クリエイターが注目する次のCool Japanコンテンツは、1位「絵画・イラスト」、2位「特撮」、3位「映画」

特撮の魅力は「CGでは出せない臨場感」、「現場で受け継がれた職人技術」日本独自の精巧な技術力に再評価。

2013年に創業50周年を迎える株式会社円谷プロダクションと、プレスリリース配信サービスを展開する株式会社バリュープレスは、この度“クリエイター”300名に対して「特撮に関する意識調査」を行いました。


■クリエイターが注目する「Cool Japan」コンテンツとは?

現在、アニメやマンガ、ゲームなどが“Cool Japan”として、国際的に高い評価を得ていますが、〝今後、日本ならではのコンテンツとして海外に紹介したいもの″として、1位「絵画・イラスト」(46.7%)、2位「特撮」(45.7%)、3位「映画」(37.7%)という結果になりました。また、上記選んだコンテンツについて印象を聞いたところ、「日本独自の感性・伝統がある」(35.3%)また、「細やかな技術力・手作り感」(18.3%)と、日本の感性・技術力について評価している意見が多く見られました。
 
■「特撮」の魅力は臨場感と精巧さ 

また、”特撮の魅力は何だと思いますか?”という質問に対し、1位「CGでは出せない臨場感」、2位「繊細なミニチュア」、3位「現場のみで受け継がれてきた職人技術」それぞれが半数以上を占め、上記のCool Japanに評価される技術力・感性と近い回答が得られました。
“世界に紹介したい、または次の世代に引き継ぎたい特撮作品”については、「ウルトラマンシリーズなどの円谷プロ作品」が全体の3分の1以上の回答がありました。

今年で創立50周年を迎える円谷プロダクションでは、より魅力的な映像作品を追求し、ターゲット層拡大の新たな挑戦を仕掛け、世界に誇る“特撮”の発信を目指します。


<意識調査概要>
■調査タイトル:特撮に関する意識調査
■調査対象:株式会社クロス・マーケティングのモニター会員を母集団とする「クリエイター」男女
(※職種がクリエイティブ且つ「映像・グラフィック系」に該当する人)

■調査期間:2012年12月14日~2012年12月17日
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・有効回答数:300サンプル

企画:株式会社バリュープレス

==【調査結果詳細】====================

(1)自身が主に携わっている制作活動について(MA)
1位:絵画、写真、イラスト、グラフィック 57.0%
2位:テレビ 24.7%
3位:Web 24.0%      他、CM・PV、映画など。

(2)現在、アニメ、漫画、ゲームなどが“Cool Japan”として国際的に多大な評価を受けていますが、今後、日本ならではのコンテンツとして海外に紹介したいものを以下より選んでください。(MA)
1位:絵画・イラスト 46.7%
2位:特撮 45.7%
3位:映画 37.7%   他、文学、音楽、ファッションなど。

(3)問(2)で選んだコンテンツについてどのような印象がありますか?
1位:日本独特の感性、独自性がある。伝統がある。35.3%
2位:細やかな技術力、手作り感 18.3%
3位:アイディアやデザインが独創的 11.3%

「江戸時代の浮世絵のように、海外での評価が何倍にもなる物が大量に潜んでいると思われる」「ジャパニーズメイドの文化が世界的に評価されるレベルに育ちつつあるが、国がそれを支えていない」等、日本文化の掘り起こしや、もっと海外にアピールしたいといった意見も見られました。

(4)「特撮」の魅力は何だと思いますか?(MA)
1位:CGでは出せない臨場感 59.3%
2位:緻密なミニチュア 55.0%
3位:現場のみで受け継がれてきた職人技術 51.3%

(5)「特撮」と聞いて思い浮かべること(イメージ・人名・作品名等)は何ですか?(FA)
1位:円谷英二・ウルトラマンシリーズ等 77.7%
2位:ゴジラ等の東宝作品関連 22.7%
3位:ライダー・戦隊等の東映作品関連 9.3%

その他、「特撮=SFというイメージが先行しすぎだが、今やどのような作品の中にも少なからず、特殊撮影が用いられており、最終的に作品を“イメージ通りに完成するため”の必要要素だと思う」といった意見も見られました。

(6)自身の制作活動において、デザインや設定、アクション、制作技法等が特撮作品にインスパイアされた経験がありますか?
はい 34.0%
いいえ 66.0%

(7)インスパイアされた経験のある方へ、具体的にどんな作品やエピソードですか?(FA)
1位:ウルトラマンシリーズ 29.1%
2位:ライダー・戦隊等の東映作品関連 11.6%
3位:ゴジラ等の東宝作品関連 4.7%
※「特になし」「忘れた」、(6)での「いいえ」を除く

その他「スターウォーズ」や「サンダーバード」等、海外作品名も挙げられました。

(8)世界に紹介したい、または次の世代に引き継ぎたい特撮作品がありますか?(FA)
1位:ウルトラマンシリーズ等の円谷プロ作品関連 37.7%
2位:ゴジラ等の東宝作品関連 17.3%
3位:ライダー・戦隊等の東映作品関連 9.3%

「後世にも伝えて行きたい」「途絶えさせることなく世界に向けて発信していきたい」といった意見もあれば、反対に「新しい人は斬新な考え方でいいものがすぐに出てくる」「面白ければ勝手に広まる」という回答もありました。

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【関連リンク】
株式会社 円谷プロダクション:http://m-78.jp/

(C)円谷プロ

企業情報

企業名 株式会社円谷プロダクション
代表者名 永竹 正幸
業種 エンタテインメント・音楽関連

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