ガイア・システム・ソリューションと情報処理推進機構、タイ国情報通信技術省と共同でタイ国組込みソフトウェア人材育成プロジェクトを始動。

ガイア・システム・ソリューション（東京都品川区）と独立行政法人・情報処理推進機構（ＩＰＡ）とは、タイ国情報通信技術省ソフトウェア・インダストリ・プロモーション・エージェンシー（ＳＩＰＡ）と共同で日タイ協力プロジェクト「ＥＴＳＳ（組込みスキル標準）によるタイ国組込みソフトウェア人材育成プロジェクト」を始動し、ガイア・システム・ソリューションを推進機関としてＩＰＡ内のソフトウェア・エンジニアリング・センター（ＳＥＣ）が策定するＥＴＳＳ（組込みスキル標準）によるタイ国における組込みソフトウェア開発人材育成のための教育カリキュラムおよびエンジニア認証システムの構築を開始いたしました。

プロジェクトの開始に際して、１月１８日（木）に本プロジェクトのオープニングセレモニーをタイ国バンコク都内の情報通信技術省内において開催し、日タイ共同の組込みソフトウェア人材開発の推進をタイ主要大学および日系企業などの産業界に表明いたします。同セレモニーにはタイ国からシティチャイ情報通信技術相、日本から渡辺博道経済産業副大臣が出席し、ＳＩＰＡとＩＰＡとの間にて本事業に関する協力文書の調印式を行い、東海大学・大原茂之教授によるＥＴＳＳについての基調講演も開催される予定です。

本事業は、タイ国工業大臣顧問などを務めながら組込みソフトウェア開発における日タイ共通標準の採用によるタイ国組込みソフトウェア産業構築を推進してきた当社会長・平出隆一（現在ＳＩＰＡ顧問にも任命）の提案に情報通信技術省およびＳＩＰＡが賛同することによって計画が軌道に乗ったもので、当社と緊密な協力関係にあるＩＰＡとの連携をはかるために昨年８月にＳＩＰＡ−ＩＰＡ両機構の首脳会談を東京にて行い、２００６年１１年１５日に両機構は協力協定を締結いたしました。今回のＥＴＳＳ事業の開始により、ＥＴＳＳという日タイ共通標準による人材育成が実現することになり、タイ国において日本の産業が求める要件を満たしたエンジニアを豊富に輩出することが可能となり、日本の組込みソフトウェア産業において現在約９万人のエンジニアが不足しているといわれる深刻な人材不足の解消、そしてタイにとっては国際競争力のある人材市場を創出することが可能となり、両国から大きな期待を集めている事業です。


■株式会社ガイア・システム・ソリューションについて

ガイア・システム・ソリューションは、組込みシステム開発をサポートする超高速システムシミュレータを核とした豊富な開発環境を揃え、上流設計から下流設計まで、お客様に最適なソフトウェア＆ハードウェア設計プロセスを提案しています。さらに、組込みシステム開発のクオリティ・ソリューションとして、設計手法コンサルタント、新規価値の創造コンサルタントを通して、組込みシステムの新たな価値の創造を支えています。
２００６年にはタイ国に現地法人「ガイア・タイランド」を設立し、自動車産業をはじめとする日本企業のタイ国での組込みソフトウェア開発拠点設立、海外アウトソーシングの強化をサポートするとともに、政府機関・研究機関・教育機関や業界団体と協調しながらタイ国における組込みソフトウェア産業の創出に取り組んでおります。


■本件についてのお問合せ
ガイア・システム・ソリューション
TEL: 03-3443-9720　FAX: 03-3443-9721
担当：横山（ガイア・タイランド） <yokoyama@gaiaweb.co.jp>
本社担当：坂口 <sakac@gaiaweb.co.jp>


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