震災被災者の方の足の健康が、今脅かされています。「足の健康診断」で分かった、東京で仮住まいをされる被災者の足が悪化する現状

足と靴のお悩み改善に取り組むサロンドソレイユは、去る7月2日、東京に仮住まいをされている被災者を応援するために、東京都江東区の国家公務員宿舎(東雲住宅)において、無料で「足の健康診断」を行いました。そこで、こちらの想定していなかった現状が明らかになりましたので、ご報告をさせていただきます。

江東区の国家公務員宿舎には、多くの被災者が仮住まいをされていますが、慣れない都会での暮らしに戸惑い、健康を害され、1日の多くを部屋の中で過ごされる方も多いと耳にしました。
これでは、足の筋力はどんどん衰え、偏平足、むくみ、巻き爪など足の様々なトラブルが起こり始めます。普通に生活されている方ですら、足にトラブルを抱える方が約9割と言われていますので、トラブルが起こらない方が不思議なくらいです。

そこで私たちで、何か出来ることはないかと考え、被災者の方で、足のトラブルに悩む方、予防をしたい方対象に、無料で足の健康状態をお調べし、歩行レッスンを行う「足の健康診断」を企画させていただいたところ、予想を大幅に上回る方々にお越しいただき、大変感謝していただきました。

当日は、足の裏のプリントをおとりして、体重のかけ方、それにより起こりうるトラブル、外反母趾改善方法、正しい靴の選び方などをお話させていただき、おひとりずつ歩行のレッスンも行いました。

参加された皆さんに、東京に避難する前と後の足の健康状態について、何か変化はないかご質問させていただいたところ、このような結果となりました。
質問)避難後、足に関して気になることはありますか。(40人中)複数回答
1位)避難前と比べて脚が太く(むくみやすく)なった     23人
2位) 疲れやすくなった                  17人           
3位) 偏平足になった(気がする)              8人
4位)爪が巻いてきた(気がする)               5人
5位)外反母趾が悪化した                   3人
6位)角質が硬くなった                    2人

このように、何らかの変化を感じている方が大変多いのに驚きました。
1位から6位まで、共通して考えられる原因は、運動不足と、それに伴う新陳代謝の低下、平らな所ばかり歩くための、足裏の筋肉の低下です。

今回こような結果が出た、ということは、避難されていらっしゃる他の多くの方も、同じように感じていらっしゃるはずです。
これでは、本当にますます健康を害することになってしまいますので、これからもこの、無料「足の健康診断」を通じ、多くの被災者の方に、足の健康の大切さ、トラブルの改善方法などを訴えていくつもりです。
そして、被災者の方以外でも、少しでも多くの方にこの現状を知っていただきたいと思いますので、様々な施設でこのような機会を設けていけたら、と思っております。

企業情報

企業名 足と靴のお悩み改善 サロンドソレイユ
代表者名 橋田智美
業種 医療・健康

コラム

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