直木賞作家・角田光代の完訳による短編集『Because I am a Girl――わたしは女の子だから』 11月20日より発売開始

英治出版株式会社は、2012年11月20日より『Because I am a Girl――わたしは女の子だから』(定価1,680円・英治出版刊)を発売開始いたします。本書は、世界一流の作家が参加した短編集で、角田光代氏が翻訳を手がけました。本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付されます。

直木賞作家・角田光代が完訳
世界で活躍する7人の作家による、書き下ろし短編集
『Because I am a Girl――わたしは女の子だから』
11月20日より発売開始
※書籍の売上の一部は国際NGOプランに寄付

【書籍の概要】
■世界一流の作家が参加
本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレインスポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。

■主人公は、世界各地の女の子たち
本書の舞台はトーゴ・シエラレオネ・ガーナ・ウガンダ・ブラジル・カンボジア・ドミニカ共和国など多様な地域にわたっています。それぞれの地で「女の子だから」という理由で、早すぎる結婚や児童労働、人身売買、売春などの困難に直面する女の子たちの日常生活の様子が、作家ながらの視点で描かれています。

■角田光代氏による翻訳の経緯
角田光代氏自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田氏は本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。

■本書の印税・売上の一部は寄付されます
本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付され、途上国の子どもたちを支援する活動に役立てられます。

著者: ティム・ブッチャー/グオ・シャオルー/ジョアン・ハリス/キャシー・レット/
デボラ・モガー/マリー・フィリップス/アーヴィン・ウェルシュ
訳者: 角田光代
定価: 本体1,600円+税 四六判ハードカバー 本文256ページ
ISBN: 978-4-86276-118-7 11月20日発売(地域により多少遅れが生じえます)

【Because I am a Girlキャンペーンについて】
Because I am a Girlは、国際NGOプラン(本部:イギリス)が展開するグローバルキャンペーン。女性であること、そして子どもであることへの二重の差別ゆえに、様々な困難に直面する途上国の女の子たちの問題を訴え、彼女たちが「生きていく力」を身に付け、途上国の貧困が削減されることを目指します。
Because I am a Girlキャンペーンサイト: http://www.plan-japan.org/girl
Because I am a Girl公式Facebookページ: http://www.facebook.com/Girl.PlanJapan.org

≪今年より10月11日が国連「国際ガールズ・デー」に制定≫
プランとユニセフ、ガールスカウトなどの働きかけにより、今年より10月11日が「国際ガールズ・デー」に制定。世界中で女の子を支援する活動への機運が高まっています。

企業情報

企業名 英治出版株式会社
代表者名 原田英治
業種 新聞・出版・放送

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