[都道府県のPR]歴女・武将ファンを虜にする「名古屋おもてなし武将隊」
都道府県のPRコーナー、群馬県、広島県に続き今回は「愛知県」。自虐や、ゆるキャラではなく、自動車と味噌以外の愛知県のアピールポイント、名古屋独特の方法を用いたPRをご紹介します。
都道府県のPR紹介コーナーです。
愛知県の北部出身の加藤です。
いままで、群馬県、広島県とご紹介をさせていただきましたが、やはり地元愛溢れる私としては、愛知県をご紹介せねば、という所存です。
愛知県といえば、みなさん、「しるこサンド」の松永製菓を思い浮かべるかと思いますが、世界のトヨタもございます。
そのお膝元なだけあり、ご存知の通り自動車王国です。
車のナンバーの種類がご当地ナンバー含めると1番種類が多い(名古屋ナンバー,三河,岡崎,豊田,尾張小牧,一宮,春日井,豊橋の8種類)自動車王国です(ちなみに北海道は7種類)。
車と味噌しかないんでしょ?と思っている方々が多いと思いますが(だいたい合ってる)、
他にもプロモーションを仕掛けております。
ゆるキャラ、、、じゃない?
以前ご紹介した群馬県のぐんまちゃん、ふなっしー、くまモンといったようにゆるキャラ戦国時代です。
そんな戦国時代真っ只中、「戦国時代」違いなグループがこちら
ええ。すばらしく、、、、かっこいいですね。
「名古屋おもてなし武将隊」は「武将都市ナゴヤ」をPRするために2009年に結成された名古屋の観光PR部隊です。
もともと名古屋は、「モノづくり」の街という認識が強く、観光も名古屋城などの紹介などに留まっていたが、名古屋開府400年という記念の年を迎えるにあたり、
ちょうど戦国武将が若い女性を中心に大きな人気を集めていたこともあり、開府400年にふさわしいPRを実施するために「名古屋おもてなし武将隊」を結成しました。
メンバーは、「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」、「前田利家」、「加藤清正」、「前田慶次」と名立たる面々がおり、その他足柄の陣笠隊の10人で構成されています。
ただ名古屋城と写真を撮るだけの段階から脱却するために、エンターテイメント性を追求。
演舞・寸劇などや、甲冑を着たまま華麗に踊る甲冑ダンスなどの観光客を楽しませる多くのパフォーマンスをしている。
活動は主に名古屋城を中心としたものですが、他にもイベント、ローカルテレビなどへの出演をしており、戦国武将ブーム・歴女の台頭により、若い(?)女性を中心に人気を博しています。名古屋城の入場者数は、平成22年では前年比120%となり、観光客の年齢層の変化も起こり、「名古屋おもてなし武将隊」の経済効果は30億円に近いと言われています。
名古屋おもてなし武将隊
地元民よりの記事になってしまいましたが、
「おもてなし武将隊」の成功は、他の「武将隊」を生み出すきっかけになりましたし、他の地域のPR方法を参考に、「ゆるキャラ」「自虐」「戦国武将」などなどの切り口でアピールしたいですね。
(文:カトウタクミ)
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