ネットファイア、ゼロコストから利用可能な仮想アプライアンスWAF製品「netfire vWAF」を正式リリース

情報セキュリティ関連サービスを展開している株式会社ネットファイア（東京都渋谷区、代表取締役 渡部克治）は、本日、予てよりベータ版で提供していた新版のウェブアプリケーションファイアウォール仮想アプライアンス「netfire vWAF」を正式版としてリリースしました。

netfire vWAFは、サポートサイト（http://support.netfire.jp/）よりISOイメージをダウンロードしてすぐに利用が開始でき、従来のハードウェア型アプライアンスよりも容易に短期間・低コストでWAFの導入、運用が可能です。VMware ESX、Citrix XenServer、Oracle VM VirtualBox、Linux KVM等ほとんどの仮想環境に対応しており、アプリケーションサーバの前段に配置することでSaaS型WAFで発生するネットワーク遅延などの心配が不要になり、安定したサービスを提供できます。
また、パブリッククラウドのAmazon EC2でも仮想イメージを現在提供中で、EC2を利用中のユーザはデータ転送による課金コストを抑えつつ、WAFによる安全なサイトを構築することができます。（Microsoft Azure、Google Compute Engine、など他のクラウドにも近日対応予定です）
サブスクリプションモデルにより、追加機能や追加シグネチャ、製品サポートが提供されます。サブスクリプション単位はノード数で1ノード50万円（税別）から。

■製品概要
製品サポートサイト：https://support.netfire.jp/
本件プレスリリース：http://www.netfire.jp/press-2014-05-26.html

主な機能一覧
・WAF (Web Application Firewall) 機能
・ロードバランサー機能
・SSLオフロード機能
・SNI (Server Name Indication) 対応
・PKI (Public Key Infrastructure) 機能
・プロキシ構成・インライン構成対応
・GSLB (Global Server Load Balance) 機能
・AWS、GAEなどのクラウドに対応
・HA (High Availability) 構成対応
・SSH, SNMP, NTP機能
・チーミング・リンクアグリゲーション機能
・トラフィックシェーピング機能
・マルチハイパーバイザ対応
・インテリジェントCLI
・統合管理GUI (＊)
・RESTful API対応 (＊)
・分散ログ集約機能 (＊)
・ログ分析ダッシュボード機能 (＊)
(＊)の機能は、サブスクリプションが必要です。

防御可能な主な脆弱性一覧（2014年5月26日現在）
・クロスサイトスクリプティング（XSS）
・SQLインジェクション
・クロスサイトリクエストフォージェリ（CSRF）
・ディレクトリトラバーサル
・コマンドインジェクション
・バッファオーバーフロー
・強制ブラウジング
・ディレクトリリスティング
・エラー画面の表示抑制
・HTTPリクエスト分割攻撃
・Slow DoS攻撃（L7 DoS攻撃）
・BEAST攻撃, CRIME攻撃, HeartBleed攻撃などのSSLへの攻撃
・パスワードリスト攻撃（リスト型アカウントハッキング）
・匿名ネットワークTorからの通信遮断

■会社概要
　　会社名：株式会社ネットファイア
　　ＵＲＬ：http://www.netfire.jp/
　　代表者：代表取締役　渡部克治
　　所在地：〒150-0044　東京都渋谷区円山町6-7 1F
　　設　立：2006年10月2日
　事業内容：情報セキュリティ関連サービス