江戸東京博物館(両国)で企画展「幕末の江戸城大奥」 開催 -会期:2013年10月29日(火)~12月8日(日)
江戸東京博物館では、10月29日から12月8日まで、企画展「幕末の江戸城大奥」を開催。江戸城大奥について、公益財団法人徳川記念財団が所蔵する御台所や将軍生母に関する資料を中心に展示し、彼女たちの暮らしの実像を解き明かします。また、男役人、留守居にも注目し、江戸城大奥の運営についてもひもときます。
東京都江戸東京博物館(東京・両国)では、2013年10月29日(火)から12月8日(日)まで、企画展「幕末の江戸城大奥」を開催いたします。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest////exhibition/project/2013/10/index.html
江戸城本丸御殿は、幕政の中心である表と、将軍やその家族たちが生活する場である奥とに分けられます。このうち奥空間の最奥に位置するのが大奥であり、その基礎が確立したのは、6代将軍徳川家宣の頃とされています。大奥は、将軍の正室である御台所(みだいどころ)とともに世子を養育して家の存続をはかるという役割をもち、また御台所や将軍生母たちが日常生活をおくる場でもありました。
本展では、この幕末まで存続した江戸城大奥について、公益財団法人徳川記念財団が所蔵する御台所や将軍生母に関する資料を中心に展示し、宮家や公家、武家など様々な身分を出自とした彼女たちの暮らしの実像を解き明かします。また、大奥の取締りをつかさどった男役人、留守居(るすい)にも注目し、華やかな江戸城大奥の運営についてもひもときます。
【みどころ】
■第1章 将軍と大奥
幕末頃の江戸城大奥といえば、13代将軍徳川家定の御台所である天璋院(篤姫)や14代将軍徳川家茂の御台所である静寛院宮(和宮)がよく知られていて、ゆかりの品も多く残されていますが、その他の御台所や将軍生母たちも生活を営み、様々な所用品を残しました。
本章では、天璋院や静寛院宮に加え、旗本跡部正賢の娘に生まれ12代将軍家慶の側室となり13代将軍家定の生母となった本寿院と、紀州藩士松平晋の娘に生まれ紀州藩主徳川斉順の側室となり14代将軍家茂の生母となった実成院など、これまであまり知られてこなかった御台所や将軍生母の存在、その所用の品々をとりあげ、幕末という時代に江戸城大奥で暮らした女性たちの姿を紹介します。
■第2章 さまざまな風儀
御台所たちは、宮家や公家、武家など様々な身分を出自としていました。このため、江戸城大奥における彼女たちの生活は、多彩な〝風儀〟から成り立っていました。例えば、徳川将軍家は3代将軍徳川家光以降、宮家や五摂家出身の女性から御台所を迎えるのが慣例で、江戸城大奥の生活には自ずと上方の影響がみられます。
本章では薩摩藩島津家に生まれ御台所となった天璋院(篤姫)と、皇女に生まれ御台所となった静寛院宮(和宮)が所用した衣裳や身の回りの調度類などから、幕末の江戸城大奥における生活にまつわる風儀の実相について考えます。
■第3章 江戸城大奥と留守居
江戸城大奥は、御台所や将軍生母に仕えていた奥女中など、女性によってのみ運営されていたわけではありません。広敷役人と呼ばれる男役人たちもその運営に大きく関わっており、中でも広敷役人を取り仕切っていた留守居という役職はとくに重要で、大奥の年中行事には留守居が大奥に赴いて役目を果たすことで、成り立つものもありました。
本章では、留守居という大奥の運営を掌った男役人の職務に注目し、華やかな江戸城大奥の運営について、その仕組みを紹介します。
■■展覧会概要■■
【会期】
2013年10月29日(火)~平成25年12月8日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、11月4日は開館、翌5日が休館)
※会期中一部展示替えあり
【会場】
東京都江戸東京博物館 5階常設展示室内 第2企画展示室
JR総武線「両国駅」西口より徒歩3分/都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口より徒歩1分
都バス 錦27・両28・門33・墨38系統「都営両国駅前」下車徒歩3分
【観覧料】
一般⇥ 600円(団体480円)
大学・専門学校生⇥ 480円(団体380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上⇥300円(団体240円)
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童⇥無料
※常設展観覧料でご覧になれます。
※( )内は20人以上の団体料金。消費税込。
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料
(年齢を証明できるものを持参ください)
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、
その付き添い
の方(2名まで)は、常設展観覧料が無料です。
【問い合わせ】
03-3626-9974(代表)
【主催】
東京都、東京都江戸東京博物館、公益財団法人徳川記念財団
【関連イベント・その他】
■ミュージアムトーク ※申込不要
【日時】11月1日(金)・8日(金)・15日(金)・22日(金) 午後4時から30分程度
【集合場所】5階常設展示室日本橋下 (展覧会担当者による展示解説です。)
■えどはくカルチャー ※要事前申込、有料。
詳細URL:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/event/culture/
11月20日(水) 午後2時~午後3時30分 「江戸城大奥と留守居」(11月1日申込〆切)
