「人材の確保と従業員ロイヤリティの関係性」に関する調査結果
人材の確保と従業員ロイヤリティの関係性に関する調査結果をご報告いたします。調査の結果、従業員ロイヤリティを高めることが、効率的な人材獲得と離職率の低下に最も有効的であることが明らかとなりました。
プレスリリース 発信日 2007/2/15
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
「人材の確保と従業員ロイヤリティの関係性に関する調査結果」
従業員ロイヤリティを高めることで
効率的な人材獲得と離職率の低下を実現することができる
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
当プレスリリース資料(無料)はご自由にご利用頂くことができます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
マーケティング・コンサルティングを手掛けるT&Mシステムズ株式会社
(代表取締役社長:肥田高志、本社:愛知県名古屋市中区)は、人材不足
と2007年問題により企業の死活問題へと発展している「人材の確保」
と既存の社員により生成される「従業員ロイヤリティ」との関係性に関す
る調査を実施しました。
調査は2007年1月16日〜2月9日の期間で、従業員数100名以上
の企業を対象に行い、69社とその従業員3712人から有効的な回答を
得ることができました。
調査結果によると、従業員ロイヤリティの高い企業の21社中18社が、
人材不足のなか、中途採用により即戦力である人材を効率的に獲得できて
いることが明らかとなりました。従業員の離職率に関しても、従業員ロイ
ヤリティの高い企業が年間平均7.9%であったのに対して、それの低い
企業は年間平均が20.4%と、大きな差が生じることとなりました。
多くの企業が人材を獲得するため、求人広告に多額のコストを費やしてお
ります。そのコストと視線を既存の従業員に向け、従業員ロイヤリティを
高めることが、効果的な人材獲得と優秀な人材の流出を防止できる最も効
果的な方法であるということを強く認識する必要があると言えます。
■従業員ロイヤリティと中途採用における入社率
従業員ロイヤリティと中途採用における入社率との関係性を調査したとこ
ろ、従業員ロイヤリティの高い企業の内定に対する入社率が平均82%、
低い企業の入社率が平均27%であり、転職希望者は従業員ロイヤリティ
の高い企業へと流れていくことが解りました。求人の効率性を測る応募者
1名当りの求人広告費においても、従業員ロイヤリティの高い企業の平均
が24,611円であったのに対して、低い企業の平均は43,725円
となっております。
従業員ロイヤリティを高めれば、低コストで多くの転職希望者を集めるこ
とができ、且つ効率的に人材を獲得することができることを表す結果とな
りました。
■従業員ロイヤリティと離職率
従業員ロイヤリティと年間離職率との関係性調査においては、両者間に強
い関係性があることを見出すことができました。すなわち、調査の結果に
より、従業員の離職を防止する最も効果的な方法は、従業員ロイヤリティ
を向上させることであると、言い切りことができます。
◆従業員ロイヤリティの高い企業の年間離職率
・平均:7.9%
・最高:4.4%
・最低:15.1%
◆従業員ロイヤリティの低い企業の年間離職率
・平均:20.4%
・最高:12.7%
・最低:33.7%
■従業員ロイヤリティと顧客満足度
従業員ロイヤリティと顧客満足度との関係性調査によって、ロイヤリティ
の高い従業員が提供するサービスは顧客の満足度を高めることができる、
ということが解りました。従業員ロイヤリティがサービス品質に大きな影
響を及ぼし、その先にある顧客満足度を左右するという、「従業員ロイヤ
リティ」、「サービス品質」及び「顧客満足度」の3つの要素が密接に関
係していることを、この結果から読み取ることができました。
◆従業員ロイヤリティの高い企業と顧客満足度(100ポイント評価)
・平均:68.7ポイント
・最高:91.3ポイント
・最低:44.6ポイント
◆従業員ロイヤリティの低い企業と顧客満足度(100ポイント評価)
・平均:45.1ポイント
・最高:78.0%
・最低:21.2%
■総評
多くの企業は、人材の流出防止よりも獲得を重視し、そのほとんどを求人
広告に依存するしかない状況であると言えます。しかし、即戦力として期
待される転職希望者は、新卒者の企業に対する観点とは大きく異なり「企
