【気になるプレスリリース】コンシェルジュサービスを身近にする James
セレクション編集部が「気になる!」「もっと知りたい!」と思ったリリースについて、配信元企業へ突撃取材。プレスリリースに込めた想いや、書き方のコツについて伺う企画です。今回は、ITを活用したコンシェルジュサービス James(提供:株式会社ジェームス)の主婦モニター募集に注目します。
コンシェルジュサービスを身近に、利用しやすく
Jamesは、アプリからコンシェルジュへ仕事を依頼できるサービス。「調べ物をしてもらいたい」「不用品を捨ててもらいたい」など、個々人の細かい要望に応えてくれるもので、一般的にはコンシェルジュサービスやパーソナルアシスタントサービスと言われます。
同社は、ITを活用してコンシェルジュサービスを提供するスタートアップ。iPhoneやAndroidといったスマホアプリはもちろん、AppleWatchなどのスマートウォッチにも対応し、身近な端末から仕事が依頼しやすくなっている点が特長です。
・James紹介ページ
・App Store
・Google Play
気になったので聞いてみました
コンシェルジュサービスというと、富裕層向けのイメージが強いかと思います。しかし今回、同社は主婦限定の無料モニター募集を実施。プレスリリースによると、その背景は「主婦の方にもご満足いただけるサービスを創出するため」とあります。もう少しその詳細を伺うべく、ジェームス社の広報の方へ質問をさせていただきました。下記にその回答を記載いたします。
▼プレスリリース
毎日の家事に子育てに。がんばる女性に執事が必要な時代です。パーソナル執事アプリJamesが、5月1日より世田谷在住の主婦限定で無料モニター募集開始
QQ1 開発背景について。なぜ Jamesを作るに至ったのか?
仕事同様、プライベートのToDoも信頼できる人に依頼できればいいのに、と思ったのが発端。
自分が依頼した内容が、ストレスなく実現されたときの感動をユーザーに体験してもらいたいです。
QQ2 開発で苦労されたこと、こだわったところは?
私たちのサービスでは、決められた依頼内容というものが存在しません。
そのため、どのようなシーンからでも依頼を行いやすくする工夫。
例えば車の運転中などにスマートに依頼できるよう、ウェアラブルデバイスへの対応はスピード感をもって取り組みました。
QQ3 開発担当者(責任者)について。部署や役職、チーム体制は?
開発は意思疎通をスムーズに進めるために、アプリ開発1名、サーバーサイド1名、マネジメント兼デザイン担当の3名がフルコミットすることで、早いアウトプットを出せたと思います。
QQ4 どのようなユーザーを対象に考えて作ったのか?
最初は富裕層向けのサービスとして、ビジネス用途よりも、プライベートでの細事の利用を想定してオペレーションも構築しました。
QQ5 どのような使われた方をしているのか?
個人でやるには、時間がかかるタイプの依頼が多いです。
例えばIKEAの家具を買って、それを組み立てるなど。
また、ユーザーが最終的なアウトプットの形をイメージして、細かく依頼している印象があります。
私たちも、そのご要望を個々人の情報として受け止め、一律対応でない、各ユーザーに合ったアウトプットを返すよう努力しています。
QQ6 無料モニターを実施した背景は?
ユーザーの様々な依頼に柔軟に対応するのには、多くのユーザーの声を直に聞く必要があると考えました。
現在は男性ユーザーの方が比較的多いので、今まで数が少なかった女性ユーザーを対象にしました。
QQ7 無料モニターではどのような依頼が来たのか?
お客様の個人的なご依頼が多かったので、今回は非公開にさせていただければと。
QQ8 今回のリリースを作成する際に大事にしたポイントは?
私たちのサービスが言葉ではわかりにくので、少しでも理解しやすいように、動画を載せるなど意識しました。
QQ9 本サービスにかける担当者/代表者の方の想いは?
Jamesを通じて、「日常をもっと便利に」を体感していただけるよう、満足度の高いサービスをつくりあげて行きたいと思っております。
QQ10 今後のサービス展開は?目標やアップデートなど。
現在のサービス提供範囲が、世田谷区と港区の2拠点だけなので、他エリアからの希望者の方にはキャンセル待ちいただいている状況なのです。
多くのユーザーにご利用いただけるよう、早期に体制を整えていきます。
ドローンで無人宅配のテスト飛行を実施
国内外で注目が集まる無人航空機ドローン。ジェームス社は、昨年10月3日に、ドローンを用いた無人宅配の飛行テストを行ったと発表しています。
▼プレスリリース
無人宅配の実現に向けて、パーソナル秘書アプリ「James」が9月よりドローンを用いたJamesDrone実験を開始
ドローンをコンシェルジュサービスで活用するという事例は珍しいのではないでしょうか。現在、テスト飛行や運用システムの開発を研究しているとのことですので、今後の発表に期待したいと思います。