【オフショア開発会社100社に聞きました!】ホンネ調査第4弾「オフショア開発の人月単価を国別で調査」
株式会社Resorzが運営する、オフショア開発に特化したポータルサイト「オフショア開発. com」にて、海外のオフショア開発会社100社に各国の「オフショア開発の人月単価」についての調査を行いましたので、本日その結果を発表いたします。
2015 年4月27 日
報道関係各位 株式会社Resorz
株式会社Resorz(本社:東京都目黒区)が運営する、オフショア開発に特化したポータルサイト「オフショア開発.com」(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/)にて、海外のオフショア開発会社100社に各国の「オフショア開発の人月単価」についての調査を行いましたので、本日その結果を発表いたします。
■調査の背景
オフショア開発を検討している企業の中で発注前に知っておきたいポイントの一つに各国の「人月単価」があります。それはオフショア開発の一番のメリットに「開発コストの削減」があるためです。
では、実際、各国のプログラマーの「人月単価」はいくら位なのでしょうか?オフショア開発企業100社にアンケート調査を行い、各国の人月単価をまとめました。下記のURLリンクよりPDFでダウンロードが可能です。
⇒http://www.offshore-kaihatsu.com/press/press_150427.pdf
以下調査結果のレポート内容になります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
■調査対象:オフショア開発会社100社(中国、ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、計6か国)
■回答方式:アンケートへの自由回答形式
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
ベトナムのオフショア開発の人月単価の平均は24.97万円となりました。価格帯として最も多かったのは、「20~25万円(37%)」で、次いで「25~30万円(25%)」となりました。これは日本の人月単価の約1/3のコストにあたります。また、ベトナムはホーチミン市とハノイ市とで多少の単価の差が出ており、ハノイ市のほうが若干安い傾向にあります。最近では第3の都市と言われるダナン市にも人気が集まりつつあり、他2都市に比べ、ダナン市はさらに単価が安い傾向にあります。もちろん案件内容や案件規模によって単価は左右されますので、一概には言えませんが、今後はベトナム国内でもどの都市に開発を委託するかで単価が変わってくることが考えられます。
【ベトナムグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/vietnam2.png
次に、中国の平均人月単価は平均単価が30.57万円となりました。内訳では「30~35万円(46%)」が一番多く、次いで「25~30万円(27%)」という結果となりました。中国は沿岸部(上海や北京、大連など)を中心に単価が高騰しています。円安元高も重なり一昔前ほどのコストメリットが出せなくなってきています。ただし、内陸部(西安や武漢など)は沿岸部に比べると単価を抑えることができますので、中国国内でも沿岸部から内陸部への委託先の移行が盛んになっています。
【中国グラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/china2.png
インドの平均人月単価は「28.09万」となり、「25~30万円(37%)」が一番多く、次いで「30~35万円(27%)」という結果となりました。こちらもベトナムに比べると単価は高い傾向にあり、案件内容や要求レベルによっては中国よりも高くなることもあります。ただし、エンジニアのスキルは高いとされているため、英語でのコミュニケーションで問題ないのであれば、費用対効果は高い場合があります。また最近では同じ英語でコミュニケーションをとることができ、ITスキルも高いということで、インドからバングラデシュへオフショア先を移行する企業も増えてきています。
【インドグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/india2.png
オフショア開発最後のフロンティアと呼ばれているミャンマーの平均人月単価は「22.85万円」となりました。「18~20万円(30%)」と「20~25万円(30%)」に集中する結果となりました。今回の調査対象である6ヶ国(ベトナム、中国、インド、ミャンマー、フィリピン、インドネシア)の中で一番単価が低い国がミャンマーです。また、ミャンマー人は日本語習得能力が優れており、勤勉な人格からも日本語を覚えるスピードは早い傾向にあります。ただ現地のITインフラがまだまだ整備されておらず、通信速度が早いエリアも限られているため、大型案件や納期にシビアな案件には向いておりません。
【ミャンマーグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/myammar2.png