【講師】野本禎司(公益財団法人徳川記念財団専任研究員)
【定員】200名
【受講料】1,000円
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest////exhibition/project/2013/10/index.html
江戸城本丸御殿は、幕政の中心である表と、将軍やその家族たちが生活する場である奥とに分けられます。このうち奥空間の最奥に位置するのが大奥であり、その基礎が確立したのは、6代将軍徳川家宣の頃とされています。大奥は、将軍の正室である御台所(みだいどころ)とともに世子を養育して家の存続をはかるという役割をもち、また御台所や将軍生母たちが日常生活をおくる場でもありました。
本展では、この幕末まで存続した江戸城大奥について、公益財団法人徳川記念財団が所蔵する御台所や将軍生母に関する資料を中心に展示し、宮家や公家、武家など様々な身分を出自とした彼女たちの暮らしの実像を解き明かします。また、大奥の取締りをつかさどった男役人、留守居(るすい)にも注目し、華やかな江戸城大奥の運営についてもひもときます。
【みどころ】
■第1章 将軍と大奥
幕末頃の江戸城大奥といえば、13代将軍徳川家定の御台所である天璋院(篤姫)や14代将軍徳川家茂の御台所である静寛院宮(和宮)がよく知られていて、ゆかりの品も多く残されていますが、その他の御台所や将軍生母たちも生活を営み、様々な所用品を残しました。
本章では、天璋院や静寛院宮に加え、旗本跡部正賢の娘に生まれ12代将軍家慶の側室となり13代将軍家定の生母となった本寿院と、紀州藩士松平晋の娘に生まれ紀州藩主徳川斉順の側室となり14代将軍家茂の生母となった実成院など、これまであまり知られてこなかった御台所や将軍生母の存在、その所用の品々をとりあげ、幕末という時代に江戸城大奥で暮らした女性たちの姿を紹介します。
■第2章 さまざまな風儀
御台所たちは、宮家や公家、武家など様々な身分を出自としていました。このため、江戸城大奥における彼女たちの生活は、多彩な〝風儀〟から成り立っていました。例えば、徳川将軍家は3代将軍徳川家光以降、宮家や五摂家出身の女性から御台所を迎えるのが慣例で、江戸城大奥の生活には自ずと上方の影響がみられます。
本章では薩摩藩島津家に生まれ御台所となった天璋院(篤姫)と、皇女に生まれ御台所となった静寛院宮(和宮)が所用した衣裳や身の回りの調度類などから、幕末の江戸城大奥における生活にまつわる風儀の実相について考えます。
■第3章 江戸城大奥と留守居
江戸城大奥は、御台所や将軍生母に仕えていた奥女中など、女性によってのみ運営されていたわけではありません。広敷役人と呼ばれる男役人たちもその運営に大きく関わっており、中でも広敷役人を取り仕切っていた留守居という役職はとくに重要で、大奥の年中行事には留守居が大奥に赴いて役目を果たすことで、成り立つものもありました。
本章では、留守居という大奥の運営を掌った男役人の職務に注目し、華やかな江戸城大奥の運営について、その仕組みを紹介します。
■■展覧会概要■■
【会期】
2013年10月29日(火)~平成25年12月8日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、11月4日は開館、翌5日が休館)
※会期中一部展示替えあり
【会場】
東京都江戸東京博物館 5階常設展示室内 第2企画展示室
JR総武線「両国駅」西口より徒歩3分/都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口より徒歩1分
都バス 錦27・両28・門33・墨38系統「都営両国駅前」下車徒歩3分
【観覧料】
一般⇥ 600円(団体480円)
大学・専門学校生⇥ 480円(団体380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上⇥300円(団体240円)
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童⇥無料
※常設展観覧料でご覧になれます。
※( )内は20人以上の団体料金。消費税込。
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料
(年齢を証明できるものを持参ください)
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、
その付き添い
の方(2名まで)は、常設展観覧料が無料です。
【問い合わせ】
03-3626-9974(代表)
【主催】
東京都、東京都江戸東京博物館、公益財団法人徳川記念財団
【関連イベント・その他】
■ミュージアムトーク ※申込不要
【日時】11月1日(金)・8日(金)・15日(金)・22日(金) 午後4時から30分程度
【集合場所】5階常設展示室日本橋下 (展覧会担当者による展示解説です。)
■えどはくカルチャー ※要事前申込、有料。
詳細URL:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/event/culture/
11月20日(水) 午後2時~午後3時30分 「江戸城大奥と留守居」(11月1日申込〆切)
【講師】野本禎司(公益財団法人徳川記念財団専任研究員)
【定員】200名
【受講料】1,000円
企業情報
企業名 | 東京都江戸東京博物館 |
---|---|
代表者名 | 竹内誠 |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |
コラム
東京都江戸東京博物館の
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