目に見えない精神障害を支援する「こころマークプロジェクト」が、クラウドファンディングで資金調達を開始
ネット放送「こころらじお」では、精神の病気を抱えていても暮らしやすい社会を作るための「こころマークプロジェクト」を進めています。精神障害者を表すシンボルマーク「こころマーク」の普及をめざし、一口3,000円からの募集で、2014年10月14日までの期間内に、50万円の資金調達を目標としています。
統合失調症の当事者が運営する、統合失調症ネットラジオ「こころらじお」(所在地:東京都昭島市、代表:小熊 俊雄)は、「こころマークプロジェクト」の資金をクラウドファンディング「READYFOR?」にて、2014年7月31日(木)から10月14日(火)まで募集しています。
▼こころらじお: http://kokororadio.com/
▼こころマークプロジェクト(「READYFOR?」上の特設ページ):
https://readyfor.jp/projects/cocoromark-project-kokororadio
精神障害などの病気を抱えていても暮らしやすい社会を作るために、「目に見えない障害のマーク」をデザイン。キーホルダーにして配布するための費用を集めています。
■「こころマークプロジェクト」で成し得ること
「こころマークプロジェクト」とは、“精神の病気を抱えていても暮らしやすい社会を作ろう”をスローガンに、「精神障害等の目に見えない病気や障害のシンボルマーク」のデザインをキーホルダーにして、無料配布を目指すプロジェクトです。
「こころマーク」のデザインは、精神保健福祉に関する活動に対して送られるリリー賞で頂いた賞金を基にデザインを公募し、制作されました。こころマークの入ったボトルチェーン型のキーホルダーを3000個作成し、ネットラジオの「こころらじお」で希望数を募り、無料で配布します。
クラウドファンディングの「READYFOR?」では、目標調達額を50万円と設定し、その金額のすべてを、キーホルダーの製作費と送料に充てます。支援者には金額に応じて、「こころマーク」のキーホルダーやポストカード、代表の小熊俊雄が執筆中のサイン入り自伝本などが送られます。また、3万円以上寄付して頂いた方には、「こころらじお」放送内でのオリジナルCM権とゲスト出演権を得ることが出来ます。
<「こころマークプロジェクト」:3つの特長>
(1)1人でも多くの精神的な病を抱える当事者や障害者が、病気をオープンに出来る環境を創出します
精神の病気や障害には偏見や差別が存在します。1人でも多くの人が病気を隠すのではなく、オープンに出来る社会を目指します。
(2)見えない病気や障害をオープンにする事が、当たり前になる環境を創出します
世の中の一員となり、様々な支援が受けられる環境を創出します。公的な補助だけでなく、支援者からの手助けが受けやすい環境を作ります。
(3)高齢化社会の中で、社会人として自立できる環境を創出します
支えてもらう人が両親だけという環境を変えていきます。1人でも自立して生活できる世の中を実現するために、雇用の創出を考え、着実に社会にメッセージを届けていきます。
■精神障害者の現状と、今後の社会のあり方
近年の精神障害者を取り巻く状況は、当事者を地域全体で支えていこうという流れに変化しつつあります。私共は「こころマークプロジェクト」を通じて、精神障害者が自立できる世の中を実現したいと考えています。
精神疾患は目に見えにくい障害です。病気の特徴として疲れやすい傾向にありますが、公共交通機関では誤解をさけるため立っているという話を当事者から聞きます。優先席に座る権利があるにもかかわらず、放棄している状況です。
障害者のマークとして国際的に認められているものの一つに車椅子マークがあります。車椅子のマークは「全ての障害者に適応される」とありますが、肉体的な問題を抱えた患者が中心で、精神障害者を表してはいません。公共交通機関(タクシー、JRや各航空会社等)では、精神障害者だけ割引制度がないという現状もあります。
また、精神の病を抱えている人の大半は、収入がある人でも月平均7.5万円と非常に少なく、障害基礎年金に頼っているのが現状で、その障害基礎年金も支給額が減少するなど、厳しい状況にあります。障害者枠で仕事をしている人の中には、昨今の最低労働賃金が上昇するまで生活保護での支給額が給与額を上回る現象が続いていました。精神障害者の雇用は依然として進んでおらず、大都市に偏っており、地方では障害者雇用の募集すらありません。
さらに、金銭的な面からだけでなく、世の中から差別や偏見の目で見られるので、病気であることを隠して生活する人も少なくありません。
このように、今の日本は精神の病気をオープンに出来ない社会と言えます。こうした現状に疑問をもったことがきっかけとなり「こころマークプロジェクト」はスタートしました。世の中を変えたいとの強い想いが、このプロジェクトには込められています。
■小さな一歩ですが、取り組みは着実に進んでいます
当プロジェクトは、ネットラジオ「こころらじお」が小さな活動から始まったのと同じく、小さな一歩から世の中に広まる活動にしていきたいと考えています。周囲の人々に「精神疾患を抱えています」という事がわかるマークを確立し、病気をオープンにすることが当たり前の社会を目指します。
全国の公共交通機関で「こころマーク」が知られるようになり、精神の病気を抱えている人が、周囲の助けを得られることが当たり前になるまで、「こころマークプロジェクト」を継続したいと考えています。
【統合失調症ネットラジオ「こころらじお」について】
事務局:〒196-0004 東京都昭島市緑町2-20-7
