ダム建設予定地になった平家の落人村で巻き起こる800年越しの源平最終決戦!? 載寧龍二、つぶやきシロー出演舞台『落人たちのブロードウェイ』
今年で活動20周年を迎えるTheatre劇団子が『落人たちのブロードウェイ』を上演。長野県に実在する平家の隠れ里を舞台に、敗者のレッテルに負い目を感じ、ひっそりと生きてきた村人たちが、ダム建設による廃村通告を機に一致団結して闘うという物語。出演は載寧龍二、つぶやきシロー、沢城みゆき(声の出演)ほか
今年で活動20周年を迎える劇団Theatre劇団子(読み:シアトルゲキダンゴ、所在地:東京都新宿区、代表者:石山 英憲)が、ミュージカルタッチコメディ『落人(おちうど)たちのブロードウェイ』を上演いたします。
長野県に実在する浦村という平家の末裔が暮らす隠れ里を舞台に、敗者のレッテルに負い目を感じ、ひっそりと生きてきた村人たちが、ダム建設による廃村通告を機に一致団結して闘うという物語。
偶然にも、建設会社の名前は源建設だったことから、復讐心に燃える村人たちが、800年越しの源平合戦として一方的に盛り上がるという内容。
子々孫々受け継いできた思いを捨てきれない村人たちと、治水に心血を注ぐ技術者との対立。そんな中、ブロードウェイスターを目指して渡米していたヒロインが帰国し、反対運動は新たな展開を遂げていきます。怨念たっぷりの神社の境内に響く、アメリカ文化特有のポジティブな歌と踊り。果たして村の運命は……。
この作品はフィクションですが、ダム建設の話と落人伝説は、実話に基づきます。
舞台となる浦村(現在の地名は伊那市長谷浦)は、標高1,100mの山間の村。海辺の地名が付いているのは、ここはその昔“壇ノ浦村”と呼ばれていたことに由来します。村には“平家の墓”と呼ばれる墓が残されており、毎年彼岸には平家の旗である赤旗を各戸持ち寄り、「先祖祭」を行う風習が残っています。ここに眠るのは平清盛の嫡孫・平維盛(これもり)だと言われており、浦には維盛の別姓である小松姓がほとんどです。
また、この地区は実際にダム水没予定区域で、政治に翻弄され、800年以上仲良く暮らしてきた一族がバラバラになってしまいました。
この地区には、暴れ川として有名な天竜川水系一級河川“三峰川(みぶがわ)”が流れており、流域の人々は大雨のたびに洪水に悩まされてきました。特に昭和36年の三六災害では、一個集落が地滑りで消えるなど、史上空前の大災害が発生。その後、大規模な多目的ダムが計画され、水没予定区域となった浦地区の人々は先祖代々受け継いできた土地を手放し、各地に去って行きました。現在は、水没予定地区から外れている“前浦”と呼ばれる集落に2世帯が常住するのみです。用地買収が完了し、本体着工を待つのみの段階になって、田中康夫元県知事によって「脱ダム宣言」が高らかに発表され、手放してしまった土地に戻るに戻れない現実があります。
過疎化の村が生き残るために、公共事業を受け入れざるを得ない状況は、税収に苦しむ地方自治体が抱える現状や、原発問題とも重なります。コメディ仕立ではありますが、何かを考えるきっかけになればと考えます。
出演は、「特捜戦隊デカレンジャー」のレッドとしてブレイクし、最近ではインテリイケメン俳優としてクイズ番組でも活躍する載寧龍二(さいねいりゅうじ)、ツイッターフォロワー数59万人(2012年7月現在)を誇るお笑い芸人つぶやきシロー、NODA・MAPや劇団新感線にも出演する小劇場の怪優・小手伸也、元宝塚花組で第四期スカイフェアリーズも務めた澪乃(みおの)せいら。
また、声の出演として、Theatre劇団子所属の女優であり、ルパン三世の峰不二子役など実力派人気声優・沢城みゆき。
イケメン俳優、お笑い芸人、小劇場の怪優、そして元宝塚の女優、さらに実力派声優という異色の組み合わせを、作・演出の石山英憲がどう料理するかが見所です。
つぶやきシローインタビュー映像
http://youtu.be/T1BZ0-qrBJk
■公演概要
タイトル:Theatre劇団子劇団創立20周年記念29th act「落人たちのブロードウェイ」
公演日:2012年9月13日(木)~17日(月・祝)
会場:新宿・紀伊國屋ホール
作/演出:石山 英憲
出演:載寧龍二 澪乃せいら 小手伸也 つぶやきシロー
阿部英貴 佐藤貴也 斉藤範子 島村比呂樹 土橋建太
