ハネウェルExperion製品を国際石油開発帝石(INPEX)が採用、日本国内の天然ガス需要増への対応に貢献

ハネウェルは、同社の「Experion Supervisory Control and Data Acquisition」および「Experion Process Knowledge System」が、国際石油開発帝石株式会社の新規パイプライン監視センターに採用されたことを明らかにした。

[東京] 2012年11月28日 - ハネウェル(NYSE:HON)は、同社の「Experion Supervisory Control and Data Acquisition(SCADA:監視コントロールおよびデータ収集)」および「Experion Process Knowledge System(PKS:プロセス・ナレッジ・システム)」が、国際石油開発帝石株式会社(以下INPEX)の新規パイプライン監視センターに採用されたことを明らかにしました。新潟県上越市に新設中の同施設は国内海外から調達した天然ガスの国内での供給および消費に向けての操業を行います。

Experion SCADAは、9都県にわたる全長1,400kmに及ぶガス供給パイプライン網に設置された160箇所以上の監視・制御拠点から送信されるデータの統合管理に加えて、関東・首都圏の企業や家庭に送られるガス供給の操業管理に用いられます。Experion SCADAのソフトウエアは、複数サーバーの処理が可能で障害発生時には待機用サーバーに切り替える機能を持ち、INPEXでは、機器やシステムが故障した際にも中断することなく、安全な操業継続が可能です。

INPEXは南長岡ガス田における天然ガス生産を行っており、同ガス田は国内ガス生産量の40%を占めます。近年、日本国内の天然ガス需要は年間25億~30億m3に増加しているため、INPEXでは不足を補うため海外からのガス調達を計画しています。このため同社は2014年の操業開始を目途に、LNG受入基地とパイプライン管理センターを新潟県上越市に新設しています。

INPEXでは「当社はお客様への安定的かつ効率的なエネルギー供給を第一に考えています。国内で増加している天然ガス需要に対応するため、私たちはハネウェルの技術を採用し高い信頼性と安全性を備えたシステムによって、お客様の必要な時に必要な場所へガスをお届けします。」とコメントしています。

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ、日本セールスディレクターのマーク・クロールは「当社のソリューションは、グローバル市場におけるINPEXの着実で持続可能なビジネスの成長ビジョンに貢献致します。ハネウェルの技術によって、増加する需要への対応やネットワークの強化を実現するなど、同社のお客様や同社事業のお役に立てることを嬉しく思います。」とコメントしています。

ハネウェルの産業用オートメーションソリューションについての詳細は、当社ウェブサイト http://www.honeywellprocess.com をご覧ください。

企業情報

企業名 ハネウェルジャパン株式会社
代表者名 家永正之
業種 エネルギー・素材・繊維

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