第1回 プレスリリースに関する記者の反応調査
ValuePress!に登録するメディア記者80名に、プレスリリースに関する反応を調査しました。リリースを受取る記者の約7割が 「タイトルを読んで気になったもの」のみを読み、「タイトルで内容が理解できないもの」は本文を読まないといった回答が寄せられました。
サマリー
Q記者の視点。リリースで最も重要なポイントとは?
ValuePress!ではネットでのリリース配信を行っていますが、
●リリースを受取る記者の約7割が
●「タイトルを読んで気になったもの」のみを読み
●「タイトルで内容が理解できないもの」は本文を読まない
と回答がありました。
また「新規性があると判断される期間」については、
●3日以内が23%
●1週間以内を含めると過半数
を占めます。
調査結果
Q新規性があると捉える期間は、過半数が1週間以内と回答
Q1日で受取るリリースは10本~100本が最も多く、300本以上受取る記者も!
Q実際に目を通すリリースは、5~10%
Q約7割の記者が「タイトルを読んで気になったもの」だけを読みます
Q「タイトルで内容が理解できないもの」は本文を読まれません!
Q新サービス以外にも、様々な切り口のリリースが求められています
記者からのコメント
Q地方紙記者より
タイトルを工夫してほしい。
地方紙としては、地方に関係するかどうかが重要。膨大なリリースがある中で、タイトルに企業名が書かれていないリリースは困ります。仮に関係する内容であっても、読まずに削除してしまう可能性が高まります。
Qファッション業界専門誌記者より
ValuePress!から配信されるリリースのほとんどの要約は1行になっていますが、今の2倍程度の文字数でもよいかと思います。
他にも、受取るジャンルのカテゴリーを更に細かく指定したい、指定した地域のみの関連リリースを受取りたい等、システム関連のご要望もいただきました。
まとめ
まずは、「読まれる」というハードルを越えるため、リリース作成時には、
●タイトルで内容が理解できるか
●ニュースとして扱える新しい情報であるか
●新発表以外の切り口を上手く活用できるか
上記のポイントを確認してみていただければと思います。
調査概要
●調査期間:2014年7月3日(木)~7月25日(金)
●対象:ValuePress!のリリースを受信する記者
●サンプル数:80名