【セミナー】高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?-通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと

今、「進路が決まらない、将来が見えない」と高校や大学で悩む若者が増えています。年間で高校中退者は5万人以上、大学・専門学校中退者は、6万人以上と言われます。若者が無業者になれば、やがて支援が必要となりますが、働く若者が増えれば、社会を支える担い手となります。最前線で活躍する二人の実践者から学びます。

報道機関各位 プレスリリース

2014年1月30日
特定非営利活動法人夢職人 岩切準

東京都東部エリアの江東区・江戸川区を中心に、子どもや若者を対象とした社会教育活動に取り組んでいるNPO法人夢職人(東京都江東区・代表 岩切準)は、平成26年2月27日(木)19時~21時に築地社会教育会館で、高校中退や大学ミスマッチの解決を目指した特別セミナーを行います。

本会では、異なる二つの切り口で実際に取り組みを行なっているNPO法人D×P・共同代表の今井紀明氏、NPO法人NEWVERY・高大接続事業部ディレクターの川原祥子氏の二人をお招きし、高校中退や大学ミスマッチの現状を伺い、その解決方法を具体的に考えます。
今、「進路が決まらない、将来が見えない」と高校や大学で悩む若者が増えています。高等教育機関(大学や専門学校)の中途退学者は年間およそ6万人。入学者全体の12%にも上ります。安易に大学を中退してしまい、なかなか正規雇用の職を見つけられずに奨学金という借金だけを抱えて途方に暮れてしまうケースが少なくありません。

さらに高等教育機関進学前に目を向けてみると、中等教育(高等学校)の最後のセーフティーネットだと言われる通信制高校もまた、危うい状況にあります。通信制高校に勤労学生が多いのは過去のこと。中退や不登校の経験者が大半を占め、ニートやフリーターになりやすい潜在的な層が多く在籍している通信制高校では、2人に1人が進路未決定のまま卒業しています。

若者が無業者になっていけば、やがて社会保障など税金での支援が必要となりますが、活き活きと働くことができる若者が増えれば、税金を納め、社会を支える担い手となります。少子高齢化でただでさえ労働人口が減少すると言われている日本で貴重な若者の力が十分に活かされていない状態は問題です。これは、若者本人の問題で片付けて良いのでしょうか?

本会では、関西圏を中心に大学・専門学校での中退予防や不登校経験が多い通信制高校の高校生にキャリア教育に取り組んでいるNPO法人D×P共同代表の今井紀明氏と、高校生が大学生と一緒に授業を受け、普段の大学を体験する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」のプログラムの企画・推進を行っているNPO法人NEWVERY高大接続事業部ディレクターの川原祥子氏の二人が登壇します。

ご多忙のこととは存じますが、日本の重要な教育課題である高校中退や大学ミスマッチの課題について、ぜひ、取材にお越し下さい。登壇者に対する事前のインタビューや取材についてもお受けいたします。

<特別セミナー概要>
◆日程:2014年2月27日(木) 19:00~21:00
◆場所:築地社会教育会館
◆定員:先着30名程度
◆参加費:2,000円
◆主催:NPO法人夢職人
http://yumeshokunin.org/
◆お申込:
・締切:2月23日(日) 19:00まで
※定員となり次第、締切といたします。
・方法・主催団体のウェブマガジン(下記のリンク)より事前にお申込み
http://children.publishers.fm/article/3297/

<登壇者プロフィール>
◆パネリスト
今井紀明
特定非営利活動法人D×P(ディーピー)共同代表
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学出身。専門商社で営業として勤務後、2012年3月に起業。現在は大学・専門学校で中退予防事業を実施、通信制高校の生徒に進学や就職のためのキャリア教育を関西で実施。ソーシャルビジネスコンペedge2013で優秀賞、ソーシャルビジネスコンペ近畿2012で準グランプリ受賞。

川原祥子
特定非営利活動法人NEWVERY(ニューベリー)高大接続事業部ディレクター 
1987年熊本生まれ。明治大学 政治経済学部経済学科卒業。大学在学中は、世界110カ国でグローバルインターンシップを運営するNPO法人アイセックに所属。4年次には全国の支部を束ねる日本支部事務局の局員として、若者へのグローバルな成長機会の提供を掲げ、尽力する。大学卒業後は採用コンサルタントとして、大手企業を中心に金融からメーカーまで、幅広い企業の採用プロモーションや採用業務の効率化、選考プロセスの設計に携わる。その後、研修企画会社を経て、現在は、NPO法人NEWVERYにて高大接続事業部のディレクターとして、高等教育機関(大学・短大・専門学校)と高等学校の接続問題に取り組む。主に高校生が大学生と一緒に授業を受け、普段の大学を体験する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」プログラムの企画・推進を行っている。

◆コーディネーター
岩切準
特定非営利活動法人夢職人代表理事・「ひみつ基地」編集長・公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事
2004年に東京都東部エリアの江東区・江戸川区を中心に、子どもや青少年を対象とした社会教育事業に取り組む「夢職人」を設立。2005年より江東区内公立小学校の評議員を務める。2008年にNPO法人化し、代表理事に就任。これまでに300以上の社会教育プログラムに携わり、のべ4,000人以上の子どもや若者の成長の支援を行なっている。2014年から経済的な理由によって学校外教育を十分に受けることが出来ない子ども達に対して支援を行う公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの理事に就任。
東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士課程修了。NEC社会起業塾第6期(2007年度)修了。ゴールドマン・サックス教育社会起業家・NPO支援プログラム(2009年度)修了。Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクト/NPOマーケティング研修(2010年度)修了。「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)宮城県南部・最北支部長(2011年度)。

企業情報

企業名 認定NPO法人夢職人
代表者名 岩切準
業種 教育

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