シンコム・システムズ・ジャパン、ECM分野でイージフと協業

シンコム・システムズ・ジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役　ゼラルド・エル・ショーン　以下シンコム・システムズ・ジャパン）は欧米を中心に数多くの導入実績のある企業向けコンテンツ管理（以下ECM）システムであるCincom ECMを日本国内でも2012年6月から発売開始しているが、今回、日本市場でのECM分野での豊富なコンサルティング実績のある株式会社イージフ（本社：港区　代表取締役社長：藤井健一郎、以下イージフ）とのECM導入コンサルティング分野での業務提携契約を締結したことを本日、発表した。

今回の発表に先駆けて、Cincom ECMの開発センターのあるシンコム・システムズ・フランス、リヨン事業所にてイージフのテクノロジーコンサルタントが、Cincom ECMにCMISコネクターの機能を実装し、製品面での2社の協業を既に実現している。このCMISコネクターはイージフが既に開発していたオープンソースECM製品であるNemakiWareをフォーク（分岐・独立して開発）したものである。CMISはECMに関するベンダー独立な標準APIを定めた規格であり、このCMISコネクターを利用することで、Cincom ECMをより多くのソフトウェアとノンカスタマイズで連携させることができる。

尚、Cincom ECMにCMISコネクターはオープンソースとして、下記のGitHubのサイト内にその情報が登録されている。

https://github.com/cincom-ecm-cmis-connector/NemakiWare

【Cincom ECM製品概要】
シンコム・システムズグループのフランスで開発されたECM製品。欧米では従来から販売していた文書管理システム（DMS）を含めて、既に８００社以上での採用実績が有り、特に近年は、長期に渡り、セキュアにECMを実現したい企業、団体に採用されている。　使用、導入、展開が容易なCincom ECMは、オープンソースとエディターエキスパート（GUI）という2つの良い特徴を合わせ持っています。Cincom ECMは、増加する企業コラボレーションに対応し、企業の意思決定プロセスの適合性と俊敏性の要件を満し、その使用用途は多岐に渡り、ビジネスドキュメントの参照・閲覧、配布管理、ライフサイクル管理、ワークフロー管理など、様々な顧客要求に対応可能な次世代型の文書管理ソリューションです。

製品情報URL ： http://www.cincom.co.jp/ecm/

【株式会社イージフ　会社概要】
イージフは、コストメリットの大きくまた高品質なオープンソースソフトウェアの普及を通じて、IT分野で企業の競争力強化を支援しています。全世界で導入実績のある高品質な商用オープンソースソフトウェアを対象に、コンサルティング、導入支援、トレーニングなど様々なサービスを提供しています。また、ECM分野ではNemakiWare、CmisSyncなどCMIS規格に基づいた自社製品を開発しており、CMISに関して国内有数の知見を有しています。

設立⇥2006年2月
URL⇥http://www.aegif.jp/

【シンコム・システムズ・ジャパン株式会社　会社概要】
シンコム・システムズ・ジャパンは米国オハイオ州、シンシナティに本社を構えるCincom Systems, Inc.の日本法人として1976年に設立されました。メインフレーム向けソフトウェアやオブジェクト指向系開発ツールをはじめ、ヘルスケア向けソリューションなどCincom ECM以外にも幅広い製品・サービスを提供しています。

設　立 ： 1976年8月
URL ： http://www.cincom.co.jp/

※本リリースに記載されている会社名、サービス名、製品名等は各社の商標または登録商標です。