オリックス生命保険株式会社、『夫婦関係と家計に関する実態調査』を発表

 オリックス生命保険株式会社は、「夫婦関係と家計に関する実態調査」を、2012年11月2日~11月6日の5日間にわたりモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、1,000名(調査対象者:20歳~59歳の既婚男女)の有効サンプルを集計いたしました。

 オリックス生命保険株式会社( http://www.orix.co.jp/ins/ )(本社:東京都港区、社長:大藤 俊行)は、「夫婦関係と家計に関する実態調査」を、2012年11月2日~11月6日の5日間にわたりモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、1,000名(調査対象者:20歳~59歳の既婚男女)の有効サンプルを集計いたしました。

◆ 現代夫婦のコミュニケーション実態
 「メールは毎日」4割強、「ピロートークあり」7割、「SNSでつながり」4人に1人
◆ 20代既婚男女のSNS利用率は86%、現代夫婦の連絡手段に変化の潮流?
・夫が最も利用しているSNS「Facebook」、妻が最も利用しているSNS「mixi」
・配偶者に内緒で利用しているSNSあり 20代女性では1割強
・夫婦でつながっているSNS 「LINE」がトップ、“LINE夫婦”は12%、婚姻3年未満の新婚では3割
・SNS利用夫婦の33%が「LINE」でつながっている

 はじめに、20歳~59歳の既婚男女(全回答者1,000名)に、夫婦のコミュニケーションについて聞きました。

 夫婦間のコミュニケーション頻度を手段別にみると、毎日コミュニケーションをとっている割合(『1日に1回以上』の割合)は、《電話(通話)》では34.9%、《メール》では42.5%になりました。
 また、《ピロートーク(寝室での会話)》でのコミュニケーションがあるかをみると、「ある」69.5%、「ない」30.5%と、ピロートークでのコミュニケーションが行なわれている割合は7割になりました。

 最近では、SNS利用者も増え、夫婦でのコミュニケーションに利用している方もいるのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に夫婦のSNS(※)利用について聞きました。(※ミニブログやインスタントメッセンジャーも含む)
 まず、自分がSNSを利用している割合をみると、61.9%で、SNSの利用率は若い世代ほど高くなる傾向がみられ、20代86.0%、30代65.2%、40代51.6%、50代44.8%となりました。
 そして、利用しているSNSをみていくと、「mixi」27.0%が最多で、「GREE」24.2%、「Facebook」24.1%、「Mobage」21.2%、「LINE」19.6%、「Twitter」17.2%が続きました。男女別にみると、男性(夫)では「Facebook」29.0%が最も多く、次いで「mixi」25.6%、「GREE」25.0%が続き、女性(妻)では「mixi」28.4%が最も多く、「GREE」23.4%、「Mobage」21.2%が続いており、男女による特徴がみられました。
 次に、配偶者に内緒で利用しているSNSを聞いたところ、配偶者に内緒で利用しているSNSがあるのは6.7%と1割を切っていましたが、この割合は若い世代ほど高くなる傾向がみられ、20代では10.4%と1割になり、30代、40代はともに6.4%、50代は3.6%でした。
 そして、夫婦でつながっているSNSを聞いたところ、夫婦でつながっているSNSがあるのは26.4%と4人に1人の割合となりました。

 それでは、どのSNSで夫婦はつながっているのでしょうか。夫婦でつながっているSNSをみると、「LINE」が12.3%で最多となり、「mixi」6.1%、「Facebook」5.7%が続きました。これを夫婦の両方がSNSを利用している371名でみると、「LINE」は33.2%と3人に1人の割合となりました。
 また、婚姻期間別にみると、【3年未満】では「LINE」が30.6%で3年以上の層(3~10年未満18.2%、10年以上5.4%)よりも高く、「mixi」15.3%(3~10年未満10.1%、10年以上2.2%)や「Facebook」13.2%(3~10年未満8.5%、10年以上2.7%)でも3年以上の層より夫婦でつながっている割合は高くなりました。
 LINEにはスタンプ機能があるため、短文とスタンプでもやり取りが成立したり、スタンプ一つでも思いが伝えられたりし、帰りの連絡など夫婦のちょっとした連絡を手軽に行えることが夫婦でつながっているSNSのトップになった背景なのかもしれません。また、表情豊かなスタンプによって、やり取りにも表情が生まれ、夫婦のコミュニケーションの活性化につながることもあるのではないでしょうか。
 そして、夫婦でLINEがつながっている123名について、LINEでのコミュニケーション頻度をみると、毎日コミュニケーションをとっている割合(『1日に1回以上』の割合)は46.3%になりました。


