「DTP・デザインでよく使用するソフトのバージョン」アンケート結果を公開
Illustrator・PhotoshopではCS5系列のユーザーが最も多く共に30%超となり、新しめのバージョンへの移行が着実に進んでいることが伺える結果となった。 Creative Cloud利用は様子見ユーザーが約30%とまだ導入決定に不安を持っているユーザーが多いことが伺える。
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Illustrator・Photoshopの利用率トップはCS5に
Creative Cloud利用はまだ様子見か
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株式会社吉田印刷所では自社サイトにて「DTPでよく使用するソフトのバージョン」
アンケートを2012年7月に行った。
●アンケート概要
・アンケート期間:2012年7月9日~2012年8月9日
・アンケート対象:主として「DTPサポート情報ブログ」閲覧者
・アンケート方法:以下のページに設置したアンケートによる回答(無記名回答)
http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20120709/170000.html
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●アンケート結果
アンケートの結果は以下の通り。(5位より下は省略/右側の丸括弧内は2011年
12月に行ったアンケートとの比較)
※本文中で出てくる「CS5系列」とはソフトウェアを購入した時期によりバージョ
ンの呼び方が異なるCS5とCS5.1を合わせて呼ぶもの。プログラムとしては同じ機
能。
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●Illustrator:回答数 611
・[1位]25.7% Illustrator CS4 (- 2.3ポイント)
・[2位]23.2% Illustrator CS3 (- 4.6ポイント)
・[3位]16.7% Illustrator CS5 (- 0.2ポイント)
・[4位]15.1% Illustrator CS5.1(+ 3.4ポイント)
・[5位] 9.8% Illustrator CS6 (新規)
今回の調査でも前回同様にIllustrator CS4の利用率がトップとなった。
しかし、Illustrator CS5系列(CS5・CS5.1)を合算すると、CS5系列が31.8%と
5ポイント以上差を付けてトップとなる。
30%以上がCS5系列なので、新規バージョンの移行は進んでいると見てもよいので
はないか。
Illustrator CS3は下落傾向が強いが、まだまだCS3の根強い支持があることが伺
える。
Illustrator CS6も6月の発売から2ヶ月程度だが、10%近くの支持を得ている。現
在はメインで使用せずに様子見というユーザーも多いと考えられるので、年末の
調査時にどの程度伸びているか期待が持てる。
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●Photoshop:回答数 584
・[1位]23.8% Photoshop CS4 (- 4.0ポイント)
・[2位]20.4% Photoshop CS3 (- 2.9ポイント)
・[3位]18.5% Photoshop CS5 (- 1.4ポイント)
・[4位]14.7% Photoshop CS5.1(+ 2.2ポイント)
・[5位]13.2% Photoshop CS6 (新規)
今回の調査でも前回同様にCS4が利用率のトップとなった。
Illustratorと同じく、Photoshop CS5系列を合算すると、CS5系列は33.2%と
CS4から10ポイント近く差を付けてトップとなる。
Photoshop CS6は既に13.2%とIllustrator CS6の9.8%という割合より多くのユー
ザーがCS6を選択しており、Photoshopユーザーが新しいバージョンを積極的に使
用する姿が伺える。
Photoshop CS4・CS3ともに下落傾向で、CS3は次回の調査ではCS5と順位が変わる
可能性も出てきた。
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●InDesign:回答数 560
・[1位]23.9% InDesign CS4 (- 1.6ポイント)
・[2位]22.3% InDesign CS3 (- 3.4ポイント)
・[3位]17.5% 使っていない (+ 1.3ポイント)
・[4位]13.9% InDesign CS5 (- 2.3ポイント)
・[5位]12.1% InDesign CS5.5(+ 3.5ポイント)
今回の調査では、InDesignのCS3とCS4の順位が入れ替わり、CS4がトップとなった。
InDesign CS5は減少、CS5.5は増加という傾向は見えるが、やはりInDesignはペー
ジ物という大きなコンテンツを扱うソフトウェアであるので、慎重に検証を行う
傾向にある。結果としてバージョン移行が遅くなっていると考えられる。
InDesign CS6は6位で6.4%だった。Illustrator・Photoshopから見てもCS6への移
行の割合が少ないことが読み取れる。
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●Acrobat:回答数 546
・[1位]42.3% Acrobat 9 (- 4.8ポイント)
・[2位]31.9% Acrobat X (+14.2ポイント)
・[3位]11.2% Acrobat 8 (- 6.7ポイント)
・[4位] 8.2% 使っていない(+ 1.4ポイント)
・[5位] 3.5% Acrobat 7 (- 3.5ポイント)