フィリピンの平均人月単価は25.96万円です。「25~30万円(42%)」が一番多く、次いで「20~25万円(33%)」という結果となりました。ベトナムより若干単価が高いですが、英語が通じるということで最近人気となっている国の一つとなっています。英語ができると最新のIT情報にも精通できるため、ベトナムに比べるとITスキルは高い傾向にあります。また日本に限らず、欧米やインドからも案件を受託しているのも特徴の一つです。
【フィリピングラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/phillipine2.png
最後にインドネシアの平均人月単価は24.46万円でした。価格帯としてはベトナムと同様で「20~25万円(36%)」が一番多く、次いで「25~30万円(29%)」となりました。インドネシアはベトナムとあまり人月単価の差はないと考えて問題ありません。インドネシアは他のASEAN諸国と比べモバイル普及率が高いのが特徴で、モバイルアプリ開発に強い傾向があります。またインドネシアの2億5千万人というマーケットを見据え、現地向けのアプリやシステムを開発する際にインドネシアオフショア開発を活用する企業も増えています。
【インドネシアグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/indnesia2.png
■【人月単価を参考にオフショア開発の依頼先を選定するポイント】
各国の平均人月単価を見てきました。ただ人月単価は発注先のオフショア開発会社はもちろんのこと、案件内容や案件規模によっても大きく左右されます。そのため、上記の調査内容はあくまでも参考程度に捉えていただき、実際に案件を発注する際は各国の各オフショア開発会社にいろいろとご相談されることをお勧めします。
またオフショア開発の発注先を選定する際に「人月単価」だけで検討するのは危険です。コミュニケーション能力や、開発実績、ブリッジSEの有無、セキュリティ、担当者との相性などいろいろな指標を総合的に検討することが重要です。
次回は『どういった案件がオフショア開発で人気なの?』を予定しております。
各国のオフショア開発企業100社の本音が聞けるアンケートになっていますので、ぜひご注目ください。
【オフショア開発.comとは?】
本サービス「オフショア開発.com(http://www.offshore-kaihatsu.com/ )」は海外でシステム開発やスマホアプリ開発のアウトソースに関する全ての情報が集約されたオフショア開発専門ポータルサイトです。開発コスト削減や、業務の効率化、海外リソースの確保、開発スピード向上を目的に、優良なオフショア開発のプロフェッショナル企業のみを掲載し、日本企業の海外アウトソースの敷居を下げ、日本市場の活性化を目指します。現在、海外のオフショア開発企業150社以上と提携し、オフショア開発に関するあらゆるサービスを提供しております。
◆ オフショア開発最新ニュース配信
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/news/
◆ オフショア開発セミナー開催
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seminar/first_offshore.php
◆ オフショア開発特化型アレンジ視察ツアー開催
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/shisatu/
◆ ラボ型契約に特化したオフショア開発企業の無料紹介
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/labo/
◆外国人エンジニアの紹介・派遣企業の無料紹介
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/foreign/
◆オフショア開発拠点の設立サポート
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seturitu/
<オフショア開発 対応可能案件例>
ソフトウェア開発/Webシステム開発/スマホアプリ開発/HPスマホ最適化/Facebookアプリ開発/業務系・基幹系システム開発/ソーシャルアプリ開発/ソーシャルゲーム開発/ホームページ作成/組込み系開発/グローバル人材派遣・紹介/CMS構築・移行/POS系システム/イラスト制作/電子書籍作成/継続案件発注(ラボ型開発)など
<オフショア開発先エリア例>
中国/ベトナム/インドネシア/フィリピン/ミャンマー/タイ/マレーシア/インド/クロアチア/バングラデシュ/モンゴル/韓国など
報道関係各位 株式会社Resorz
株式会社Resorz(本社:東京都目黒区)が運営する、オフショア開発に特化したポータルサイト「オフショア開発.com」(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/)にて、海外のオフショア開発会社100社に各国の「オフショア開発の人月単価」についての調査を行いましたので、本日その結果を発表いたします。
