CNS恒例の大規模10万人生活者調査によると・・・・・・・・・・・・・・・死刑制度は存続!!、少年法は改訂!!、北朝鮮に対する経済制裁は強化!!。「老後の生活」や「増税や社会費用負担増大などによる生活コストアップ」に不安や危惧を感じる、こんな声の高さが明らかになった。
株式会社シーエヌエスでは、四半期単位で実施している恒例の大規模WEBアンケート調査の第14弾をこの10月上旬に実施。この中で、9つの社会時事問題への賛否及び、生活の中で不安や危惧を感じる事を挙げてもらったところ、上記のような結果が浮き彫り
1.調査では、まず下記9項目の時事社会問題への賛否を問うた。
1)総理大臣の靖国神社参拝
2)北朝鮮に対する経済制裁の強化
3)郵政民営化
4)憲法9条の改訂
5)死刑制度の廃止
6)少年法の改訂
7)女系女性天皇の即位
8)卒業式での国旗掲揚
9)卒業式での国歌斉唱
・賛成が反対を上回っているのは、1位「少年法の改訂」、2位「北朝鮮に対する経 済制裁の強化」、3位「女系女性天皇の即位」、4位「郵政民営化」、5位「卒業 式の国旗掲揚」、6位「卒業式での国歌斉唱」だが、「少年法の改訂」「北朝鮮に 対する経済制裁の強化」に関しては、「賛成」が8割前後を占め特に高く、少年に よる凶悪犯罪が目につく昨今の世相や、拉致問題を発端とし、ミサイル発射問題や 核開発問題などに至る、いわば国際世論に離反した北朝鮮の暴挙に対する国民感情 のいらだちが、如実に反映した結果になっている。
・一方「反対」が「賛成」を上回っているのは、1位「死刑制度の廃止」、2位「憲 法9条の改訂」、3位「総理大臣の靖国神社参拝」だが、1位の「死刑制度の廃 止」の場合、「反対」が68%と過半数を占める一方、「賛成」はわずか7%に過 ぎず、国民感情が死刑制度の存続を望んでいる事を明確に示している。なお「総理 大臣の靖国神社参拝」に関しては、賛否で言えば「賛成」より「反対」が多いもの の、回答としては「どちらとも言えない」が最も多く、また最近、政治問題として 大きく浮上してきている「憲法9条の改訂」に関しても、「どちらとも言えない」 が33%で、その割合は「反対」と拮抗しており、この2問題は、一概に反対が多 数派を占めているとは言えない状況にあり、大いなる議論が待たれる国民的課題に なっていると言えそうである。
・なお総理大臣の靖国神社参拝に対する賛否に関しては、前回の第13回生活者アン ケートでも取り上げており、その時の結果では、「賛成でも反対でもないが、外国 からの声に左右される事なく、あくまでも国内問題として処理すべきだと思う」と いう、賛否に偏らないいわば中庸派が22%で最も多く、次いで「総理が参拝する 事自体には賛成するが、外交問題を考えると参拝を控えた方がいいと思う」とい う、原則参拝賛成ながらの外交的現実優先派が20%、「総理が参拝するのは当然 であり、外国からの干渉に対しては、それを許さない毅然とした態度で臨むべき」 という、確信的参拝賛成派が17%で続き、「お隣の中国や韓国がいろいろ言って いる訳だから、参拝はしない方がいいと思う」という、いわば外国からの声迎合派 や「靖国神社はA級戦犯を祭っているのだから、総理大臣は参拝すべきではない」 という確信的参拝反対派など、参拝それ自体へ反対する層は少数派であったが、今 回調査の時期が、昭和天皇のA級戦犯合祀に対する不快表明メモの存在が報道され た直後という事もあり、この事が賛否にどのような影響を与えたのか興味を持たれ る所であったが、前回と今回では回答の選択肢が異なっている事もあり、この辺り の結果は定かに出来なかった。
また第14回生活者アンケートでは、下記の15の項目の選択肢の中から、生活の中で不安や危惧を感じる項目を挙げてもらった。
・結婚
・就職
・健康
・育児
・子供の教育
・老後の生活
・親の介護
・自分の仕事の業績や安定・異性との交際
