【元ソニー会長 出井氏 基調講演】“40億人のためのビジネスアイデアコンテスト”の最終審査会のお知らせ

Press Release
2013年12月18日
アイ・シー・ネット株式会社


“40億人のためのビジネスアイデアコンテスト”の最終審査会のお知らせ

アイ・シー・ネット株式会社（さいたま市中央区新都心4-1　FSKビル3階、代表取締役　寺島裕晃）は1月18日、“40億人のためのビジネスアイデアコンテスト”の最終審査会を東京・六本木で開催いたします。当社はこれまで、世界100カ国以上で、国際協力分野の調査やプロジェクトを実施してまいりました。当社の多様な専門性と海外の現場で培った経験に、外部からの新しいアイデアや視点を加えることで、世界をよりよくするビジネスモデルを構築できると考え、ビジネスアイデアを募集しました。その結果、161件のご応募をいただきました。そのうち、一次審査を通過した8件について、応募者と社内外のビジネスのプロが協力して、アイデアを磨き上げてまいりました。

最終審査会当日には、8件の提案者のみなさまが、事業計画のプレゼンテーションを行い、最優秀賞（賞金50万円）を決定いたします。優れたビジネスアイデアにつきましては今後、当社が事業化を検討してまいります。審査員には、元ソニー会長で、クオンタムリープ株式会社代表取締役 ファウンダー&CEOの出井伸之様をはじめ、6人が決定しております。多彩で、非常に強力な顔ぶれがそろいました。当日は、出井様による基調講演も予定しております。多くのみなさまのご来場をお待ち申し上げております。

【審査員】
クオンタムリープ株式会社代表取締役ファウンダー&CEO、元ソニー会長兼グループCEO、出井伸之様
日本ポリグル株式会社代表取締役会長、小田兼利様
ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー、遠藤謙様
株式会社andu amet 代表・デザイナー、鮫島弘子様
NGOクワトロ理事長、アイ・シー・ネット株式会社創業者、米坂浩昭
アイ・シー・ネット株式会社代表取締役、寺島裕晃


【アイデア1：デルタウィン・ウォーキング・プロジェクト（DWP）】
ランニングやウォーキングを楽しむ人たちに、企業が広告入りのTシャツや帽子などを無料で提供し、広告費の一部を、社会貢献団体に寄付する仕組みを構築します。市民は楽しみながら社会に貢献でき、企業は広告費を圧縮できるうえ、高い広告効果も期待できます。また、常に資金面の問題を抱えている日本の社会貢献団体に対しても、安定的な資金を提供することが可能となります。市民、企業、社会貢献団体がそろって“Win-Win-Win”となる枠組みを目指し、社会貢献をもっと身近で、持続性の高いものとするプロジェクトです。

【アイデア2：栄養満点！シルクパウダー】
昆虫食は、安価で栄養価が高く、保存性の高い食糧源です。先進国では、昆虫食は嫌がられることが多い現状がありますが、途上国の村落部などでは、日常的に昆虫を食糧としている地域もあります。飼育にコストがかからない昆虫を粉末として、先進国に提供するスキームを構築します。また、途上国の人たちの食生活は栄養が偏りがちですが、たんぱく質・鉄分・ビタミンといった栄養素を多く含む昆虫食を普及させることで、栄養状態の改善を目指していきます。先進国では、飼料などとしての昆虫食の活用も可能となります。

【アイデア3：Greenマスク】
深刻な大気汚染問題を抱えている中国で、企業の広告入りのマスクを無料で配布し、健康を守ると同時に、環境保護の重要性を訴えます。マスクの色は環境保護を意味する「緑」とします。こうした取り組みを通じ、中国の企業をはじめ、社会全体の環境保護への取り組みを促していきます。

【アイデア4：廃棄貝殻を使った資源再生事業】
身を採り終えたホタテの貝殻は、廃棄物になりますが、独自の技術で、リサイクル可能でプラスチックに代わる素材にします。新たな素材を製造・普及することにより、産業の活性化と問題解決に寄与することを目指していきます。どんなプラスチック製品の代替品に、貝殻が使えると思いますか？

【アイデア5：アクセスしやすい音楽教育の環境を提供する】
多くの途上国では、公立教育機関での音楽教育がほとんど行われていませんが、地域の伝統音楽を楽しむ文化は各地に根付いており、音楽教育のニーズが見込まれます。途上国での音楽教育は、価格が高く、アクセスしにくい現状がありますが、現地語で教材を開発し、低価格でアクセスしやすい音楽教育を提供します。教室運営を軸に文化事業も企画、音楽を通して社会構築に貢献したいと考えます。

【アイデア6：POPPO -全ての人にホットシャワーの”あたたかさ”を届ける-】
簡易瞬間給湯システムで、水浴びしかできない人々にお湯を浴びる喜びや楽しさを届け、生活の質を向上させます。まきを熱源として使い、現地で調達可能な材料で製造可能にすることで、現地での産業と雇用の創出も目指していきたいと考えます。

【アイデア7：自動車走行中の余剰電力等による、非電化地域での電力宅配ビジネス】
自動車は走行中に必要以上の電力をつくり出しています。この余剰電力をバッテリーに充電できるようにし、送電網がない地域でも電力を利用できるよう、「電力を配送するビジネス」を立ち上げます。車から取り外して持ち運び可能な充電器は、すでに試作品が完成しています。学校や保健所での公共機関のほか、個人向けとしては携帯電話や照明、テレビなど家電用の利用を想定しています。

【アイデア8：C‐IMPACT ～農村部と企業を繋ぐ～】
インド国内に無数に存在し、生活者と密接な繋がりを持つ小売店舗（キラナ）を活用して、企業とインド農村部の人々のコミュニケーションを促進、インドの小売市場に革命を起こす携帯電話を使ったアプリケーションを開発・提供します。例えば、キラナに買い物にやってくる人たちから、商品の評判を聞き、データを企業に提供することで、通常はコミュニケーションが難しい、遠隔地の町村の消費者のニーズを、企業としても正確に把握することが可能となります

【賞金】
最優秀賞50万円（1件）
優秀賞15万円（2件）
佳作5万円（最大3件）

【ウェブページ等】
ウェブ http://www.icnet.co.jp/bizcon/
Facebook https://www.facebook.com/Bizcon2013
twitter https://twitter.com/Bizcon2013

【お申込みについて】
弊社HPよりお申し込みの受付をしております。
https://icnet.smartseminar.jp/public/seminar/view/87

【会社概要】
創業：1993年
社員数：約130人
売上高：約25億円
主な取引先：国際協力機構（JICA、受注実績で業界第3位）、世界銀行、外国政府、日本の中央省庁など

以上