業の実情」を重視します。それこそが、既存の従業員により生成される従
業員ロイヤリティに他なりません。
今回の調査は、最初に従業員ロイヤリティに関する2つの簡単な質問から
始めました。1つ目は「従業員ロイヤリティの存在」であり、「知ってい
る」と回答した人事担当者は88%でした。しかし、2つ目の「自社の従
業員ロイヤリティを正確に把握しているか」という質問に対しては、ほと
んどの人事担当者が「把握できていない」という回答でした。
つまり、今回の調査により、従業員ロイヤリティの存在や重要性は理解し
ているものの、ほとんどの企業が正確に把握するための手法を持ち合わせ
ていないことを知ることができました。それと同時に、優秀な即戦力を効
率的に獲得し、人材の流出を防ぎたいのであれば、求人広告に多額の広告
料を支払う前に、「従業員ロイヤリティを正確に把握した上で、それを向
上させるための策を講じる必要がある」ということを強く認識する結果と
なりました。
<従業員ロイヤリティ>
従業員ロイヤリティとは、所属する企業に対する従業員の忠誠心や愛社
精神、満足度から形成されるものです。当社が実施するEL調査では、
従業員とのインタビュー形式による調査で得た結果を満足度、信頼、関
係性、ステータス、愛着といった評価軸により分析することで従業員ロ
イヤリティを的確に把握することができます。
<調査概要>
・調査方法:企業及び従業員に対するアンケート調査
・調査対象:従業員数100名以上のサービス業
・有効回答数:69社、従業員:3712人
※従業員ロイヤリティの高い企業:21社、従業員:1183人
※従業員ロイヤリティの低い企業:48社、従業員:2529人
・調査期間:2007年1月16日〜2月9日
<各種数値の算出方法>
・従業員ロイヤリティ:
当社のEL調査により算出(100ポイント評価)
※従業員ロイヤリティの高い企業:70ポイント以上の企業
※従業員ロイヤリティの低い企業:70ポイント未満の企業
・入社率:
2006年1月1日〜12月31日までの実数により算出
・離職率:
2006年1月1日〜12月31日までの実数により算出
・顧客満足度:
当社の顧客満足度調査により算出(100ポイント評価)
T&Mシステムズでは、的確に従業員ロイヤリティを把握するサービスで
あるEL調査、並びに従業員ロイヤリティを高めサービス品質を向上させ
るSPCコンサルティング・サービスを提供しております。これらのサー
ビスの一環として、危機的な人材不足に対する解決策を提供することによ
り、多くの企業を支援していきます。
┌─本件に関するお問合せ先───────────────────┐
本件に関するご質問やご感想をお待ちしております。
本件に関する詳細資料(無料)のご提供を行っております。ご希望の
方はお気軽にご連絡ください。
T&Mシステムズ株式会社
広報室 肥田(ひだ)
E-mail: info@tm-systems.co.jp
TEL : 052-269-3633
FAX : 052-269-3632
URL : http://tm-systems.co.jp
┌─T&Mシステムズ株式会社について──────────────┐
2006年4月設立のソフトウェアテクノロジーと独自のマーケティ
ング理論を融合させたHybrid Marketing Solution Company。
顧客獲得・維持力、ブランド力や顧客ロイヤリティなどを効果的に測
定する独自の診断に加え、次世代型ミステリーショッパーとして注目
を浴びているダブルショッパー、顧客獲得率を向上させ顧客離脱率を
低減する日本の最新セールススタイルであるSPO手法などを開発する。
「企業と市場を結ぶ成功への架け橋」を企業コンセプトとして、その
役割を今後とも積極的に推進していきます。
┌─会社概要──────────────────────────┐
1.会社名 T&Mシステムズ株式会社
2.代表者 肥田 高志
3.設立 2006年4月4日
4.資本金 1000万円
5.業務内容 ・マーケティング及びセールス・コンサルティング
・ソフトウェア開発
6.所在地 名古屋市中区新栄2−2−24
あいちベンチャーハウス1階
TEL:052−269−3633
FAX:052−269−3632
7.Web http://tm-systems.co.jp
以 上
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
「人材の確保と従業員ロイヤリティの関係性に関する調査結果」
従業員ロイヤリティを高めることで