・夫又は妻とのコミュニケーション
・職場や近隣、親戚などとの人間関係
・増税や社会費用負担増大などによる生活コストアップ・その他
・特にない
・その結果、生活の中で不安や危惧を抱いている上位3項目は、1位「老後の生
活」、2位「増税や社会費用増大などによる生活コストアップ」、3位「健康」に なっており、 1位「老後の生活」、2位「増税や社会費用増大などによる生活コ ストアップ」 に関しては、 不安や危惧を感じている割合が過半数を占め、現状の 生活上における2大関心事になっている事が明らかになった。
特に「増税や社会費用増大などによる生活コストアップ」 に関しては、いわば自 己責任社会の実現を志向したとも言いえる小泉内閣が残した負の遺産とも言われ、 安倍内閣が将来に対して負う大きな課題になっているとも言えそうである。
以上が、第14回生活者アンケートにおける社会問題に関する結果のレジメである が、この結果は、保有商品などいくつかの質問に対する回答の中から、社会問題に 関係した部分を取り上げ「社会問題編」として整理したもので、調査レポートに は、性別年代別、ライフステージ別などの結果も網羅されており、レポートにご関 心をお持ちの方は下記までお問い合わせください。
また調査結果はマーケティングパネラーとして活用出来るため、特定の回答をした 層に絞り込んで、さらにその詳細を深彫りする追跡調査などに利用する事が出来ま す。
なお生活者アンケートの結果は、「社会問題編」以外、分野別に「保有商品編」 「新車乗用車編」「中古車乗用車編」の、計4つのレポートに分け作成されており ますが、各調査レポート、現在無償にて配布させて頂いております。
この件に関するお問い合わせは下記まで。
株式会社シーエヌエス
http://www.cns-tokyo.co.cp/
〒160-0017
東京都新宿区左門町9−6
TEL03-3341-8025
FAX03-3341-8023
担当者 山岸 格
e-mail:yamagishi@cns-tokyo.co.jp
《関連URL》
http://www.cns-tokyo.co.jp/
1)総理大臣の靖国神社参拝
2)北朝鮮に対する経済制裁の強化
3)郵政民営化
4)憲法9条の改訂
5)死刑制度の廃止
6)少年法の改訂
7)女系女性天皇の即位
8)卒業式での国旗掲揚
9)卒業式での国歌斉唱
・賛成が反対を上回っているのは、1位「少年法の改訂」、2位「北朝鮮に対する経 済制裁の強化」、3位「女系女性天皇の即位」、4位「郵政民営化」、5位「卒業 式の国旗掲揚」、6位「卒業式での国歌斉唱」だが、「少年法の改訂」「北朝鮮に 対する経済制裁の強化」に関しては、「賛成」が8割前後を占め特に高く、少年に よる凶悪犯罪が目につく昨今の世相や、拉致問題を発端とし、ミサイル発射問題や 核開発問題などに至る、いわば国際世論に離反した北朝鮮の暴挙に対する国民感情 のいらだちが、如実に反映した結果になっている。
・一方「反対」が「賛成」を上回っているのは、1位「死刑制度の廃止」、2位「憲 法9条の改訂」、3位「総理大臣の靖国神社参拝」だが、1位の「死刑制度の廃 止」の場合、「反対」が68%と過半数を占める一方、「賛成」はわずか7%に過 ぎず、国民感情が死刑制度の存続を望んでいる事を明確に示している。なお「総理 大臣の靖国神社参拝」に関しては、賛否で言えば「賛成」より「反対」が多いもの の、回答としては「どちらとも言えない」が最も多く、また最近、政治問題として 大きく浮上してきている「憲法9条の改訂」に関しても、「どちらとも言えない」 が33%で、その割合は「反対」と拮抗しており、この2問題は、一概に反対が多 数派を占めているとは言えない状況にあり、大いなる議論が待たれる国民的課題に なっていると言えそうである。
