星空をアソビ尽くせ。フリースタイル天望ツール”AP“ 第二弾 “AP”シリーズモジュール・ユニット12種類、今春発売

株式会社ビクセンは、さまざまなスタイルで星空を楽しむ「フリースタイル天望ツール”AP”」の第二弾として、モジュール・ユニット12種類とそれに伴うセット品を発売いたします。

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株式会社ビクセンは、さまざまなスタイルで星空を楽しむ「フリースタイル天望ツール”AP”」の第二弾として、モジュール・ユニット12種類とそれに伴うセット品を発売いたします。既に発表されているモジュール・ユニットと今回発表されたモジュール・ユニットを組み合わせて使用することで、新たに経緯台やポータブル赤道儀などのシステムを組み立てることが可能となりました。

“AP”シリーズの特徴は、モジュール・ユニット化を最大限に推し進めた点です。ユーザーは、システムを構成する各モジュール・ユニットを様々に組み替えることで、自身のスタイルに合わせて”AP”を変化させることができます。
たとえば、ベーシックな手動式赤道儀「APマウント」の「手動モジュール」を「赤経モーターモジュールSBOセット」に置き換えることで、自動追尾赤道儀「AP-SMマウント」に変化します。また、「AP-SMマウント」の赤緯体を外し、「PG筒受セット」、「極軸望遠鏡PF-L」、「APクランプ」を装着することで、機動性と安定性を併せ持ったカメラ用赤道儀「APフォトガイダー」に変化させることもできます。さらに小型化したい場合は「赤経モーターモジュールSBOセット」と「APポータブルセット」の組み合わせで、広角~中望遠レンズでの撮影に特化した「AP星空雲台」とすることも可能です。そのほかセッティングに時間をかけることなく手軽に星を楽しみたいという場合は、「APマウント」の「AP極軸体ユニット」と「APウエイト軸」を、それぞれ「AP三脚ベース」と「AZカウンターウエイト」に置き換えることで、経緯台仕様の「APZマウント」として使用することが可能です。
”AP”システムは、今後もますます発展していきます。ユーザーが組み合わせを工夫することで、自分だけの”AP”をつくりだす楽しみを提供します。

モジュール/ユニット紹介

●AP赤緯体ユニット
AP赤道儀の赤緯体、AP経緯台の高度軸を支える骨格となるパーツ。「手動モジュール」、「赤緯モーターモジュール」、「APウエイト軸」「AZカウンターウエイト」を取付けできます。電池ボックスを内蔵しており、「赤経モーターモジュール」と接続した際の電源としても機能します。

●APウエイト軸(飾り環付)
12月に発売済みの「APマウント」、及び「AP-SMマウント」に付属しているウエイト軸。赤緯体にねじ込んだ上で「バランスウエイトWT」を装着し、鏡筒とのバランスを合わせるために使用します。「APZマウント」でも使用できます。

●AP極軸ホルダー
“AP”をポータブル赤道儀としてカメラ三脚に搭載するために必要なパーツ。システム全体をコンパクトにしたいときに有効です。「ポーラメーター」、「極軸望遠鏡PF-L」取付け可能。

●プレートホルダーベース
「手動モジュール」(または「赤経モーターモジュール」)と「AP筒受ユニット」もしくは「AP極軸ホルダー」、「タイムラプスアダプター」を接続するためのアダプター。

●APクランプ筒受ユニットH
「スライド雲台プレート」や「アタッチメントプレート」を取付ける筒受。フリーストップにより、鏡筒などを手で持って直感的に動かすことが可能です。より確実な固定が可能になる「APクランプ」が付属しており、ユーザーが好みにより取付ける仕様になっています。「APクランプ筒受ユニット」とは互換性があり、極軸望遠鏡を使用するときのために、穴が開いているものが「APクランプ筒受ユニットH」となっています。なお「APフォトガイダー」には使用できません。

●スライド雲台プレート
「APクランプ筒受ユニット」などビクセン規格(幅44mm)プレートホルダー(筒受)に装着、カメラ(雲台)などを取り付けられるスライドバー。主に「APフォトガイダー」や「AP星空雲台」で使用します。プレートをスライドさせて極軸周りのバランスをとることができます。極軸望遠鏡の視野を確保するための長穴が開いています。