今回の調査では、現行の最新バージョンであるAcrobat Xの伸びが前回調査から+
14.2ポイントと目立った。
この大きな伸びでAcrobat Xは前回の3位から2位へ順位を上げた。
Acrobat 9・8・7の減少は合わせて15ポイントとなり、Acrobat Xへの移行が進ん
でいる様子が伺える。
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●Creative Cloud利用:回答数 556
・[1位]62.2% 使う予定はない
・[2位]20.9% 個人版を様子見
・[3位] 9.5% 個人版を使っている
・[4位] 7.4% グループ版が出るまで様子見
今回はAdobeが新しく始めたCreative Cloudの利用状況に関する調査も行った。
結果としては「使う予定がない」が過半数を占めたが、様子見をしているユーザー
も30%程度存在していることがわかった。
現在、個人版のCreative Cloudは提供されているが、グループ版のCreative
Cloudは準備段階ということで企業ベースでは価格や使い勝手などにより導入を検
討することも影響しているのかもしれない。
Creative Cloudは今までのパッケージ版とは異なり、常に最新版を提供するとい
うスタンスのためバージョンアップという概念を無くす取り組みと言える。DTP・
デザインでソフトウェアを使用するユーザーは、印刷というコストが高い出力に
関わることが多いため、不安定な動作や意図しない動作を嫌う傾向が特に強いの
ではないかと考えられる。このため最新版を積極的に使用するということが控え
られる傾向にある。
またパッケージ版は一度買ってしまえばサポートは切れるが、追加料金無しで使
用し続けることができる。新機能に魅力が無ければ今使用しているバージョンを
そのまま使用し続ける可能性は高い。
AdobeのCreative CloudでAdobeがソフトウェアを高い品質・魅力ある追加機能で
提供していくのかが導入の鍵となりそうだ。
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※報道機関様へ:グラフは http://blog.ddc.co.jp/mt/news/archives/20120820-111500.html
のページに掲載されている画像をご自由にお使い下さい。
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【株式会社吉田印刷所について】
株式会社吉田印刷所ではネットで印刷を全国から受注する取り組みを2000年より
行っております。このネット受注のノウハウを活かしたサービス提供を今後も続
けて参ります。
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■関連 URL
吉田印刷所: http://www.ddc.co.jp/
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Illustrator・Photoshopの利用率トップはCS5に
Creative Cloud利用はまだ様子見か
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株式会社吉田印刷所では自社サイトにて「DTPでよく使用するソフトのバージョン」
アンケートを2012年7月に行った。
●アンケート概要
・アンケート期間:2012年7月9日~2012年8月9日
・アンケート対象:主として「DTPサポート情報ブログ」閲覧者
・アンケート方法:以下のページに設置したアンケートによる回答(無記名回答)
http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20120709/170000.html
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●アンケート結果
アンケートの結果は以下の通り。(5位より下は省略/右側の丸括弧内は2011年
12月に行ったアンケートとの比較)
※本文中で出てくる「CS5系列」とはソフトウェアを購入した時期によりバージョ
ンの呼び方が異なるCS5とCS5.1を合わせて呼ぶもの。プログラムとしては同じ機
能。
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●Illustrator:回答数 611
・[1位]25.7% Illustrator CS4 (- 2.3ポイント)
・[2位]23.2% Illustrator CS3 (- 4.6ポイント)
・[3位]16.7% Illustrator CS5 (- 0.2ポイント)
・[4位]15.1% Illustrator CS5.1(+ 3.4ポイント)
・[5位] 9.8% Illustrator CS6 (新規)
今回の調査でも前回同様にIllustrator CS4の利用率がトップとなった。
しかし、Illustrator CS5系列(CS5・CS5.1)を合算すると、CS5系列が31.8%と
5ポイント以上差を付けてトップとなる。
30%以上がCS5系列なので、新規バージョンの移行は進んでいると見てもよいので
はないか。
Illustrator CS3は下落傾向が強いが、まだまだCS3の根強い支持があることが伺
える。
Illustrator CS6も6月の発売から2ヶ月程度だが、10%近くの支持を得ている。現
在はメインで使用せずに様子見というユーザーも多いと考えられるので、年末の
調査時にどの程度伸びているか期待が持てる。
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●Photoshop:回答数 584
・[1位]23.8% Photoshop CS4 (- 4.0ポイント)
・[2位]20.4% Photoshop CS3 (- 2.9ポイント)