■調査の背景
オフショア開発を検討している企業の中で発注前に知っておきたいポイントの一つに各国の「人月単価」があります。それはオフショア開発の一番のメリットに「開発コストの削減」があるためです。
では、実際、各国のプログラマーの「人月単価」はいくら位なのでしょうか?オフショア開発企業100社にアンケート調査を行い、各国の人月単価をまとめました。下記のURLリンクよりPDFでダウンロードが可能です。
⇒http://www.offshore-kaihatsu.com/press/press_150427.pdf
以下調査結果のレポート内容になります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
■調査対象:オフショア開発会社100社(中国、ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、計6か国)
■回答方式:アンケートへの自由回答形式
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
ベトナムのオフショア開発の人月単価の平均は24.97万円となりました。価格帯として最も多かったのは、「20~25万円(37%)」で、次いで「25~30万円(25%)」となりました。これは日本の人月単価の約1/3のコストにあたります。また、ベトナムはホーチミン市とハノイ市とで多少の単価の差が出ており、ハノイ市のほうが若干安い傾向にあります。最近では第3の都市と言われるダナン市にも人気が集まりつつあり、他2都市に比べ、ダナン市はさらに単価が安い傾向にあります。もちろん案件内容や案件規模によって単価は左右されますので、一概には言えませんが、今後はベトナム国内でもどの都市に開発を委託するかで単価が変わってくることが考えられます。
【ベトナムグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/vietnam2.png
次に、中国の平均人月単価は平均単価が30.57万円となりました。内訳では「30~35万円(46%)」が一番多く、次いで「25~30万円(27%)」という結果となりました。中国は沿岸部(上海や北京、大連など)を中心に単価が高騰しています。円安元高も重なり一昔前ほどのコストメリットが出せなくなってきています。ただし、内陸部(西安や武漢など)は沿岸部に比べると単価を抑えることができますので、中国国内でも沿岸部から内陸部への委託先の移行が盛んになっています。
【中国グラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/china2.png
インドの平均人月単価は「28.09万」となり、「25~30万円(37%)」が一番多く、次いで「30~35万円(27%)」という結果となりました。こちらもベトナムに比べると単価は高い傾向にあり、案件内容や要求レベルによっては中国よりも高くなることもあります。ただし、エンジニアのスキルは高いとされているため、英語でのコミュニケーションで問題ないのであれば、費用対効果は高い場合があります。また最近では同じ英語でコミュニケーションをとることができ、ITスキルも高いということで、インドからバングラデシュへオフショア先を移行する企業も増えてきています。
【インドグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/india2.png
オフショア開発最後のフロンティアと呼ばれているミャンマーの平均人月単価は「22.85万円」となりました。「18~20万円(30%)」と「20~25万円(30%)」に集中する結果となりました。今回の調査対象である6ヶ国(ベトナム、中国、インド、ミャンマー、フィリピン、インドネシア)の中で一番単価が低い国がミャンマーです。また、ミャンマー人は日本語習得能力が優れており、勤勉な人格からも日本語を覚えるスピードは早い傾向にあります。ただ現地のITインフラがまだまだ整備されておらず、通信速度が早いエリアも限られているため、大型案件や納期にシビアな案件には向いておりません。
【ミャンマーグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/myammar2.png
フィリピンの平均人月単価は25.96万円です。「25~30万円(42%)」が一番多く、次いで「20~25万円(33%)」という結果となりました。ベトナムより若干単価が高いですが、英語が通じるということで最近人気となっている国の一つとなっています。英語ができると最新のIT情報にも精通できるため、ベトナムに比べるとITスキルは高い傾向にあります。また日本に限らず、欧米やインドからも案件を受託しているのも特徴の一つです。
【フィリピングラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/phillipine2.png