効率的な人材獲得と離職率の低下を実現することができる
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
当プレスリリース資料(無料)はご自由にご利用頂くことができます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
マーケティング・コンサルティングを手掛けるT&Mシステムズ株式会社
(代表取締役社長:肥田高志、本社:愛知県名古屋市中区)は、人材不足
と2007年問題により企業の死活問題へと発展している「人材の確保」
と既存の社員により生成される「従業員ロイヤリティ」との関係性に関す
る調査を実施しました。
調査は2007年1月16日〜2月9日の期間で、従業員数100名以上
の企業を対象に行い、69社とその従業員3712人から有効的な回答を
得ることができました。
調査結果によると、従業員ロイヤリティの高い企業の21社中18社が、
人材不足のなか、中途採用により即戦力である人材を効率的に獲得できて
いることが明らかとなりました。従業員の離職率に関しても、従業員ロイ
ヤリティの高い企業が年間平均7.9%であったのに対して、それの低い
企業は年間平均が20.4%と、大きな差が生じることとなりました。
多くの企業が人材を獲得するため、求人広告に多額のコストを費やしてお
ります。そのコストと視線を既存の従業員に向け、従業員ロイヤリティを
高めることが、効果的な人材獲得と優秀な人材の流出を防止できる最も効
果的な方法であるということを強く認識する必要があると言えます。
■従業員ロイヤリティと中途採用における入社率
従業員ロイヤリティと中途採用における入社率との関係性を調査したとこ
ろ、従業員ロイヤリティの高い企業の内定に対する入社率が平均82%、
低い企業の入社率が平均27%であり、転職希望者は従業員ロイヤリティ
の高い企業へと流れていくことが解りました。求人の効率性を測る応募者
1名当りの求人広告費においても、従業員ロイヤリティの高い企業の平均
が24,611円であったのに対して、低い企業の平均は43,725円
となっております。
従業員ロイヤリティを高めれば、低コストで多くの転職希望者を集めるこ
とができ、且つ効率的に人材を獲得することができることを表す結果とな
りました。
■従業員ロイヤリティと離職率
従業員ロイヤリティと年間離職率との関係性調査においては、両者間に強
い関係性があることを見出すことができました。すなわち、調査の結果に
より、従業員の離職を防止する最も効果的な方法は、従業員ロイヤリティ
を向上させることであると、言い切りことができます。
◆従業員ロイヤリティの高い企業の年間離職率
・平均:7.9%
・最高:4.4%
・最低:15.1%
◆従業員ロイヤリティの低い企業の年間離職率
・平均:20.4%
・最高:12.7%
・最低:33.7%
■従業員ロイヤリティと顧客満足度
従業員ロイヤリティと顧客満足度との関係性調査によって、ロイヤリティ
の高い従業員が提供するサービスは顧客の満足度を高めることができる、
ということが解りました。従業員ロイヤリティがサービス品質に大きな影
響を及ぼし、その先にある顧客満足度を左右するという、「従業員ロイヤ
リティ」、「サービス品質」及び「顧客満足度」の3つの要素が密接に関
係していることを、この結果から読み取ることができました。
◆従業員ロイヤリティの高い企業と顧客満足度(100ポイント評価)
・平均:68.7ポイント
・最高:91.3ポイント
・最低:44.6ポイント
◆従業員ロイヤリティの低い企業と顧客満足度(100ポイント評価)
・平均:45.1ポイント
・最高:78.0%
・最低:21.2%
■総評
多くの企業は、人材の流出防止よりも獲得を重視し、そのほとんどを求人
広告に依存するしかない状況であると言えます。しかし、即戦力として期
待される転職希望者は、新卒者の企業に対する観点とは大きく異なり「企
業の実情」を重視します。それこそが、既存の従業員により生成される従
業員ロイヤリティに他なりません。
今回の調査は、最初に従業員ロイヤリティに関する2つの簡単な質問から
始めました。1つ目は「従業員ロイヤリティの存在」であり、「知ってい
る」と回答した人事担当者は88%でした。しかし、2つ目の「自社の従
業員ロイヤリティを正確に把握しているか」という質問に対しては、ほと
んどの人事担当者が「把握できていない」という回答でした。
つまり、今回の調査により、従業員ロイヤリティの存在や重要性は理解し