・[3位]18.5% Photoshop CS5 (- 1.4ポイント)
・[4位]14.7% Photoshop CS5.1(+ 2.2ポイント)
・[5位]13.2% Photoshop CS6 (新規)
今回の調査でも前回同様にCS4が利用率のトップとなった。
Illustratorと同じく、Photoshop CS5系列を合算すると、CS5系列は33.2%と
CS4から10ポイント近く差を付けてトップとなる。
Photoshop CS6は既に13.2%とIllustrator CS6の9.8%という割合より多くのユー
ザーがCS6を選択しており、Photoshopユーザーが新しいバージョンを積極的に使
用する姿が伺える。
Photoshop CS4・CS3ともに下落傾向で、CS3は次回の調査ではCS5と順位が変わる
可能性も出てきた。
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●InDesign:回答数 560
・[1位]23.9% InDesign CS4 (- 1.6ポイント)
・[2位]22.3% InDesign CS3 (- 3.4ポイント)
・[3位]17.5% 使っていない (+ 1.3ポイント)
・[4位]13.9% InDesign CS5 (- 2.3ポイント)
・[5位]12.1% InDesign CS5.5(+ 3.5ポイント)
今回の調査では、InDesignのCS3とCS4の順位が入れ替わり、CS4がトップとなった。
InDesign CS5は減少、CS5.5は増加という傾向は見えるが、やはりInDesignはペー
ジ物という大きなコンテンツを扱うソフトウェアであるので、慎重に検証を行う
傾向にある。結果としてバージョン移行が遅くなっていると考えられる。
InDesign CS6は6位で6.4%だった。Illustrator・Photoshopから見てもCS6への移
行の割合が少ないことが読み取れる。
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●Acrobat:回答数 546
・[1位]42.3% Acrobat 9 (- 4.8ポイント)
・[2位]31.9% Acrobat X (+14.2ポイント)
・[3位]11.2% Acrobat 8 (- 6.7ポイント)
・[4位] 8.2% 使っていない(+ 1.4ポイント)
・[5位] 3.5% Acrobat 7 (- 3.5ポイント)
今回の調査では、現行の最新バージョンであるAcrobat Xの伸びが前回調査から+
14.2ポイントと目立った。
この大きな伸びでAcrobat Xは前回の3位から2位へ順位を上げた。
Acrobat 9・8・7の減少は合わせて15ポイントとなり、Acrobat Xへの移行が進ん
でいる様子が伺える。
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●Creative Cloud利用:回答数 556
・[1位]62.2% 使う予定はない
・[2位]20.9% 個人版を様子見
・[3位] 9.5% 個人版を使っている
・[4位] 7.4% グループ版が出るまで様子見
今回はAdobeが新しく始めたCreative Cloudの利用状況に関する調査も行った。
結果としては「使う予定がない」が過半数を占めたが、様子見をしているユーザー
も30%程度存在していることがわかった。
現在、個人版のCreative Cloudは提供されているが、グループ版のCreative
Cloudは準備段階ということで企業ベースでは価格や使い勝手などにより導入を検
討することも影響しているのかもしれない。
Creative Cloudは今までのパッケージ版とは異なり、常に最新版を提供するとい
うスタンスのためバージョンアップという概念を無くす取り組みと言える。DTP・
デザインでソフトウェアを使用するユーザーは、印刷というコストが高い出力に
関わることが多いため、不安定な動作や意図しない動作を嫌う傾向が特に強いの
ではないかと考えられる。このため最新版を積極的に使用するということが控え
られる傾向にある。
またパッケージ版は一度買ってしまえばサポートは切れるが、追加料金無しで使
用し続けることができる。新機能に魅力が無ければ今使用しているバージョンを
そのまま使用し続ける可能性は高い。
AdobeのCreative CloudでAdobeがソフトウェアを高い品質・魅力ある追加機能で
提供していくのかが導入の鍵となりそうだ。
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※報道機関様へ:グラフは http://blog.ddc.co.jp/mt/news/archives/20120820-111500.html
のページに掲載されている画像をご自由にお使い下さい。
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【株式会社吉田印刷所について】
株式会社吉田印刷所ではネットで印刷を全国から受注する取り組みを2000年より
行っております。このネット受注のノウハウを活かしたサービス提供を今後も続
けて参ります。
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■関連 URL
吉田印刷所: http://www.ddc.co.jp/
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企業情報
企業名 | 株式会社吉田印刷所 |
---|---|
代表者名 | 吉田泰造 |
業種 | 広告・デザイン |
コラム
株式会社吉田印刷所の
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株式会社吉田印刷所の
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