『爆速経営 新生ヤフーの500日』11月11日刊行

日経BP社（本社：東京都港区、社長：長田公平）は2013年11月11日（月）、単行本『爆速経営 新生ヤフーの500日』（蛯谷 敏著・税込定価1575円）を刊行いたします。

■日経ビジネス記者が密着取材して明らかにする改革の全貌

　『爆速経営 新生ヤフーの500日』は、2012年4月にCEO（最高経営責任者）に就任したヤフーの宮坂学氏の1年半にわたる企業改革の軌跡を追った記録です。経済経営誌『日経ビジネス』の記者が総力を挙げて取材し、改革の全容に迫りました。

　2012年1月、当時執行役員だった宮坂学氏はソフトバンクの孫正義社長に呼ばれ、ヤフーの社長就任を打診されました。大企業になったがゆえに守りに入りすぎていたヤフー。再び攻めの姿勢を取り戻すために、孫社長が当時の井上雅博・ヤフー社長と話し合った末の提案でした。逡巡した宮坂氏でしたが、最終的に要請を受け入れます。そして、改革の仲間集めに走り出しました。

　本書のタイトルにもなった、「高速」を超える「爆速」を掲げて突っ走る若き経営陣が大企業に陥ったヤフーを変えていくプロセスは、同様の問題を抱える大企業や、組織を変えたいと願うリーダーにとって最良のケーススタディとなるに違いありません。

日経BP書店、Amazonにて予約販売を開始しております。

▼日経BP書店：　http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/223190.html

▼Amazon：　http://www.amazon.co.jp/dp/4822274292

■目次

まえがき

【1章】 革命前夜 ヤフーが一番つまらない！

【2章】 電撃指名 53番目の社員に託された命運

【3章】 改革始動 まず、登る山を決める

【4章】 前例破壊 異業種タッグが既成概念を壊す

【5章】 爆速誕生 "言霊"が組織を動かす

【6章】 再活性化 見られるからこそ社員は輝く

【7章】 試行錯誤 「! 」を生み続ける組織へ

あとがき

■組織を変えるワンフレーズ

本書に登場する、数々の改革のキーワードの一例をご紹介します。

・「脱皮できない蛇は死ぬ」　

・「10倍挑戦して、5倍失敗して、2倍成功する」　

・「大切なのは、誰をバスに乗せるか」　

・「経営は軍議長くすべからず」

・「経営者が自分の判断に迷うのは、目標が明確ではないからだ」

・「まず、登るべき山を決める」　

・「改革とは、組織の中で浮くこと」　

・「組織は原理原則で動かす」

・「見られるからこそ社員は輝く」

・「アサインよりもチョイスを増やす」

・「イノベーションには会議より会話」

■著者紹介

蛯谷 敏（えびたに・さとし）　日経ビジネスDigital編集長

2000年慶応大学総合政策学部卒業、日経BP入社。入社後は通信業界誌「日経コミュニケーション」の記者として通信業界を担当し、2006年から「日経ビジネス」に所属。情報通信、ネット、金融、商社、建設、不動産、住宅、保険、政治など様々な業界を取材する傍ら、スマートフォン向けアプリ「日経ビジネス5ミニッツ」を開発。2012年9月より現職、日経ビジネスのデジタル端末向けのコンテンツやサービス開発を担当している。

■商品情報

作品名：『爆速経営　新生ヤフーの500日』

著者名：蛯谷 敏

発行日：2013年11月11日

価格：1,575円（税込み）

販売：全国書店、オンライン書店など

ISBN：978-4-8222-7429-0

発行：日経BP社