最後にインドネシアの平均人月単価は24.46万円でした。価格帯としてはベトナムと同様で「20~25万円(36%)」が一番多く、次いで「25~30万円(29%)」となりました。インドネシアはベトナムとあまり人月単価の差はないと考えて問題ありません。インドネシアは他のASEAN諸国と比べモバイル普及率が高いのが特徴で、モバイルアプリ開発に強い傾向があります。またインドネシアの2億5千万人というマーケットを見据え、現地向けのアプリやシステムを開発する際にインドネシアオフショア開発を活用する企業も増えています。
【インドネシアグラフ図】 http://www.offshore-kaihatsu.com/press/indnesia2.png
■【人月単価を参考にオフショア開発の依頼先を選定するポイント】
各国の平均人月単価を見てきました。ただ人月単価は発注先のオフショア開発会社はもちろんのこと、案件内容や案件規模によっても大きく左右されます。そのため、上記の調査内容はあくまでも参考程度に捉えていただき、実際に案件を発注する際は各国の各オフショア開発会社にいろいろとご相談されることをお勧めします。
またオフショア開発の発注先を選定する際に「人月単価」だけで検討するのは危険です。コミュニケーション能力や、開発実績、ブリッジSEの有無、セキュリティ、担当者との相性などいろいろな指標を総合的に検討することが重要です。
次回は『どういった案件がオフショア開発で人気なの?』を予定しております。
各国のオフショア開発企業100社の本音が聞けるアンケートになっていますので、ぜひご注目ください。
【オフショア開発.comとは?】
本サービス「オフショア開発.com(http://www.offshore-kaihatsu.com/ )」は海外でシステム開発やスマホアプリ開発のアウトソースに関する全ての情報が集約されたオフショア開発専門ポータルサイトです。開発コスト削減や、業務の効率化、海外リソースの確保、開発スピード向上を目的に、優良なオフショア開発のプロフェッショナル企業のみを掲載し、日本企業の海外アウトソースの敷居を下げ、日本市場の活性化を目指します。現在、海外のオフショア開発企業150社以上と提携し、オフショア開発に関するあらゆるサービスを提供しております。
◆ オフショア開発最新ニュース配信
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/news/
◆ オフショア開発セミナー開催
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seminar/first_offshore.php
◆ オフショア開発特化型アレンジ視察ツアー開催
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/shisatu/
◆ ラボ型契約に特化したオフショア開発企業の無料紹介
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/labo/
◆外国人エンジニアの紹介・派遣企業の無料紹介
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/foreign/
◆オフショア開発拠点の設立サポート
⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seturitu/
<オフショア開発 対応可能案件例>
ソフトウェア開発/Webシステム開発/スマホアプリ開発/HPスマホ最適化/Facebookアプリ開発/業務系・基幹系システム開発/ソーシャルアプリ開発/ソーシャルゲーム開発/ホームページ作成/組込み系開発/グローバル人材派遣・紹介/CMS構築・移行/POS系システム/イラスト制作/電子書籍作成/継続案件発注(ラボ型開発)など
<オフショア開発先エリア例>
中国/ベトナム/インドネシア/フィリピン/ミャンマー/タイ/マレーシア/インド/クロアチア/バングラデシュ/モンゴル/韓国など
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社Resorz |
---|---|
代表者名 | 兒嶋裕貴 |
業種 | ネットサービス |
コラム
株式会社Resorzの
関連プレスリリース
-
いよいよ明日開催!厳選の12海外ビジネスセミナー|Salesforce、Sansanも登壇..『海外ビジネスEXPO2020大阪オンライン』(12/17-18)
2020年12月16日 10時
-
米国への販路開拓最新情報満載! <ここからはじまるアメリカ進出:知っておくべき『米国 FDA』のいろは>セミナー開催(2020年12月16日)
2020年12月15日 10時
-
コロナ禍の海外ビジネスを総ざらい|2020年を振り返り& 2021年を予測!「海外ビジネス大展望セミナー」開催(2020年12月23日)
2020年12月15日 9時
-
《オンライン参加も可能》西日本最大の海外進出・海外ビジネス総合展『海外ビジネスEXPO2020大阪』を開催(12月16日〜18日)
2020年11月27日 10時
株式会社Resorzの
関連プレスリリースをもっと見る