新ブランド『KIRA KARACHO』発表のお知らせ

【KIRA KARACHO(雲母唐長)の世界観と京都西川の眠りの文化の融合】

新ブランド『KIRA KARACHO』発表のお知らせ
~KIRA KARACHO(雲母唐長)の世界観と京都西川の眠りの文化の融合~
新ブランド『KIRA KARACHO』発表

株式会社京都西川は、京都の唐紙アトリエ「KIRA KARACHO(雲母唐長)」との取組みを開始し、
「KIRA KARACHO(雲母唐長)」の世界観を寝具として展開することとなりました。

●唐紙アトリエ「KIRA KARACHO(雲母唐長)」とは
唐紙は、平安時代に唐からもたらされた装飾紙です。文様を彫った板木へ絵の具をのせ、顔料や染料などで染めた和紙などに刷り上げるシンプルな組み合わせですが、和紙の地色と文様の色の組み合わせには無限の組み合わせがあると言われています。
唐紙が伝来すると貴族などの間で文字を書く為の料紙として愛用され、やがて室内装飾として、衝立や襖、壁紙など暮らしに用いられてゆきます。江戸時代には京都には唐紙屋は十数軒ありましたが、当時から現在まで途絶えずに続いているのは唐長一軒のみです。

『唐長は寛永元(1624)年に創業。江戸時代から代々受け継がれた板木に、一つ一つ手仕事で和紙に文様を写し取り、襖絵や壁紙として桂離宮、二条城、養源院などの歴史的建造物や今を彩る現代の人々の暮らしにおいても唐長の唐紙が用いられています。
唐長の板木は、シルクロードや南蛮貿易を通じて伝わったものや日本独自に洗練されたものまで多岐に亘り約650枚種。世界を駆け廻ってきた文様の世界観が、先人たちのおかげで江戸時代から手を加えられることなく素直に板木に息づいています。唐長の文様は、これらの文様と色の世界が相まってできるがゆえの装飾美術であり、そこに脈々と受け継がれた文様の物語や精神性があらわれ、時代も国も越えていく普遍的な良さが生まれます。
その昔、自然光や月明かり、燭台の灯にほのかにうつろう陰影に美しさを見い出した光の文化ともいえる唐紙…唐紙を通じて人々の幸せを願いつつ、連綿と続いてきた唐長の文化と精神性を世界と後世に伝えたいと思います。』(唐長より)

「KIRA KARACHO(雲母唐長)」とは、唐長の11代目当主千田堅吉氏の長女愛子氏と夫トトアキヒコ氏がプロデュースするブランドです。
唐紙を伝えるとともに、紙以外の素材とコラボレーションしたプロダクツを通じて、唐紙文様の世界観や色合いの感覚などの唐長文化を世に知らしめ、改めて唐紙を伝えることを提案しておられます。唐紙を通じて世の人の幸せを願うお二人の想いを、唐紙以外の異世界のより多くの人々へお伝えしたいという想いであり、これこそが「KIRA KARACHO」のブランド意義です。

●アトリエ「KIRA KARACHO」唐紙師 トトアキヒコ氏 
〒602-8024 京都市上京区大門町269
 http://www.kirakaracho.jp/

唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど現代の暮らしに合うさまざまな唐紙のしつらいのオーダーをアトリエKIRA KARACHOで受け、またそれを制作すると共に、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めてゆくトトアキヒコ氏独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」と呼ばれる技法から生まれるアート作品は、美術館(MIHO MUSEUM)にも収蔵されている他、寺社仏閣、公共・商業施設、個人邸宅など、さまざまな場に納められています。その独特の気配と世界観を持つ唐紙作品には、言霊(ことだま)が宿り、情景や物語がそえられることから「ことのは唐紙師」と呼ばれています。
名刹養源院に奉納されたアート作品「星に願いを」は、俵屋宗達の重要文化財「唐獅子図」と並んでいます。同寺にある俵屋宗達の重要文化財「松図」の唐紙修復も手がけておられ、伝統の継承を行いつつ、現代アートとしての唐紙の世界を築いておられます。
夢は、千田愛子氏と唐長美術館をつくること。

●新ブランド「KIRA KARACHO」
京都西川は、京都に根差す企業として「京都発」の企業コンセプトを掲げています。
この度、同じ京都で展開する唐紙アトリエ「KIRA KARACHO(雲母唐長)」と共同して寝装寝具の新ブランド「KIRA KARACHO」を展開することと致しました。唐紙「KIRA KARACHO(雲母唐長)」のデザインや世界観が寝具類として展開されるのは初めてのことです。
同アトリエの象徴的なデザイン「天平大雲」(11月発表)をはじめ、「南蛮七宝」「葵唐草」の3シリーズを展開します。
京都西川の寝具専門店や百貨店ルート向けに展開します。

●商品紹介
「天平大雲」(てんぴょうおおくも)
天平時代の香りが漂うこの雄大な吉祥文様は、唐長を代表する文様である。雲は雨を呼ぶことから、実りと豊穣を表し、雨は人の足を止めることから縁をとどめる、縁が集うなどと解釈され、商売繁盛としても愛されています。

1.ローズ羽毛掛けふとん
2.カバーリング
 ◇メイト掛けカバー
 ◇ピローケース
3.タオルケット

「南蛮七宝」(なんばんしっぽう)
江戸時代から先祖代々唐長に伝わるもので七宝文様のデザインとして伝えられていますが、西洋のモザイクやタイルのように面のパターンで見せるエキゾチックな幾何学的魅力あふれるもので、円のようにも、星のようにも、花や、十字のようにも見えるこの文様は、幸せが四方八方へと繋がる縁起文様となります。

1.ローズ真わた 合掛けふとん
2.カバーリング
 ◇メイト掛けカバー
 ◇ベッドシーツ
 ◇ピローケース

「葵唐草」(あおいからくさ)
神秘の蔓は、ペルシア、インド、中国を経て、日本へと伝わり今なお世界中の人々を魅了する文様です。悠久の歴史、東西の文化に絡みつく不滅の文様は人々を守ってくれています。つながってゆくことを意味するこの文様の葵の葉は、まるでハート型のようで人と人の心がつながっていくようにも思えます。

1.麻わた入り肌掛けふとん
2.カバーリング
 ◇メイト掛けカバー
 ◇ピローケース

企業情報

企業名 サン・クロレラ販売株式会社
代表者名 大矢 清人
業種 旅行・観光・地域情報

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