貢献が評価され、第８回東京都商店街グランプリを受賞し、約2700ある東京都の商店街の頂点にたつことができました。