ブレンド米に特化した創業60年の米問屋、とけし商事がホームページをオープン

沖縄県北谷町にあるとけし商事(沖縄県中頭郡北谷町浜川202番地 代表 渡慶次)はお米を仕入れ、精米加工を行い、飲食店に配達を行う米卸業者です。 当社独自の取り組みとしてブレンド米への特化があります。このたびホームページを開設したのでお知らせいたします。

 日本のお米の消費量は年々減少を続けています。
13年度産のお米の需要見通しは、791万トンで、前年比2万トン減です。日本人のお米の年間消費量はピーク時の1960年代の120キロの約半分になってしまいました。政府は減反政策を強化しており、4年連続で生産目標数量を引き下げています。食生活がパン食や麺類へシフトしたためでもありますが、やはり当社のような米卸にとっては日本人がお米を食べなくなっている事はさびしい思いがありました。
 
 需要が減少していく中で、当社のような小さな会社でもなにか新しい価値を提供できるのではないかと考えました。そこで生まれた取り組みが、「ブレンド米への特化」でした。

 きっかけは、営業で入ったお弁当屋さんに言われた一言でした。
「うちは色んなお米屋さんと取引してきた。いつも取引の最初は安くて美味しいお米を持ってくる。だけど、半年くらいすると、質の悪いお米を持ってきたり、頻繁に味が変わったりするようになる。おたくもそうじゃないのか?」この言葉で、飲食店様は米屋に対して味や価格以外にも「年間を通して安定した品質」を求めているのではないかと考えました。

 元々お米は農産物であるため、年間を通して同じ商品を提供し続けるのが難しい商品です。
例えばある和食屋さんが、新潟産こしひかりをずっと使いたいと思っても、年間を通して提供できるかは、卸にとって難しい課題です。※商品ごとの時価相場や産地によっての豊作・不作があるため。
そこで、「年間を通して同じ商品を仕入れる方法」を考えるのをやめ、「年間同じ商品は仕入れられない」事を前提にブレンド米に特化する事を考えました。

 ブレンド米というと、安価で品質の悪いイメージがありますが、それは原価を落とすために質の悪いお米をブレンドした場合に起こるものです。相性の良いお米どうしをブレンドする事によってストレートにはない深みのある味わいが生まれます。また、その時々に合ったお米を、比率を計算しブレンドしていく事で品質を安定させる事ができます。

 当社のこうした取り組みを発信できたらと思い、ホームページを開設しました。
ホームページには商品等の基本情報の他、「お取引先インタビュー」や「お米マイスターコラム」を掲載しています。
「お取引先インタビュー」では、当社とお取引のある飲食店様にインタビューを行っております。
開業の経緯や料理の工夫、お店のセールスポイント等を掲載しています。沖縄の飲食店様の等身大の工夫や取組みをご紹介しています。また、「お米マイスターコラム」ではお米の炊き方についてのQ&Aなどの情報を充実させています。

 少しでも多くの方に当社の事を知って頂きたく、このたびリリースさせて頂きました。宜しくお取りはからいの程お願い致します。

「とけし商事」でぜひご検索下さい。

 http://www.tokeshishoji.jp/

企業情報

企業名 とけし商事株式会社
代表者名 渡慶次修
業種 外食・フードサービス

コラム

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