●モジュールベース
「スライド雲台プレート」に「手動モジュール」などを取付けるためのアダプターです。

●AP筒受ユニット
12月に発売済みの「APフォトガイダー」に組み込まれているプレートホルダー。「スライド雲台プレート」を取付ける際に用います。「APフォトガイダー」として使用される場合は、「APクランプ筒受ユニットH」ではなくこちらを使用します。

●APフォトガイダー用ウエイト軸
「APフォトガイダー」では極軸の先端に「スライド雲台プレート」を取付け、「スライド雲台プレート」の一端にカメラ(雲台)を搭載して撮影を行います。この際、カメラとは反対側に「APフォトガイダー用ウエイト軸」と「バランスウエイトWT」を取付け、カメラとのバランスを取ることで、より安定した天体追尾が可能となります。重量のあるカメラの場合に特に有効です。

●APZマウント
“AP”の経緯台仕様。「APマウント」の「AP極軸体ユニット」の代わりに「AP三脚ベース」(後述)をセットにし、「AZカウンターウエイト」(後述)としてウエイト軸をコンパクトにしたもので、天体望遠鏡の鏡筒を縦横に動かす経緯台として使用できます。両軸とも扱いやすいフリーストップ式(注1)で、微動ハンドルを装備しています。8kgまでの鏡筒を搭載して観測が可能です。
注1フリーストップ式:鏡筒を手で持って自由に動かすことができ、手を離せばその位置で静かに止まる形式。

●AP三脚ベース
“AP”シリーズを経緯台として使用する際に、「APP-TL130三脚」と接続するためのパーツ。
※「APZマウント」には付属。

●AZカウンターウエイト
「APZマウント」に使用するカウンターウエイト。ウエイト軸の飛び出しをなくし、コンパクトでスタイリッシュなデザインを実現しています。経緯台の動作を安定させ、転倒防止になる効果があります。
※「APZマウント」には付属。

セット品の紹介

●APポータブルセット
「スライド雲台プレート」、「APクランプ筒受ユニットH」、「プレートホルダーベース」、「AP極軸ホルダー」のセット品。2014年12月に発売済みの「赤経モーターモジュールSBOセット」と併用することで、「AP星空雲台」として使用できます。

●APZ-A80Mf
「APZマウント」とA80Mf(口径80mmの屈折式鏡筒)のセット品。

●APZ-R130Sf
「APZマウント」とR130Sf(口径130mmの反射式鏡筒)のセット品。

新製品モジュール/ユニット 組み合わせ例

※今回発表の新製品と、発売済みのモジュール・ユニットを組み合わせることで、多様なシステムを組み立てることができます。下記でご紹介するのはあくまで組み合わせの一例です。

<じっくり天体観望したい方・鏡筒を搭載して撮影をしたい方に/赤道儀として>
経緯台に比べて天体の追尾が容易な赤道儀は、長時間の観望や大勢での観望に最適です。特に長時間露光の多い天体写真撮影では必須といえます。モジュール・ユニットをあらかじめ組み合わせた、両軸手動の「APマウント」や一軸モーター仕様の「AP-SMマウント」もご用意しています。

<カメラレンズで撮影したい方に/星空雲台・フォトガイダーとして>
コンパクトで携帯に便利。重量のあるカメラやレンズの使用にも耐え、幅広いシチュエーションで星空撮影のよきパートナーとなります。モジュール・ユニットをあらかじめ組み合わせた、写真撮影用の「APフォトガイダー」もご用意しています。

<気軽に星空を楽しみたい方に/経緯台として>
経緯台はセッティングが容易で操作が簡単になるメリットがあり、気軽な星空観察に適しています。家のベランダや玄関先から、あるいはアウトドアの夜に、温かいドリンクとともに星をたしなむ。気負わずに楽しめる宙とのひとときを提供します。モジュール・ユニットをあらかじめ組み合わせた、「APZマウント」もご用意しています。

<製品の仕様>
◆AP赤緯体ユニット
 15,000(税別)
 サイズ:124.5×81×78mm(除・突起部)
 重さ:490g(電池別)