白石悠佳 大高雄一郎 涌井友子 城田和彦 竹中さやか
佐佐木萌英 大島翠 和田裕太 原洋史 杏泉しのぶ
長濱優 大山侑乃 白井幸江 朝倉治永
声の出演:沢城みゆき
開演時間:
13(木)19:00
14(金)19:00
15(土)14:00/19:00
16(日)14:00/19:00
17(祝)14:00
企画・製作 :Theatre劇団子
主催 :ニッポン放送
劇団ホームページ: http://www.gekidango.jp/
■チケット
7月28日(土) 10:00 発売開始
≪全席指定席 (税込価格)≫
前売:SS席(豪華特典付きシート)6,500円 A席5,000円 B席4,000円、学割シート3,500円
当日:全席共通5,500円
≪プレイガイド≫
1)シアトル劇団子オンラインチケットサービス
2)e+ (イープラス)
3)ローソンチケット
4)ちけっとぴあ
5)カンフェティ
6)キノチケットカウンター
■Theatre劇団子(シアトルゲキダンゴ)
1992年、現・主宰 石山英憲を中心とした日本大学芸術学部映画学科演技コースの学生が立ち上げた劇団。誰にでも楽しめるエンターテイメントをモットーに、ささやかな日常をテーマとした人情コメディーを作り続けている。新宿の劇場を拠点に動員を伸ばし、2000 年東京都歴史文化財団創造活動支援事業に選出、2004 年日本演出家協会若手演出家コンクール第2次選考対象作品など数々の賞を受賞。2006 年には小劇場の殿堂・紀伊國屋ホール進出を果たす。2009年5 月に開催された愛知演劇博覧会カラフル3では、「観客賞(グランプリ)」と「インターネットクチコミ賞」をダブル受賞し、高い評価を受けた。
2009年12月、ベストセラー作家・有川浩が劇団子をモチーフとした劇団青春小説「シアター!」(メディアワークス文庫刊)を発表し一躍話題に。2011 年には小説のモデルとなった劇団自らが小説を舞台化するという、おそらく演劇史上初となる舞台「もう一つのシアター!」を上演した。原作者・有川浩が脚本を書下ろし、さらにベテラン俳優・大和田伸也が出演。大きな反響を呼んだ舞台の前売券は2日で完売。その後発表された追加公演も即日完売。公演当日には、残りわずかな当日券を求める観客が紀伊国屋書店に列を成すなど大きな話題となり、大盛況のうちに幕を閉じた。
長野県に実在する浦村という平家の末裔が暮らす隠れ里を舞台に、敗者のレッテルに負い目を感じ、ひっそりと生きてきた村人たちが、ダム建設による廃村通告を機に一致団結して闘うという物語。
偶然にも、建設会社の名前は源建設だったことから、復讐心に燃える村人たちが、800年越しの源平合戦として一方的に盛り上がるという内容。
子々孫々受け継いできた思いを捨てきれない村人たちと、治水に心血を注ぐ技術者との対立。そんな中、ブロードウェイスターを目指して渡米していたヒロインが帰国し、反対運動は新たな展開を遂げていきます。怨念たっぷりの神社の境内に響く、アメリカ文化特有のポジティブな歌と踊り。果たして村の運命は……。
この作品はフィクションですが、ダム建設の話と落人伝説は、実話に基づきます。
舞台となる浦村(現在の地名は伊那市長谷浦)は、標高1,100mの山間の村。海辺の地名が付いているのは、ここはその昔“壇ノ浦村”と呼ばれていたことに由来します。村には“平家の墓”と呼ばれる墓が残されており、毎年彼岸には平家の旗である赤旗を各戸持ち寄り、「先祖祭」を行う風習が残っています。ここに眠るのは平清盛の嫡孫・平維盛(これもり)だと言われており、浦には維盛の別姓である小松姓がほとんどです。
また、この地区は実際にダム水没予定区域で、政治に翻弄され、800年以上仲良く暮らしてきた一族がバラバラになってしまいました。
この地区には、暴れ川として有名な天竜川水系一級河川“三峰川(みぶがわ)”が流れており、流域の人々は大雨のたびに洪水に悩まされてきました。特に昭和36年の三六災害では、一個集落が地滑りで消えるなど、史上空前の大災害が発生。その後、大規模な多目的ダムが計画され、水没予定区域となった浦地区の人々は先祖代々受け継いできた土地を手放し、各地に去って行きました。現在は、水没予定地区から外れている“前浦”と呼ばれる集落に2世帯が常住するのみです。用地買収が完了し、本体着工を待つのみの段階になって、田中康夫元県知事によって「脱ダム宣言」が高らかに発表され、手放してしまった土地に戻るに戻れない現実があります。
