ラティス、アニメーション再生機能を強化したiPad用3Dビューワ無償配布開始 -iPad上でダイナミックな3Dアニメーションを再生し、サービスや営業業務を支援-

2013年7月3日、東京(日本)- ラティス・テクノロジー株式会社は、iPad上でダイナミックな3Dアニメーション再生を実現した3Dビューワ「iXVL Player Ver. 3.1」を、アップル社の運営するApp Store経由で無償配布を開始しました。

2013年7月3日、東京(日本)- ラティス・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 鳥谷浩志、以下ラティス)は、iPad上でダイナミックな3Dアニメーション再生を実現した3Dビューワ「iXVL Player Ver. 3.1」(以下、新バージョン)を、アップル社の運営するApp Store経由で無償配布を開始しました。

世界レベルの基本性能を持つ3D 軽量データXVL は、自動車や航空機、造船といった大量の部品から成る製品を開発する製造業において広く利用されています。ラティスはiPad用の3Dビューワを無償提供し、製造現場の業務支援をしてきました。新バージョンでは、インタラクティブに動く3Dアニメーションを再生可能になったので、製造のみならずサービス、営業の現場でも効果的な利用が期待できます。

新バージョンでは、あらかじめDMUツールXVL Studioシリーズで設定したアニメーションをiPadやiPhone上で再生可能です。例えば、下図のようにあるボタンを押したらカバーが開いて内部の部品が動くといったインタラクティブなアニメーションを再生できます。アニメーション再生中でも回転、パン、ズームといった基本的な3Dのビュー操作が可能なので製品の詳細な動きを再現できます。このようにリアルな動きをiPad上で再現できるので、製品取扱説明といったサービス分野での質向上が可能です。
     
新バージョンは7月12日に名古屋で開催されるXVL 3次元ものづくり支援セミナーにて展示予定です。http://www.lattice.co.jp/ja/seminar/tokyo_nagoya_2013.html

ラティスは3Dを利用した直観的なコンテンツをiPadで再現することで、3Dデータ活用を製造現場のみならずサービス、営業分野にまで広げ、設計分野での高価な3D投資を全社のデータ活用による効率化で回収する手法を提案していく考えです。

※下記弊社サイトに上記のプリンターのサンプルデータがございますのでぜひお試しください。
http://www.xvl3d.com/ja/ixvl/manufacturing.html
※上記アニメーションをiPad / iPhoneで再生させるためには、同時リリースの「iXVL Publisher Ver. 3.1」でiPad / iPhone閲覧用の3Dデータに変換しておく必要があります。
※新バージョンはiPad / iPhone両デバイスに対応しています。



■iXVL Player製品情報
製品⇥: iXVL Player Ver. 3.1
対象端末 : iPad、iPad mini、iPhone
iOS :  iOS5、iOS6
配布方法 : App Store より無償配布

■iXVL Publisher 動作環境 
OS⇥Windows 8 またはWindows 8 x64日本語版
Windows 7 または Windows 7 x64 日本語版
Windows Vista 日本語版
Windows XP SP1 以上,または Windows XP Professional x64 Edition 日本語版 
メモリ⇥256 MB 以上(大容量データを扱う場合は 1 GB 以上を推奨)
HDD⇥50 MB 以上の空き容量

■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )

現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

■会社概要

ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社⇥⇥:⇥〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階⇥⇥ ⇥⇥⇥TEL : 03-3830-0333 / FAX : 03-5805-5253
ホームページ⇥:⇥http://www.lattice.co.jp/
E-mail⇥⇥:⇥ casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長⇥:⇥鳥谷 浩志
資本金⇥⇥:⇥7億円
設立⇥⇥:⇥1997年10月


XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
iPad, iPad mini, iPhone, App Store は、Apple Inc. の商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

企業情報

企業名 ラティス・テクノロジー株式会社
代表者名 鳥谷 浩志
業種 その他製造業

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