【 RAIDレベルの変更は要注意!初期化されたRAID/サーバ機のデータ復旧とは 】

RAIDレベル変更の操作によって、データを初期化してしまうことは少なくありません。運用中のRAID/サーバ機を初期化するなど、本来であればあってはならないことですが、ヒューマンエラーとして起こりうる事例です。日本データテクノロジーでは誤操作によって初期化された機器からデータの復旧に成功しています。

国内8年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

■1.⇥RAID/サーバ機の初期化によるデータトラブルとは

 RAIDレベル変更によってRAID/サーバ機が初期化されてしまったというお問い合せは官公庁・上場企業様を中心に少なくありません。
 データの重要性が高い程、RAIDの技術は不意のデータトラブルへの備えとして普及されていますが、いざトラブルが発生したとしても知識がなければデータを復旧することはできません。当社では誤操作によってRAID情報が初期化されてしまい、トラブルが悪化した機器からデータの復旧に成功しております。

■2.⇥RAIDレベルの変更によって発生する初期化とそのデータ復旧方法とは
 
 RAID/サーバ機の機種の中には、機器本体にあるスイッチやレバーからRAID構成を変更することが出来るものがありますが、これはRAID情報を初期化して新たなRAID構成を再構築している為、元の情報に関してはフォーマットされた状態です。切り替え操作の時点でRAID情報変更のシグナルが走る為、一度操作を行ってしまうと元の状態に戻すことは専門家でなければ不可能です。

 スイッチやレバーによって実行できる機種だけでなくても、システムの切り替えやメンテナンス時にRAID/サーバ機の情報を初期化してしまう例は少なくないようです。
 RAID情報が初期化された場合、その後再構築されたRAID情報には元のデータは一切残っていないため、サービス領域に保存されたデータから分析を行っていきます。RAID情報の初期化によってパーティションが書き換わる為、ストライプの切れ目から逆算して分析を行います。大容量のデータを保存できるRAID構成では、これまでの経験も踏まえてある程度の見当をつけ、いくつかの箇所を解析してデータ復旧作業を行いますが、保存されたデータが少量の場合は情報を判断する箇所が少ない為、復旧の難易度は上がります。RAID構成だけでなく単体のHDDであっても保存データが少ないものは時間を要することが多く、技術員の経験が重要と言えます。
 
 先日当社にお持ち込みのあった機器は、RAID/サーバ機のシステム運用中に誤って本体のレバーを切り替えたことでRAID情報が初期化された状態でした。ファイルシステム情報が全て無いだけでなく、保存されたデータは2GBと少ないものでした。この機器は、導入されてから僅か3週間しか立っていない機器であったことから、保存データも少なく、本体レバーを使用することで起きる事態を把握できていなかったようです。ユーザーとしては重要ではあるが僅か2GBのデータなので復旧はすぐに終わるだろうと言う認識でいらっしゃいました。しかし、データ復旧の観点から見ると非常に難易度が高い事をご理解頂きつつ、ファイルシステム情報の解析に成功し、お預かりした翌日にはデータの納品を致しました。

 記録媒体を初期化した際は、工場出荷時のお状態に戻るとされていますが、実際はファイルシステム情報が書き込まれる位置はメーカーや機種、モデル毎に異なる僅かなズレが生じています。このズレが生じることで使用されない領域が発生し、ファイルシステム情報が元のデータへ上書きされる可能性がありますが、RAID/サーバ機では、ファイルシステム情報だけがフォーマットされ、その他のパーティション情報は残ることがあります。この場合、上書きされていたとしても元のパーティション情報を分析しデータ復旧を行うことが出来ます。しかし、バックアップを取らずにRAID構成の変更を行った場合は、情報の上書きが進む前にシャットダウンをして専門家までお問い合わせください。

 RAID/サーバ機は今や欠かすことの出来ない技術ですが、現代では構成や取り扱う機器の知識がないまま簡易的に運用が出来るよう開発が進んでいます。しかし、データトラブルが発生した際、知識のないまま何らかの操作を行うことで取り返しの付かない事態を招きます。RAID情報の切り替えが必要なのであれば、バックアップを確実に取ってから実行するようにしてください。

 スイッチやレバーの切り替えによる単純な操作であっても、データトラブルは身近なヒューマンエラーとして発生します。日本データテクノロジーでは誤った操作によって初期化されたRAID/サーバ機であっても、数多くのデータを復旧した実績のある専門のエンジニアが対応致しますのでご安心ください。

 また、日本データテクノロジーのTOPエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しておりますので、こちらもご活用ください。
 
 【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】

  http://earth0614.seesaa.net/

 【RAID復旧事例ブログ】

  http://ameblo.jp/mercury0614/

日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において8年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。

■3.⇥日本データテクノロジー(サービスサイト)

  http://www.ino-inc.com

  http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■4.⇥【日本データテクノロジーについて】

OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年~2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■5.⇥お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。

 http://ino-inc.com/voice/voice.html
 ※1 第三者機関調べ
 ※2 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2014年1月現在 当社調べ

企業情報

企業名 デジタルデータソリューション株式会社
代表者名 熊谷 聖司
業種 その他サービス

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