3点式ユニットバスの浴槽とトイレを分離するための新工法を本日発表します。
新工法は2種類です。ひとつはユニットバス内部で浴槽部と便器部をドアで仕切る分割工法で、標準工事費は33万円です。もうひとつはユニットバスの便器を取り外し、床パンの穴を塞いで洗い場に改造し、外した便器は新設トイレに再利用する工法で、標準工事費は38万5千円です。(工事費はいづれも消費税別途)
【新工法開発の背景】
主に1990年以前、賃貸マンションに設置された「浴槽・洗面・トイレ」が一体となったいわゆる3点式ユニットバス(以下3点式と記載します)は、年々入居希望者から敬遠され、都心であっても多数の空室が目立っています。浴室とトイレがセパレートの物件の入居者ニーズは特に強いからです。昨今入居希望者は物件を探す際にまずネットで検索する傾向が強まっており、入居者ニーズに該当いない3点式の物件情報は閲覧件数を調べても低水準となっています。
永年弊社は賃貸マンションの管理業務(サブリース事業や募集・集金業務など)を営んでおり、管理物件の中には3点式の物件も少なくはありません。年々3点式物件の募集の反響が薄れれ中、募集家賃を下げながら需要の喚起を呼び起こしておりましたが、家主としても家賃の減額を続けて行くには限界があります。
【新工法の目的】
1、既存の3点式を改造し、バスとトイレを独立させて、募集サイトに「バス・トイレ別」で掲載を可能にすること。
2、改造費用は3点式を撤去し、浴室専用のユニットバスとトイレをそれぞれ新設する費用の半分以下の費用に収めること。
【新工法】分割工法(浴槽部とトイレ部を分割する場合)実用新案申請中
3点式の内部に間仕切りのアルミ製ドアを設け、浴室とトイレに分割する工法です。間仕切りのドアは浴槽のエプロンを15~20センチ程度切断して天井までの間に設置します。ドアの両サイドはアルミ枠にアクリルパネルを嵌めこみます。間仕切りドアの浴槽のエプロンを切断することで利用者は容易に跨いで出入りすることができます。エプロン切断面はFRPシートを施して防水処理を行います。
浴槽部の壁面にシャワー・シャンプー棚・照明器具を新設います。
トイレ部の壁面に小型洗面ボール・混合カラン・鏡・化粧棚・防水型2口電源コンセント・タオル掛けを新設します。既存洗面ボールは間仕切り設置の邪魔になるため撤去します。既設便器の便座を洗浄機能付暖房便座に取り替えます。3点式は入浴の際に湯が壁面に飛び散る恐れがあるため電源コンセントが付けられていません。間仕切り壁により湯の飛散の恐れが軽減しますので電顕コンセントを設け、洗浄機能付暖房便座やドライヤーの電源を確保します。
着工は発注日から概ね2週間後、施工は3日以内で可能です。標準工事費は消費税別で33万円~。(ユニットバスの型式、天井換気扇・既設給排水管・電気系統の状態により追加費用が発生することがあります。また、一部メーカーのユニットバスには分割工法による施工ができないことがあります。)
注:分割工法は一部の不動産情報サイトには「バス・トイレ別」で掲載できない場合があります。
【新工法】移設工法(トイレを増設する場合)実用新案申請中
3点式の既設便器を取り外し、床部に開いている排水口をキャップで塞ぎ、防水テープを貼ります。更にその周囲30センチ角部分にFRPシートを施します。最後に洗い場となる床面全体に防滑シート(プールサイド歩行用)を貼って仕上げとなります。
取り外した便器は新たに増設したトイレに移設して再利用します。便器の便座は洗浄機能付暖房便座に取り替えます。
着工は発注日から概ね1週間後、施工は3日以内で可能です。標準工事費は増設トイレ工事費を含み消費税別で38万5千円~。(トイレ用換気扇別途。既設給排水管・電気系統の状態により追加費用が発生することがあります。)
【施工エリア】
関東地区及びその周辺 施工担当会社:ハウス建装株式会社(弊社グループ企業)
東京都豊島区東池袋1-15-12 電話03-5958-0076 担当:坂爪
広島県及びその周辺 施工担当会社:アムス・インターナショナル広島株式会社(弊社グループ企業)
広島市南区西荒神町1-8 電話082-567-0099 担当:井下
