ソフトバンクテレコムとミドクラ、ネットワーク仮想化を活用した 標準IT基盤構築のための検証を開始

革新的なクラウドネットワーク仮想化ソリューションを提供するミドクラジャパン株式会社は、ソフトバンクテレコム株式会社が「標準IT基盤プロジェクト」の検証環境において、ミドクラのネットワーク仮想化ソリューション「MidoNet」を導入し、共同で技術的な検証を開始したことを発表しました。


ミドクラジャパン株式会社

2014年3月31日


革新的なクラウドネットワーク仮想化ソリューションを提供するミドクラジャパン株式会社(以下「ミドクラ」、所在地:東京都港区)は、ソフトバンクテレコム株式会社(以下「ソフトバンクテレコム」)が「標準IT基盤プロジェクト」の検証環境において、ミドクラのネットワーク仮想化ソリューション「MidoNet」(URL: http://www.midokura.jp/midonet/ )を導入し、共同で技術的な検証を開始したことを発表しました。


さまざまなアプリケーションが開発・リリースされ続ける中、その開発や提供の基盤となる企業ITシステムも、より高い柔軟性と素早い構築スピードを求められています。また、近年ではオープンソースの活用や標準化のニーズも高まっています。

ソフトバンクテレコムでは、新しいサービスやアプリケーションのより迅速な開発が求められる中で、そのスピード要求に応えられるIT基盤について「標準IT基盤プロジェクト」において検証し、今後のサービス展開を加速化につなげていくとともに、将来的にはクラウドサービスへの展開も視野に入れています。


ソフトバンクテレコムでは、オープンソースのクラウド管理システム「OpenStack」とミドクラの仮想化プラットフォーム「MidoNet」を使った実験環境を構築し、検証作業を実施しています。分散アーキテクチャを持つMidoNetを使うことで、既存のネットワーク機器を活用しながら、将来の規模拡張にも備えたインフラ構築が可能になります。

ミドクラの「MidoNet」は、クラウド環境における最適のネットワーク仮想化ソフトウェアです。従来のネットワーク機器やVLANのような仮想化技術では、ネットワーク構築の自動化、柔軟性、スピードといった面でネットワークがボトルネックとなってしまいます。「MidoNet」を使うことで、物理的なネットワークから論理的なネットワークを分離し、これらの問題を解決できます。


ミドクラは、ソフトバンクテレコムとの今回の検証を通じてオープンアーキテクチャを取り入れ、自動化と効率性を実現できるIT基盤の技術開発、構築や運用ノウハウの蓄積し、将来的には、ソフトバンクテレコムのクラウドサービス、プライベートクラウド構築におけるビジネスパートナーとして、国内外でソリューションやサービスの展開を目指します。


【会社概要】

ミドクラは、2010年に創立された、ネットワーク仮想化分野に特化したグローバル・スタートアップです。メンバーは、Amazon、Googleなどの最先端企業からのトップエンジニアで構成されています。

現在、サンフランシスコ、東京、バルセロナの世界3拠点にて、OpenStackやCloudStackのクラウド基盤とインテグレーションされたエッジ・オーバーレイ型ネットワーク仮想化ソリューションの開発を行っています。


■会社名 ミドクラジャパン株式会社

■代表者 代表取締役 加藤 隆哉

■設 立 2010年1月

■所在地 〒106-0041 東京都港区麻布台3-1-5 麻布台日ノ樹ビル 7F

■TEL 03-6277-7394

■FAX 03-6730-2910

■URL

http://www.midokura.com (英語サイト)

http://www.midokura.jp (日本語サイト)

■Email

info@midokura.com (一般のお問い合わせ)

sales@midokura.com(営業に関するお問い合わせ)



企業情報

企業名 ミドクラジャパン株式会社
代表者名 加藤隆哉
業種 その他非製造業

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