「緩和ケアとメディカルアロマセラピー」をテーマにした学術総会を熊本にて開催

アロマセラピーを医療に正しく応用する為に臨床医を中心に組織された研究団体「日本アロマセラピー学会」が、10月13日・14日に第16回学術総会を熊本にて開催いたします。テーマは「緩和ケアとメディカルアロマセラピー」。参加無料の市民公開講座もあり。

一般社団法人 日本アロマセラピー学会は、2013年10月13日(日)・14日(月・祝)の2日間、市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)にて第16回学術総会を開催いたします。

近年、医学・医療の進歩により、高齢化社会を迎え、それと相まって、生活習慣病や悪性腫瘍「がん」が増加しています。特に、「がん」は日本人の生涯において、2人に1人が罹患し、3人に1人が死亡し、年間死亡者が35万人を超える事態となっており、いわば国民病ともいえます。これら「がん」や生活習慣病などの慢性疾患への対処においては、現代西洋医学だけをもってしても限界があります。予防医学や健康への関心度が増し、健康維持や治療選択において、生活の質 (QOL; Quality of Life) を重視した医療が求められてきています。

そこで、補完代替医療、さらにこれを現代西洋医療と有機的に融合させた統合医療という概念が提唱され、注目されるようになりました。西洋医学だけでは治せない分野を補う医療はその多くが、人の五感を介して働きかけ、様々な身体の症状のみならず心理・精神症状を緩和させ、QOL(生活の質)を改善させます。

こうした医学の新たな潮流のなかで、アロマセラピーは、五感の内、嗅覚と触覚(体性感覚)を介して作用し、がん化学療法を始め薬物療法の中で、また、緩和ケアの中で重要な役割を演じています。各種疾患の治療を行っていく上で、副作用も含めたがん患者およびその家族への全人的なケアは国の進める「がん対策基本法」(2007年4月施行)の整備・推進に大変重要な意味があります。がんのみならず、多岐にわたる疾患に罹患し、心身ともに苦境に立たされる人々をも包含したこの全人的「緩和ケア」は今後、だれもが関わる重要な分野になります。

日本アロマセラピー学会はその想いを込めて、2013年本学会総会のメインテーマを、「緩和ケアとメディカルアロマセラピー」といたしました。臨床、基礎医学各分野の研究者が一堂に会して、研究の最新情報を交換する場となります。特別講演、教育講演、国際セッション、各シンポジウム、そして参加無料の市民公開講座などが開催予定であり、学会の会員のみではなく、非会員の方にもご参加いただけます。

【詳細・お申し込み】
日本アロマセラピー学会 第16回学術総会 ~緩和ケアとメディカルアロマセラピー~
http://aroma-jsa.jp/wp/?page_id=938

企業情報

企業名 一般社団法人 日本アロマセラピー学会
代表者名 水野裕子
業種 医療・健康

コラム

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