今後は随時施工エリアは拡大して行く所存です。
主に1990年以前、賃貸マンションに設置された「浴槽・洗面・トイレ」が一体となったいわゆる3点式ユニットバス(以下3点式と記載します)は、年々入居希望者から敬遠され、都心であっても多数の空室が目立っています。浴室とトイレがセパレートの物件の入居者ニーズは特に強いからです。昨今入居希望者は物件を探す際にまずネットで検索する傾向が強まっており、入居者ニーズに該当いない3点式の物件情報は閲覧件数を調べても低水準となっています。
永年弊社は賃貸マンションの管理業務(サブリース事業や募集・集金業務など)を営んでおり、管理物件の中には3点式の物件も少なくはありません。年々3点式物件の募集の反響が薄れれ中、募集家賃を下げながら需要の喚起を呼び起こしておりましたが、家主としても家賃の減額を続けて行くには限界があります。
【新工法の目的】
1、既存の3点式を改造し、バスとトイレを独立させて、募集サイトに「バス・トイレ別」で掲載を可能にすること。
2、改造費用は3点式を撤去し、浴室専用のユニットバスとトイレをそれぞれ新設する費用の半分以下の費用に収めること。
【新工法】分割工法(浴槽部とトイレ部を分割する場合)実用新案申請中
3点式の内部に間仕切りのアルミ製ドアを設け、浴室とトイレに分割する工法です。間仕切りのドアは浴槽のエプロンを15~20センチ程度切断して天井までの間に設置します。ドアの両サイドはアルミ枠にアクリルパネルを嵌めこみます。間仕切りドアの浴槽のエプロンを切断することで利用者は容易に跨いで出入りすることができます。エプロン切断面はFRPシートを施して防水処理を行います。
浴槽部の壁面にシャワー・シャンプー棚・照明器具を新設います。
トイレ部の壁面に小型洗面ボール・混合カラン・鏡・化粧棚・防水型2口電源コンセント・タオル掛けを新設します。既存洗面ボールは間仕切り設置の邪魔になるため撤去します。既設便器の便座を洗浄機能付暖房便座に取り替えます。3点式は入浴の際に湯が壁面に飛び散る恐れがあるため電源コンセントが付けられていません。間仕切り壁により湯の飛散の恐れが軽減しますので電顕コンセントを設け、洗浄機能付暖房便座やドライヤーの電源を確保します。
着工は発注日から概ね2週間後、施工は3日以内で可能です。標準工事費は消費税別で33万円~。(ユニットバスの型式、天井換気扇・既設給排水管・電気系統の状態により追加費用が発生することがあります。また、一部メーカーのユニットバスには分割工法による施工ができないことがあります。)
注:分割工法は一部の不動産情報サイトには「バス・トイレ別」で掲載できない場合があります。
【新工法】移設工法(トイレを増設する場合)実用新案申請中
3点式の既設便器を取り外し、床部に開いている排水口をキャップで塞ぎ、防水テープを貼ります。更にその周囲30センチ角部分にFRPシートを施します。最後に洗い場となる床面全体に防滑シート(プールサイド歩行用)を貼って仕上げとなります。
取り外した便器は新たに増設したトイレに移設して再利用します。便器の便座は洗浄機能付暖房便座に取り替えます。
着工は発注日から概ね1週間後、施工は3日以内で可能です。標準工事費は増設トイレ工事費を含み消費税別で38万5千円~。(トイレ用換気扇別途。既設給排水管・電気系統の状態により追加費用が発生することがあります。)
【施工エリア】
関東地区及びその周辺 施工担当会社:ハウス建装株式会社(弊社グループ企業)
東京都豊島区東池袋1-15-12 電話03-5958-0076 担当:坂爪
広島県及びその周辺 施工担当会社:アムス・インターナショナル広島株式会社(弊社グループ企業)
広島市南区西荒神町1-8 電話082-567-0099 担当:井下
今後は随時施工エリアは拡大して行く所存です。
企業情報
企業名 | アムス・インターナショナル株式会社 |
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代表者名 | 代表取締役会長 徳原榮輔 |
業種 | 不動産 |