代表者:小熊 俊雄
設立:2006年11月24日
Tel:080-1345-8796
Fax:042-546-5003
URL: http://kokororadio.com/
事業内容:インターネットラジオの運営
▼こころらじお: http://kokororadio.com/
▼こころマークプロジェクト(「READYFOR?」上の特設ページ):
https://readyfor.jp/projects/cocoromark-project-kokororadio
精神障害などの病気を抱えていても暮らしやすい社会を作るために、「目に見えない障害のマーク」をデザイン。キーホルダーにして配布するための費用を集めています。
■「こころマークプロジェクト」で成し得ること
「こころマークプロジェクト」とは、“精神の病気を抱えていても暮らしやすい社会を作ろう”をスローガンに、「精神障害等の目に見えない病気や障害のシンボルマーク」のデザインをキーホルダーにして、無料配布を目指すプロジェクトです。
「こころマーク」のデザインは、精神保健福祉に関する活動に対して送られるリリー賞で頂いた賞金を基にデザインを公募し、制作されました。こころマークの入ったボトルチェーン型のキーホルダーを3000個作成し、ネットラジオの「こころらじお」で希望数を募り、無料で配布します。
クラウドファンディングの「READYFOR?」では、目標調達額を50万円と設定し、その金額のすべてを、キーホルダーの製作費と送料に充てます。支援者には金額に応じて、「こころマーク」のキーホルダーやポストカード、代表の小熊俊雄が執筆中のサイン入り自伝本などが送られます。また、3万円以上寄付して頂いた方には、「こころらじお」放送内でのオリジナルCM権とゲスト出演権を得ることが出来ます。
<「こころマークプロジェクト」:3つの特長>
(1)1人でも多くの精神的な病を抱える当事者や障害者が、病気をオープンに出来る環境を創出します
精神の病気や障害には偏見や差別が存在します。1人でも多くの人が病気を隠すのではなく、オープンに出来る社会を目指します。
(2)見えない病気や障害をオープンにする事が、当たり前になる環境を創出します
世の中の一員となり、様々な支援が受けられる環境を創出します。公的な補助だけでなく、支援者からの手助けが受けやすい環境を作ります。
(3)高齢化社会の中で、社会人として自立できる環境を創出します
支えてもらう人が両親だけという環境を変えていきます。1人でも自立して生活できる世の中を実現するために、雇用の創出を考え、着実に社会にメッセージを届けていきます。
■精神障害者の現状と、今後の社会のあり方
近年の精神障害者を取り巻く状況は、当事者を地域全体で支えていこうという流れに変化しつつあります。私共は「こころマークプロジェクト」を通じて、精神障害者が自立できる世の中を実現したいと考えています。
精神疾患は目に見えにくい障害です。病気の特徴として疲れやすい傾向にありますが、公共交通機関では誤解をさけるため立っているという話を当事者から聞きます。優先席に座る権利があるにもかかわらず、放棄している状況です。
障害者のマークとして国際的に認められているものの一つに車椅子マークがあります。車椅子のマークは「全ての障害者に適応される」とありますが、肉体的な問題を抱えた患者が中心で、精神障害者を表してはいません。公共交通機関(タクシー、JRや各航空会社等)では、精神障害者だけ割引制度がないという現状もあります。
また、精神の病を抱えている人の大半は、収入がある人でも月平均7.5万円と非常に少なく、障害基礎年金に頼っているのが現状で、その障害基礎年金も支給額が減少するなど、厳しい状況にあります。障害者枠で仕事をしている人の中には、昨今の最低労働賃金が上昇するまで生活保護での支給額が給与額を上回る現象が続いていました。精神障害者の雇用は依然として進んでおらず、大都市に偏っており、地方では障害者雇用の募集すらありません。
さらに、金銭的な面からだけでなく、世の中から差別や偏見の目で見られるので、病気であることを隠して生活する人も少なくありません。
このように、今の日本は精神の病気をオープンに出来ない社会と言えます。こうした現状に疑問をもったことがきっかけとなり「こころマークプロジェクト」はスタートしました。世の中を変えたいとの強い想いが、このプロジェクトには込められています。
■小さな一歩ですが、取り組みは着実に進んでいます
当プロジェクトは、ネットラジオ「こころらじお」が小さな活動から始まったのと同じく、小さな一歩から世の中に広まる活動にしていきたいと考えています。周囲の人々に「精神疾患を抱えています」という事がわかるマークを確立し、病気をオープンにすることが当たり前の社会を目指します。
全国の公共交通機関で「こころマーク」が知られるようになり、精神の病気を抱えている人が、周囲の助けを得られることが当たり前になるまで、「こころマークプロジェクト」を継続したいと考えています。
【統合失調症ネットラジオ「こころらじお」について】
事務局:〒196-0004 東京都昭島市緑町2-20-7
代表者:小熊 俊雄
設立:2006年11月24日
Tel:080-1345-8796
Fax:042-546-5003
URL: http://kokororadio.com/
事業内容:インターネットラジオの運営
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 統合失調症ネットラジオ「こころらじお」 |
---|---|
代表者名 | 小熊 俊雄 |
業種 | 新聞・出版・放送 |