ミセスへの「家事と家族の協力」についてのアンケート調査 54%が家族の家事協力に満足していない! ~家族の家事協力に最も満足していないのは、30代と40代~

株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニーでは、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」において、2007年に実施したミセスの「夫の家事協力」をテーマとしたアンケート調査を、5年後に「家事と家族の協力」として再度調査を実施。ミセス210名の回答結果を発表致します。

 トステムやINAXなどのブランドを擁するLIXILグループ傘下で、「フィアスホーム」ブランドの住宅FCを全国に展開している株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニー(住所:東京都江東区亀戸1-5-7/プレジデント:近藤 正司)では、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」において、ミセスの意見を中心に住生活に関する様々なテーマについて調査・分析し公開しております。
 今回、2007年に実施したミセスの「夫の家事協力」をテーマとしたアンケート調査を、5年後に「家事と家族の協力」として再度調査を実施。ミセス210名の回答結果を発表致します。

■調査の目的■
 『おうち*くらぶ』は、住宅フランチャイズチェーンを全国に展開するフィアスホームの企画担当の女性が中心の住まいづくり研究所が運営する、暮らしを、家族を見つめ、笑顔の中心となる空間『住まい』を考えるサイトです。「快適な住まいについて知りたい」「もっとおしゃれに暮らしたい」「最新のインテリア情報が知りたい」そんな憧れやこだわりにフィットする、住まいや暮らしを彩る情報をお伝えしています。住まいづくり研究所スタッフが仕事を通して得た「快適な住まい」「最新のインテリア」などの情報をみなさんにお届けしながら、みなさんの“声”にも耳をかたむけ成長していくサイトとなっています。
 近年、女性の社会進出に対する意識は変化し、夫婦共働きの家庭も少なくありません。また、「主夫」や「イクメン」など、家事や育児を積極的に行う男性も増えてきています。そのような背景の中で、実際にミセスは家族の家事協力についてどう感じているのか、一番家にいることが多いミセスのことをより深く理解するため、住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」会員を中心に調査を行いました。

■主な調査結果■
【1】54%のミセスが家族の家事協力に満足していない!
【2】第一子が小学生の子育て世帯が83%と飛びぬけて家族の家事協力に満足していない
【3】家族に協力してもらいたい家事があるミセスは全体の59%

※詳細データについては、本リリース添付資料をご参照ください。


【1】54%のミセスが家族の家事協力に満足していない!

~家族の家事協力について、どの程度満足していますか?~
 「家族の家事協力について、どの程度満足していますか?」との問いに対し、全く満足していないが15%、あまり満足していないが22%、どちらとも言えないが17%との結果になり、全体の54%が家族の家事協力に満足していないことがわかりました。2007年の「夫の家事協力」についてのアンケート実施時は、家事協力に満足していないミセスの割合は55%であり、今回の結果とそれほど変化はありませんが、内訳で見ると全く満足していないが2%アップ、あまり満足していないが4%アップしていることがわかりました。
 年代別に見ると、30代・40代の約60%が「満足していない」と回答しており、他の年代と比較して家事協力に満足していない割合が多いことがわかりました。しかし一方で、40代の満足度が2007年は34%であったのに対し、今回は44%と10%アップしていることもわかり、40代の家事協力への努力が見受けられました。

 家族の家事協力に不満がある場合の特長として、家事の負担が一方に偏ってしまっていること・家族が家事を積極的に手伝ってくれないことがあげられます。家族の家事協力に満足している場合は、しっかりと家事の役割分担がされている傾向にあるようです。