・なお総理大臣の靖国神社参拝に対する賛否に関しては、前回の第13回生活者アン ケートでも取り上げており、その時の結果では、「賛成でも反対でもないが、外国 からの声に左右される事なく、あくまでも国内問題として処理すべきだと思う」と いう、賛否に偏らないいわば中庸派が22%で最も多く、次いで「総理が参拝する 事自体には賛成するが、外交問題を考えると参拝を控えた方がいいと思う」とい う、原則参拝賛成ながらの外交的現実優先派が20%、「総理が参拝するのは当然 であり、外国からの干渉に対しては、それを許さない毅然とした態度で臨むべき」 という、確信的参拝賛成派が17%で続き、「お隣の中国や韓国がいろいろ言って いる訳だから、参拝はしない方がいいと思う」という、いわば外国からの声迎合派 や「靖国神社はA級戦犯を祭っているのだから、総理大臣は参拝すべきではない」 という確信的参拝反対派など、参拝それ自体へ反対する層は少数派であったが、今 回調査の時期が、昭和天皇のA級戦犯合祀に対する不快表明メモの存在が報道され た直後という事もあり、この事が賛否にどのような影響を与えたのか興味を持たれ る所であったが、前回と今回では回答の選択肢が異なっている事もあり、この辺り の結果は定かに出来なかった。
また第14回生活者アンケートでは、下記の15の項目の選択肢の中から、生活の中で不安や危惧を感じる項目を挙げてもらった。
・結婚
・就職
・健康
・育児
・子供の教育
・老後の生活
・親の介護
・自分の仕事の業績や安定・異性との交際
・夫又は妻とのコミュニケーション
・職場や近隣、親戚などとの人間関係
・増税や社会費用負担増大などによる生活コストアップ・その他
・特にない
・その結果、生活の中で不安や危惧を抱いている上位3項目は、1位「老後の生
活」、2位「増税や社会費用増大などによる生活コストアップ」、3位「健康」に なっており、 1位「老後の生活」、2位「増税や社会費用増大などによる生活コ ストアップ」 に関しては、 不安や危惧を感じている割合が過半数を占め、現状の 生活上における2大関心事になっている事が明らかになった。
特に「増税や社会費用増大などによる生活コストアップ」 に関しては、いわば自 己責任社会の実現を志向したとも言いえる小泉内閣が残した負の遺産とも言われ、 安倍内閣が将来に対して負う大きな課題になっているとも言えそうである。
以上が、第14回生活者アンケートにおける社会問題に関する結果のレジメである が、この結果は、保有商品などいくつかの質問に対する回答の中から、社会問題に 関係した部分を取り上げ「社会問題編」として整理したもので、調査レポートに は、性別年代別、ライフステージ別などの結果も網羅されており、レポートにご関 心をお持ちの方は下記までお問い合わせください。
また調査結果はマーケティングパネラーとして活用出来るため、特定の回答をした 層に絞り込んで、さらにその詳細を深彫りする追跡調査などに利用する事が出来ま す。
なお生活者アンケートの結果は、「社会問題編」以外、分野別に「保有商品編」 「新車乗用車編」「中古車乗用車編」の、計4つのレポートに分け作成されており ますが、各調査レポート、現在無償にて配布させて頂いております。
この件に関するお問い合わせは下記まで。
株式会社シーエヌエス
http://www.cns-tokyo.co.cp/
〒160-0017
東京都新宿区左門町9−6
TEL03-3341-8025
FAX03-3341-8023
担当者 山岸 格
e-mail:yamagishi@cns-tokyo.co.jp
《関連URL》
http://www.cns-tokyo.co.jp/
企業情報
企業名 | 株式会社シーエヌエス |
---|---|
代表者名 | -- |
業種 | 未選択 |
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