ベトナムとインドネシアでの案件数が好調。タイは３位に

　コンサルティングと調査の（株）プログレス アンド パートナーズ（本社東京）は、弊社商品である東南アジア地域の日系企業の動向情報を提供するプラットフォームサービス『経済ReleaseWatch＠東南アジア版』（東南アジア地域の統括部署や営業部署向け会員サービス、http://progressap.sakura.ne.jp/rwatch/）を運営するにあたり、収集した日次データーの集計をもとに2014年11月の日系企業のASEAN諸国への設立・進出・提携活動集計報告のサマリーをリリースしました※１。

調査項目
　2014年12月（2014/12/01～2104/12/26間の集計）でのASEAN各国への日系企業動向（ASEAN企業動向として収集した事案390件）より、「法人の設立（※２」、「現地への進出（※３」、「現地企業との提携（※４」に関する案件を独自集計しました。

該当国
　東南アジア９ヶ国（ブルネイは除く）。

集計結果
　先月12月度の１ヶ月間を対象とした、弊社の独自調査による集計の結果、日系企業の「法人設立」「進出」「提携」と判断できる活動の合計がASEAN９ヶ国合計で136件と、今年度上期の月平均件数121.8件（2014年４月～９月の平均値）を上回り、件数としては今年度では７月・９月に続き３番目に件数の多い月となりました。
　国別では、ベトナムが37件でトップでしたた。（以下、インドネシア26件、タイ24件、シンガポール19件、ミャンマー10件、マレーシア９件、フィリピン５件、カンボジア４件、ラオス２件と続く）。
　全体的には、10月と同様にベトナムとインドネシアでの案件数が好調で、タイが３位となったのが特徴として挙げられます。


※１ 弊社の提供商品「経済ReleaseWatch」を月次で集計・再構成した内容。当該事案発生日ではなく、情報を入手した日をもとに掲載。
※２ 「設立」対象国に対し、新規に法人・駐在員事務所等を開設した件数。
※３ 「進出」『設立』以外で、対象国に対し販売・開発・製造等の新たな活動をおこなった件数。
※４ 「提携」現地企業と業務提携等をおこなった件数。

当レポートは弊社Webサイト
https://progressap.sakura.ne.jp/rwatch/pdf/papRnewJ201412.pdf
に掲載しています。