ラティス、3Dからのイラスト作成コストを大幅に削減～「XVL Studio Ver.12.1」でイラスト出力品質を劇的に向上～

2013年10月1日、東京(日本) -ラティス・テクノロジー株式会社（代表取締役社長 鳥谷浩志、以下、ラティス）は、イラスト出力品質を大幅に改善した「XVL Studio Ver.12.1」（以下、新バージョン）のイラスト作成オプションを、10 月21 日より販売開始します。

ラティスの軽量3 次元データ「XVL」は、世界レベルの基本性能を持つことから、その3D 活用ソリューションは国内外の数多くの製造業で採用されています。特に、大容量3D データを使ったイラスト作成にXVL は幅広く利用されてきました。新バージョンは、二つの機能強化によりイラスト品質向上を、また、複数の断面イラスト作成機能により工数低減を実現しました。

品質向上に関しては、重複線の自動削除とアウトラインの結合処理を大幅に強化しました。新バージョンでは、フィレットや段差箇所部等に現れる重複線を自動除去します。また、形状のアウトライン（輪郭線）の途切れを自動結合します。これにより、従来必要であった、重複線の削除やアウトラインの結合作業など、イラスト編集ソフトでの修正作業を激減させます。

さらに新バージョンでは、最大三面による断面イラストの作成機能を提供します。これを線画と面画の混在イラストと組み合わせることで、分かりやすいイラストの作成が可能になりました。これまで、製品の実機を参照して描いていた断面イラストを、誰でも手軽に作成できます。さらに、専門業者への外注コストを削減できます。

ラティスは、3D データからのイラストソリューションの強化、特に、作成工数を最小限に抑える事で、製造業のコスト削減に貢献していく考えです。