【2】「第一子が小学生の子育て世帯」が83%と飛びぬけて家族の家事協力に満足していない

~家族の家事協力について、どの程度満足していますか?~
 家族の家事協力に対しての回答を、家族構成別に比較を行いました。その結果、家族の家事協力に対して最も満足していないのは、「第一子が小学生の世帯」であり、83%が「全く満足していない」、「あまり満足していない」、「どちらとも言えない」と回答していることが分かり、「ある程度満足している」との回答は17%あったものの、「非常に満足している」と回答したミセスは0%でした。次いで満足していない割合が多かったのは、「第一子が中学生以上の世帯」で、42%という結果でした。家事、子育て共に、最も負担が増える時期であるのかもしれません。一方、家族の家事協力に満足している割合が多かったのは「夫婦のみの世帯」で、67%と半数以上が家事協力に満足しているということがわかりました。

 小・中学生の子どもがいる家庭は家事や子育ての負担が重いものの、家族や夫の協力を得られず、満足していないミセスが多いようです。一方で、夫婦のみの世帯や二世帯同居の世帯などは、家族の家事協力に満足していない割合が少ないため、家族間でしっかり家事分担をしている家庭が多いと考えられます。


【3】家族に協力してもらいたい家事があるミセスは全体の59%

~今後、家族に協力してもらいたい家事はありますか?~
 「今後、家族に協力してもらいたい家事がありますか?」との問いに対し、「協力してもらいたい家事がある」と回答したのは全体の59%という結果になりました。2007年実施の「夫の家事協力」についてのアンケートにおいては、協力してもらいたい家事があると回答したのは60%との結果であったため、大きな変化はないようです。5年前と同様、半数以上のミセスが家族に協力してもらいたい家事があるということがわかりました。家族形態別で見ると、【2】同様、「協力してもらいたい家事がある」と回答した割合が最も多かったのは「第一子が小学生の世帯」で、80%という結果でした。
 年代別に見ると、「協力してもらいたい家事がある」と回答した割合が最も多かったのは30代で67%、次いで40代が56%との結果で、どちらも半数以上のミセスが協力してもらいたい家事があると考えていることがわかりました。【1】の結果と同様、30代・40代のミセスの家事負担が大きいということがわかります。

 「家族に協力してもらいたい家事がある」と回答したミセスのフリーアンサーからは、「自分のことは自分でしてほしい」「休日や時間のある時は協力してほしい」「疲れている時や、体調の悪い時は手伝って欲しい」などの意見が多く見られました。家事の全てを負担してほしいというわけではなく、自分の負担を少しでも減らしたい、可能な範囲で家族に協力してほしいと感じているミセスが多いようです。
 また、「家族に協力してもらいたい家事」の内容として最も多かった回答は、「食事の後片付け(皿洗い)」との結果でした。特に負担に感じる家事として最も回答が多かったのは「食事の支度」との結果でしたが、負担だからといって、その家事を手伝ってもらいたいとうわけではなく、あくまで「可能な範囲で」家事を手伝ってもらいたいと感じているミセスが多いようです。


 今回の調査ではミセスの「家事」についての意識調査を2007年の第1回実施に引き続き、第2回を行いました。5年前と比較し、家族の家事協力に対しての意識の変化はあまり見られず、未だミセスの半数以上が満足していないという現状がわかりました。今後も定期的にミセスの意識調査を継続していきます。

 『おうち*くらぶ』では、今回、家事についてのアンケートを実施いたしましたが、ミセスの家事効率を考えた「女性の書斎」、「収納(リビング・コンテナ)」、「お掃除らくらくのお風呂」など、ミセスが気になる住まいの情報をお届けしています。今後、この調査結果等のミセスの生の声をもとに、生活環境の提案やお役に立つ情報をお届けしていきます。


[調査概要]
調査期間: 2012/06/20~2012/07/23 
◆調査対象:おうち*くらぶのミセス 210名
◆調査方法:インターネット調査

※今回のアンケート結果の詳細につきましては、「おうち*くらぶ」ホームページ上でも公開しております。
是非こちらもご覧ください。( http://www.ouchiclub.com/result/result37.htm

企業情報

企業名 株式会社LIXIL住宅研究所
代表者名 今 城幸
業種 その他サービス

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