6年間でネット売上が約24.2倍に!日本最大級の研究開発者向け 海外製品調達サービス「ユニポス」のWEBサイトがリニューアル。

浜松市、山形市で地元の法人向けにパソコンを販売していた従業員20名程度の小さな会社が、研究開発者向けの海外製品調達をはじめとするインターネット販売で急成長。2007年5月期には2000万円弱だったインターネット販売の売上が2013年5月期には4億7000万円を見込む。

2013年4月1日、テガラ株式会社(静岡県浜松市)は、主に大学の研究者や企業の開発者に向けた海外製品輸入販売サービス「ユニポス」のWEBサイト(http://www.unipos.net)をリニューアルしました。

今回のWEBサイトリニューアルでは、検索機能の強化により、大量の取扱商品の中から欲しい商品を簡単に見つけられるようになりました。さらに、WEBより会員登録することにより、問い合わせの際の個人情報入力の手間を省いたり、お気に入り登録やおすすめ商品の閲覧、問い合わせ履歴の確認ができたり、商品別にレビューコメントが書き込めるなど利便性を高めています。また、リニューアルを機にWEBサイト制作を地元の有力な制作会社へ依頼することで、さらなる完成度アップを目指しました。

テガラは静岡県浜松市と山形県山形市に事務所を置く、従業員20名程度の小さな会社です。1991年の創業当初から2000年代半ばまでは、主に地元の企業や大学を主なお客さまとするパソコンショップとして、オリジナルブランドのパソコンや国内メーカーのパソコン、周辺機器を販売していました。

そういった地元での営業活動の中で、研究者や開発者の方々から、海外でしか売られていないパソコン関連製品を日本で入手したい…という隠れた要望が多く聞かれました。そこからヒントを得て、2003年6月に「研究開発者向け海外製品調達サービス ユニポス」のWEBサイトを立ち上げ、全国向けに海外製品の輸入販売をスタートしました。商品在庫は最小限に絞込み、お客さまの希望する商品の情報をもとに1件1件販売元を調査し、メーカーや海外のショップに入手できるか直接交渉し、調達するという方法で、しだいに取扱実績を増やしていきました。一度販売した商品はWEBに実績を掲載することで、別のお客さまからも注文を得る事ができました。

初年度はわずか500万円の売上でしたが、しだいに掲載商品の充実やインターネット広告の効果により利用者が増加し、2008年5月期には約4200万円、2012年5月期には2億7000万円に達しました。そして2013年5月期には2008年の約8.5倍となる3億6000万円の売上を見込むほどに成長しました。今では全国400以上の大学や研究機関、また多数の企業様との取引実績があり、商品の取扱実績も4000点を超え、名実ともに日本最大級の研究開発者向け海外製品調達サービスに育っています。

また、それまで地元の法人に販売していたオリジナルパソコンも研究開発者向けや産業用に用途を絞り、2010年より全国への販売を開始し、3年でゼロから売上1億円を超えるまでに成長しました。海外製品とパソコンを合わせたネット販売の売上は、2013年5月期で4億7000万円を見込んでいます。(従来事業も合わせると約6億円)

今後のテガラはユニポスを中心とするインターネット販売にさらに注力し、2015年5月期には8億円、2017年5月期には売上高10億円の売上達成をめざしています。

企業情報

企業名 テガラ株式会社
代表者名 佐藤 俊彦
業種 コンピュータ・通信機器

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