ているものの、ほとんどの企業が正確に把握するための手法を持ち合わせ
ていないことを知ることができました。それと同時に、優秀な即戦力を効
率的に獲得し、人材の流出を防ぎたいのであれば、求人広告に多額の広告
料を支払う前に、「従業員ロイヤリティを正確に把握した上で、それを向
上させるための策を講じる必要がある」ということを強く認識する結果と
なりました。
<従業員ロイヤリティ>
従業員ロイヤリティとは、所属する企業に対する従業員の忠誠心や愛社
精神、満足度から形成されるものです。当社が実施するEL調査では、
従業員とのインタビュー形式による調査で得た結果を満足度、信頼、関
係性、ステータス、愛着といった評価軸により分析することで従業員ロ
イヤリティを的確に把握することができます。
<調査概要>
・調査方法:企業及び従業員に対するアンケート調査
・調査対象:従業員数100名以上のサービス業
・有効回答数:69社、従業員:3712人
※従業員ロイヤリティの高い企業:21社、従業員:1183人
※従業員ロイヤリティの低い企業:48社、従業員:2529人
・調査期間:2007年1月16日〜2月9日
<各種数値の算出方法>
・従業員ロイヤリティ:
当社のEL調査により算出(100ポイント評価)
※従業員ロイヤリティの高い企業:70ポイント以上の企業
※従業員ロイヤリティの低い企業:70ポイント未満の企業
・入社率:
2006年1月1日〜12月31日までの実数により算出
・離職率:
2006年1月1日〜12月31日までの実数により算出
・顧客満足度:
当社の顧客満足度調査により算出(100ポイント評価)
T&Mシステムズでは、的確に従業員ロイヤリティを把握するサービスで
あるEL調査、並びに従業員ロイヤリティを高めサービス品質を向上させ
るSPCコンサルティング・サービスを提供しております。これらのサー
ビスの一環として、危機的な人材不足に対する解決策を提供することによ
り、多くの企業を支援していきます。
┌─本件に関するお問合せ先───────────────────┐
本件に関するご質問やご感想をお待ちしております。
本件に関する詳細資料(無料)のご提供を行っております。ご希望の
方はお気軽にご連絡ください。
T&Mシステムズ株式会社
広報室 肥田(ひだ)
E-mail: info@tm-systems.co.jp
TEL : 052-269-3633
FAX : 052-269-3632
URL : http://tm-systems.co.jp
┌─T&Mシステムズ株式会社について──────────────┐
2006年4月設立のソフトウェアテクノロジーと独自のマーケティ
ング理論を融合させたHybrid Marketing Solution Company。
顧客獲得・維持力、ブランド力や顧客ロイヤリティなどを効果的に測
定する独自の診断に加え、次世代型ミステリーショッパーとして注目
を浴びているダブルショッパー、顧客獲得率を向上させ顧客離脱率を
低減する日本の最新セールススタイルであるSPO手法などを開発する。
「企業と市場を結ぶ成功への架け橋」を企業コンセプトとして、その
役割を今後とも積極的に推進していきます。
┌─会社概要──────────────────────────┐
1.会社名 T&Mシステムズ株式会社
2.代表者 肥田 高志
3.設立 2006年4月4日
4.資本金 1000万円
5.業務内容 ・マーケティング及びセールス・コンサルティング
・ソフトウェア開発
6.所在地 名古屋市中区新栄2−2−24
あいちベンチャーハウス1階
TEL:052−269−3633
FAX:052−269−3632
7.Web http://tm-systems.co.jp
以 上
企業情報
企業名 | T&Mシステムズ株式会社 |
---|---|
代表者名 | 肥田 高志 |
業種 | 未選択 |
コラム
T&Mシステムズ株式会社の
関連プレスリリース
-
ニーズがある消費者に必ずリーチし購買意欲を駆き立てることができる「広告メッセンジャー」サービスを開始
2007年3月19日 11時
-
日本一の働きやすい企業を決める「従業員ロイヤリティ・ランキング」開催のお知らせ
2007年3月1日 11時
-
Web2.0時代における企業サイトの新指標「MCPW有効指数ランキング」開催のお知らせ
2007年2月1日 11時
-
日本企業と外資系企業の顧客獲得・維持力の比較に関する調査結果
2007年1月17日 10時
T&Mシステムズ株式会社の
関連プレスリリースをもっと見る