◆ 現代夫婦の家計の実態 “家計が厳しい” 77%、“家計見直しの必要あり” 81%
◆ 記念日出費も影響あり? “FB夫婦”の9割が家計見直しの必要性を実感
◆ “夫婦の貯蓄残高” 今年は減少傾向7割
◆ “別々夫婦(家計管理が別々の夫婦)”のへそくり 今年は減少傾向7割
◆ “配偶者のこづかいを減らしたい” 3割強
◆ 来年から家計で見直したいものは“生命保険” 5人に1人、“Twitter夫婦”では3割
◆ “FB夫婦”が来年から家計で見直したいもの “外食費”が突出で4割

 家計が夫婦仲を左右することもあるのではないでしょうか。
 そこで、全回答者(1,000名)に家計の状況や意識を聞きました。

 家計に関する状況をみていくと、肯定率(『あてはまる(計)』)は、《家計が厳しい》では76.5%、《将来に備え、家計を見直す必要がある》は80.9%、《今年のボーナスは減りそうである》は63.0%となり、最近の厳しい世相が反映される結果となりました。
 【Facebookでつながっている夫婦】について、《将来に備え、家計を見直す必要がある》の肯定率をみると、89.5%と約9割に達し、【つながっていない夫婦】(80.4%)よりも10ポイント近く高くなりました。【Facebookでつながっている夫婦】は、結婚記念日やクリスマス、夫婦の誕生日に外食に行ったり、プレゼントを交換したりする割合が【つながっていない夫婦】よりも高くなっており、厳しい経済情勢に加え、記念日・イベントの出費も影響しているのかもしれません。

 厳しい世相は、貯蓄やへそくりにも表れているようで、《今年は夫婦の貯蓄残高は減少傾向》は70.3%、《今年は自分のへそくりは減少傾向》は56.8%となりました。
 家計管理タイプ別にみると、【別々夫婦】では、《今年は自分のへそくりは減少傾向》の肯定率は、71.0%になり、他の管理タイプよりも高くなりました。
 また、家計に関する意識についてみると、《配偶者のこづかいを減らしたい》の肯定率は31.8%と低くはなく、【家計が厳しい夫婦】では37.0%(家計が厳しくない夫婦14.9%)になり、家計状況が夫婦仲にも影響を及ぼす可能性が窺えました。

 経済情勢が悪い中、夫婦の多くが家計に厳しさを感じ、家計見直しの必要性も感じていることがわかりました。
 そこで、全回答者(1,000名)に、家計で見直したいものを聞きました。

 まず、《来年から、家計で見直したいもの》をみると、「食品・飲料(お酒を除く)費」が最も多く33.5%、次いで「電気代」32.3%、「外食費」31.9%、「通信費(ケータイ・スマホ、インターネットなど)」31.3%、「嗜好品(お酒、タバコなど)費」27.2%が続きました。
 来年から「保険料(生命保険)」を見直したい割合は、全体では20.2%と5人に1人の割合で8位となり、【生命保険の保険料支払を主に自分が管理している夫】では、「通信費(ケータイ・スマホ、インターネットなど)」(34.3%)に次いで27.2%で2位でした。
 SNSでつながっている夫婦についてみていくと、【Twitterでつながっている夫婦】では、来年から「保険料(生命保険)」を見直したい割合は30.8%になり、【つながっていない夫婦】(19.6%)よりも高くなりました。また、【Facebookでつながっている夫婦】についてみると、「外食費」を見直したい割合が突出して他の項目より高く、40.4%になりました。

 また、《消費税が増税されたら、家計で見直したいもの》についてみると、最も多かったのは「外食費」で40.7%となり、《世帯年収が下がったら、家計で見直したいもの》をみると、消費税増税の場合と同様に「外食費」が最多で48.4%になりました。
 
 次に、《過去、家計の見直しを実践し効果があったもの》をみると、最多は「外食費」20.4%、次いで「電気代」18.3%、「通信費(ケータイ・スマホ、インターネットなど)」14.3%、「食品・飲料(お酒を除く)費」14.0%、「嗜好品(お酒、タバコなど)費」13.3%、「レジャー・娯楽費」12.6%、「保険料(生命保険)」12.3%が続きました。


▼上記以外の調査結果や詳細データについては、こちらをご参照ください。▼
(グラフなどでわかりやすく記載しています)
http://www.orix.co.jp/ins/koho/news/2012/n121219_1.htm


■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「オリックス生命保険調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。

■■会社概要■■
代表者名:代表取締役社長 大藤 俊行
設立:1991年4月12日
所在地:東京都港区赤坂2-3-5 赤坂スターゲートプラザ

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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