家族のための介護塾・藤沢湘南台教室を1/10に開講

報道関係者各位

元・有料老人ホーム施設長で、介護職員実務者研修や厚生労働省の認知症サポーター養成講座等で2,000人以上の指導実績を持つ横山道和（介護福祉士、ケアマネジャー）は、2014年1月10日より、『家族のための介護塾』藤沢湘南台教室（URL：http://kazoku-kaigo.jimdo.com）を開講することになりましたので、下記の通りにお知らせいたします。
　　
■『家族のための介護塾』藤沢湘南台教室　概要
・代表者　　　：横山道和
・所在地　　　：神奈川県藤沢市湘南台1-35-1 湘南台マンション208
・設立、開講　：2014年1月
・講座内容　　：認知症ケアや在宅介護の正しいやり方、介護制度の使い方等を講義および実技指導します
　　　　　　　　資格取得ではなく「家族を介護するために必要な知識や実技」を学ぶための専門スクールです
・受講料　　　：◯全８回一括受講コース　28,000円（税込）
　　　　　　　　◯３回のみのスポット受講コース　10,000円（税込）※１講座（３時間）につき3,500円（税込）
・ウェブサイト：http://kazoku-kaigo.jimdo.com

■背景と目的

１．ヘルパー２級に代わる「家族を介護」するために学ぶ場の創設

　現在日本では、2013年の３月終了した『ホームヘルパー2級』に代わり、新たに『介護職員初任者研修』という講座が開講されています。しかし、『介護職員初任者研修』講座は「介護施設ではたらくこと」、「介護福祉士（国家資格）を将来的に取得すること」を念頭に置いたカリキュラムになっているため、ヘルパー２級講座と比較すると、受講期間も長く、費用もかかり、試験勉強だけに必要な知識の学習も多くなっています。「家族（配偶者、両親）の介護のために役立つことを学んでおきたい」という方には適さない講座となっています。そこで、『家族のための介護塾』では、資格のための講座ではなく、「配偶者や両親を、家族の方が家庭で介護する」ための専用カリキュラムを用意し、講義および実技指導を受講できる講座を提供するものです。

２．超高齢化社会と介護施設不足の到来に対応する学習インフラの構築

　2030年には、3人に1人が高齢者になる超高齢化社会が訪れます。10〜15年後には、要介護者が2,000〜3,000万人という時代に突入し、介護施設や有料老人ホームは圧倒的な不足が発生します。そして、現在でも問題になっている介護ストレスよる鬱や体調不良の発症、あるいは老老介護疲れによる殺人事件などがより大きな問題となります。そうした状況を防ぐには、家族が配偶者や両親を介護できる正しい知識や技術と、高齢者とともに幸せな家庭を築くための考え方を学べる場が必要となります。この『家族のための介護塾』は、今後、日本で必要となる学習インフラ構築の第一歩として開講するものとなります。

■『家族のための介護塾』講座の特長
・資格取得ではなく、「配偶者や両親を自宅で介護する」ための実用的な知識や実技を学びます。
・全８回の講座（カリキュラム）を用意しています。
・受講者の都合に合わせて、全８回の定期受講もしくは３回のみのスポット受講を選べます。

■『家族のための介護塾』講座の内容（１回３時間）

第１回　家族による介護の基本：家族の介護の心得と工夫、施設の介護と家族による介護の違い
第２回　移動介助、入浴介助（実技）：ボディメカニクスを使った介助、車椅子への移乗、足浴、手浴、洗髪
第３回　食事介助（実技）：楽しく食べられる工夫、寝たきり・片マヒの方の食事介助、むせ込み等の対応
第４回　排泄介助（実技）：自尊心を傷つけない排泄の工夫、漏れないオムツ交換の工夫
第５回　介護保険の賢い使い方：成年後後見制度、家族でつくるケアプラン　等
第６回　高齢者の医療と健康：老化とうまく付き合うには、在宅医療の賢い使い方、健康づくりの方法　
第７回　寝たきりの防止、終末期ケア：寝たきりにしない工夫、床ずれ防止の工夫、家庭で看取る終末期ケア
第８回　認知症の知識と正しいケア：認知症の基礎知識、認知症を治療でよくするには、認知症ケアの実践

■代表者・横山道和プロフィール
・1948年8月21日生まれ
・厚生労働省　認知症キャラバンメイト講師（神 25-0408）　
・元・有料老人ホーム施設長、介護の現場歴15年、介護福祉士、ケアマネジャー
・介護職員実務者研修、初任者研修講師（2000人以上を指導）
・FMやまと『介護なんでも相談室』コーナー元担当
・書籍『あなたは「ひとり」で最期まで生きられますか?』内で紹介