◆APウエイト軸(飾り環付)
 5,000(税別)
 サイズ:φ78×328mm ウエイト軸有効長269mm
 重さ:820g

◆AP極軸ホルダー
 9,000(税別)
 サイズ:114.5×78×77mm
 重さ:230g

◆プレートホルダーベース
 3,500(税別)
 サイズ:φ78×21mm
 重さ:90g

◆APクランプ筒受ユニットH
 11,000(税別)
 サイズ:φ78×56mm(除・突起部)
 重さ:345g
 ※APクランプ付

◆スライド雲台プレート
 8,000(税別)
 サイズ:182×44×20mm(除・突起部)
 重さ:200g

◆モジュールベース
 5,000(税別)
 サイズ:φ78×12mm
 重さ:142g

◆AP筒受ユニット
 3,500(税別)
 サイズ:φ78×31mm(除・突起部)
 重さ:200g

◆APフォトガイダー用ウエイト軸
 4,200(税別)
 サイズ:φ23×135mm(除・突起部)
 ウエイト軸有効長130mm
 重さ:330g

◆APポータブルセット
 30,000(税別)
 ・スライド雲台プレート
  サイズ:182×44×20mm(除・突起部)
  重さ:200g
 ・APクランプ筒受ユニットH
  サイズ:φ78×56mm(除・突起部)
  重さ:345g
  ※APクランプ付
 ・プレートホルダーベース
  サイズ:φ78×21mm
  重さ:90g
 ・AP極軸ホルダー
  サイズ:114.5×78×77mm
  重さ:230g

◆APZマウント
  ¥65,000(税別)
 サイズ:178×258×104mm(除・突起部)
 重さ:3.8kg(AZカウンターウエイトを含む)
 付属品:カラー星空ガイドブック、星座早見盤
 オプション(別売):赤経モーターモジュールSBOセット、赤緯モーターモジュール、APP-TL130三脚、スライド雲台プレート

◆AP三脚ベース
 ¥10,000(税別)
 サイズ:φ104×58mm(除・突起部)
 重さ:560g

◆AZカウンターウエイト
 ¥4,000(税別)
 サイズ:φ78×60mm(除・突起部)
 重さ:1.65kg

◆APZ-A80Mf 
 108,000(税別)
 サイズ:(鏡筒部)長さ860mm、外径90mm
     (三脚)長さ570⇔1296mm、高さ(地上高)526⇔1159mm、縮長598.4mm
          設置半径350⇔710mm
 重さ:10.1kg
 付属品:カラー星空ガイドブック、星座早見盤

◆APZ-R130Sf
 113,000(税別)
 サイズ:(鏡筒部)長さ575mm、外径160mm
     (三脚)長さ570⇔1296mm、高さ(地上高)526⇔1159mm、縮長598.4mm
          設置半径350⇔710mm
 重さ:12.1kg
 付属品:カラー星空ガイドブック、星座早見盤

<発売日一覧>
発売日⇥製品名⇥    本体価格(税別)
3月26日
    AP赤緯体ユニット・・・・・・・15,000
    APウエイト軸(飾り環付)・・・・ 5,000
    プレートホルダーベース・・・・ 3,500
    スライド雲台プレート・・・・・ 8,000
    AP筒受ユニット・・・・・・・・ 3,500
    APクランプ筒受ユニットH・・・ 11,000
    AP極軸ホルダー・・・・・・・・ 9,000
    APポータブルセット・・・・・・30,000

今春発売
    AP三脚ベース・・・・・・・・・10,000
    APZマウント・・・・・・・・・ 65,000
    APZ-A80Mf・・・・・・・・・ 108,000
    APZ-R130Sf・・・・・・・・・113,000
    APフォトガイダー用ウエイト軸・・4,200
    AZカウンターウェイト・・・・・・4,000
    モジュールベース・・・・・・・・ 5,000


<WEBサイト>
“AP”シリーズ製品トップページ
http://vixen.co.jp/product/at/ap/index_top.htm
ビクセンWEBページ
http://www.vixen.co.jp 

<株式会社ビクセン 会社概要>
代表取締役 新妻和重
創業1949年  本社 埼玉県所沢市
天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー

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企業情報

企業名 株式会社ビクセン
代表者名 新妻和重
業種 精密機器

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