過疎化の村が生き残るために、公共事業を受け入れざるを得ない状況は、税収に苦しむ地方自治体が抱える現状や、原発問題とも重なります。コメディ仕立ではありますが、何かを考えるきっかけになればと考えます。
出演は、「特捜戦隊デカレンジャー」のレッドとしてブレイクし、最近ではインテリイケメン俳優としてクイズ番組でも活躍する載寧龍二(さいねいりゅうじ)、ツイッターフォロワー数59万人(2012年7月現在)を誇るお笑い芸人つぶやきシロー、NODA・MAPや劇団新感線にも出演する小劇場の怪優・小手伸也、元宝塚花組で第四期スカイフェアリーズも務めた澪乃(みおの)せいら。
また、声の出演として、Theatre劇団子所属の女優であり、ルパン三世の峰不二子役など実力派人気声優・沢城みゆき。
イケメン俳優、お笑い芸人、小劇場の怪優、そして元宝塚の女優、さらに実力派声優という異色の組み合わせを、作・演出の石山英憲がどう料理するかが見所です。
つぶやきシローインタビュー映像
http://youtu.be/T1BZ0-qrBJk
■公演概要
タイトル:Theatre劇団子劇団創立20周年記念29th act「落人たちのブロードウェイ」
公演日:2012年9月13日(木)~17日(月・祝)
会場:新宿・紀伊國屋ホール
作/演出:石山 英憲
出演:載寧龍二 澪乃せいら 小手伸也 つぶやきシロー
阿部英貴 佐藤貴也 斉藤範子 島村比呂樹 土橋建太
白石悠佳 大高雄一郎 涌井友子 城田和彦 竹中さやか
佐佐木萌英 大島翠 和田裕太 原洋史 杏泉しのぶ
長濱優 大山侑乃 白井幸江 朝倉治永
声の出演:沢城みゆき
開演時間:
13(木)19:00
14(金)19:00
15(土)14:00/19:00
16(日)14:00/19:00
17(祝)14:00
企画・製作 :Theatre劇団子
主催 :ニッポン放送
劇団ホームページ: http://www.gekidango.jp/
■チケット
7月28日(土) 10:00 発売開始
≪全席指定席 (税込価格)≫
前売:SS席(豪華特典付きシート)6,500円 A席5,000円 B席4,000円、学割シート3,500円
当日:全席共通5,500円
≪プレイガイド≫
1)シアトル劇団子オンラインチケットサービス
2)e+ (イープラス)
3)ローソンチケット
4)ちけっとぴあ
5)カンフェティ
6)キノチケットカウンター
■Theatre劇団子(シアトルゲキダンゴ)
1992年、現・主宰 石山英憲を中心とした日本大学芸術学部映画学科演技コースの学生が立ち上げた劇団。誰にでも楽しめるエンターテイメントをモットーに、ささやかな日常をテーマとした人情コメディーを作り続けている。新宿の劇場を拠点に動員を伸ばし、2000 年東京都歴史文化財団創造活動支援事業に選出、2004 年日本演出家協会若手演出家コンクール第2次選考対象作品など数々の賞を受賞。2006 年には小劇場の殿堂・紀伊國屋ホール進出を果たす。2009年5 月に開催された愛知演劇博覧会カラフル3では、「観客賞(グランプリ)」と「インターネットクチコミ賞」をダブル受賞し、高い評価を受けた。
2009年12月、ベストセラー作家・有川浩が劇団子をモチーフとした劇団青春小説「シアター!」(メディアワークス文庫刊)を発表し一躍話題に。2011 年には小説のモデルとなった劇団自らが小説を舞台化するという、おそらく演劇史上初となる舞台「もう一つのシアター!」を上演した。原作者・有川浩が脚本を書下ろし、さらにベテラン俳優・大和田伸也が出演。大きな反響を呼んだ舞台の前売券は2日で完売。その後発表された追加公演も即日完売。公演当日には、残りわずかな当日券を求める観客が紀伊国屋書店に列を成すなど大きな話題となり、大盛況のうちに幕を閉じた。
企業情報
企業名 | Theatre劇団子 |
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代表者名 | 石山英憲 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |