『富岡製糸場と絹産業遺産群』世界遺産登録記念 群馬県富岡市内12軒の養蚕農家の繭のみを採用した 眠り製作所オリジナル富岡シルクブランドの掛け布団 6月20日発売

製糸工場は288から2工場。国産絹製品は0.3％。国産絹産業は危機的状況。
日本の繭生産量は、今から約80年前、1930年（昭和5年）の40万トンをピークに減少し、平成20年には381トンまで落ち込んでしまいました。群馬県においても昭和43年に27,440トンあった繭生産量が、平成23年には89.7トン、僅か0.3％と激減しております。
繭生産量に伴う製糸業の衰退も著しく、1951年には288工場あった国内の製糸工場は、平成20年には、わずか2工場を残すのみとなってしまいました。(その内の一社が富岡市の隣、安中市にある碓氷製糸農業協同組合です。) 国産の絹産業は衰退の一途をたどる危機的状況にあります。

12戸しかない富岡市内の養蚕農家の繭100%にこだわった富岡シルク布団の開発
富岡製糸場のある富岡市の養蚕農家は平成26年5月現在で、たったの12戸と激減しており、このままでは全戸廃業の危険性さえあります。富岡製糸場の世界遺産登録が叶ったとしても、この富岡の地から生産される繭が無くなってしまったら、本当の意味での世界遺産ではないと考えています。富岡製糸場の産業遺産としての価値は、蚕糸業のシステムが生き続いていることが必要不可欠だからです。そんな養蚕農家が誇りと技術を持って蚕の成育に励み、これからも富岡の絹産業を絶やさぬために、富岡のシルクのみを使用した寝具を販売し、富岡シルクを全国に広げていきたいと考えております。
貞明皇后記念蚕糸科学賞を受賞したシルクフィル。
シルク布団に採用されているシルクフィル（R）は、1,500～2,000粒の繭から一斉に糸を引き出す特許製法によって生み出されたシルクのこと。シルク本来の特徴をより一層引き出し、従来の真綿ふとんに比較してかさ高があり、ヘタりにくく、軽く包み込むようなフィット感があります。また、7～8ミクロンの繊維が重なり合っているため、薄くても保温性に優れています。平成23年11月1日には貞明皇后記念蚕糸科学賞を受賞したシルクです。そのシルクフィルを使用した富岡ブランドの布団を発売します。

【製品概要】
製品名： 　　　シルクフィル掛け布団　ハーフ
販売価格：　　75,800円（税込）
製造国： 日本製
サイズ： 　　　縦140×幅110ｃｍ
重量：　　　　　約350g
素材：　　　　　表地：絹100％／裏地：綿100％／中材：絹100％
特長： 　　　
・シルクは人間の皮膚に一番近い天然繊維。18種のアミノ酸やタンパク質からできており、刺激が少なく肌に優しい繊維です。
・シルクの吸湿性、発散性は綿の1.5倍にもなります。就寝中の汗や熱をよく吸収して、余分な湿気は素早く放湿するので、一年中快適な寝心地です。
・水分を繊維の中に訪有する力がポリエステルの約20倍もあり、静電気が起きにくく、肌荒れや乾燥対策にもお薦めです。
・抗菌性やUVカット機能を持ち、皮膚アレルギーも起こしにくいと言われており、敏感肌やアトピーの方にも安心です。
・繊維は大変細く、断面は三角形をしているため、空気の層がたくさんできて優れた保温性を発揮します。

発売媒体：　　眠り製作所ホームページ http://www.plaisir-ltd.co.jp/　
富岡シルクブランドページhttp://www.plaisir-ltd.co.jp/user_data/tomiokasilk.php

【会社概要】
社名： 株式会社プレジール　《ブランド名： 眠り製作所（R）》
所在地： 群馬県高崎市中尾町664-20
URL： http://www.plaisir-ltd.co.jp/
代表： 代表取締役　登坂　好正