インテリアの街　福岡県大川市　地場産業情報のオープンデータベースを構築、産業・観光の振興に向け多方面に公開・活用へ

福岡県大川市の一般財団法人大川インテリア振興センターは、３月から大川市役所・大川商工会議所・大川観光協会と協力し、家具や建具などのインテリアを中心とした大川の地場産業情報をインターネット上に公開型データベースとして構築し、インテリア業者向け・観光客向けなど多角的に公開・活用する大川インフォメーション事業をスタートした。
大川市は古くから木工やインテリアに関するものは木材・金物・塗料・ガラスなどの素材から生産技術・設備などなんでも揃うと言われているが情報が整理されておらず、ネットでも調べにくいため受注・協業の機会を取りこぼす事が多かった。
新しく構築するのは大川の情報を技（技術）・人（匠・逸材）・物（生産物・素材）・事（イベント）という切り口で整理してゆくオープンデータベースで、誰でも写真・動画・文章などを無制限にアップロードでき、今後構築する予定の大川地域産業情報サイトや地産品通販サイト 大川ジャパンプレミアムマーケット、すでに公開されている観光案内スマートフォンアプリ「大川なび」、大川関連のFacebookページ（約50ヶ所で運営中）などで多角的に公開、外部からの地域産業の利用促進に向けて活用する。　また産業観光という視点から、地域の観光拠点や道の駅では、観光ボランティアなどがこれらの情報を活用することで観光客への地域情報提供力を向上する。

４月２４日水曜日14時から大川商工会議所で事業説明会を開催し、まずは大川の事業者向けにパソコンやiPhone・iPadなどで情報や写真などを手軽に登録出来るインターフェイスを公開して情報の収集を開始する。

一般財団法人 大川インテリア振興センター（ http://www.okawajapan.jp/ ）
大川ジャパンプレミアムマーケット（ http://shop.okawajapan.jp/ ）
大川なび（ http://navi.okawajapan.jp/ ）