ユニクロ vs. サクラインターナショナル　　　　　　　　　　　　　　　　「キース・ヘリング契約裁判判決」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜２００７年４月５日（木）午後１:１０〜　知的財産高等裁判所８２１号法廷にて＞　

ユニクロ　vs.　サクラインターナショナル
「キース・ヘリング契約裁判」判決
２００７年４月５日（木）午後１：１０〜
知的財産高等裁判所８２１号法廷にて

報道関係各位

東京都渋谷区神宮前5-17-22
サクラインターナショナル株式会社
Tel:03-3407-9922/fax:020-4666-2036

The Estate of Keith Haring（キース・ヘリング財団）から「キース・ヘリング」商品の著作権や商標権に基づく商品化権の日本及び中国を含むアジア全域において独占的通常使用権の許諾を受けていたサクラインターナショナルは、ユニクロを展開するファーストリテイリング（以下「ＦＲ社」という）に対し「キース・ヘリング」商品の日本国内における販売を許諾していましたが、２００５（平成１７）年２月２５日，当社はＦＲ社を被告として，キース・ヘリング商品の販売差止や２億７０００万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起しましたが，
　東京地裁民事第４０部（市川正巳裁判長）は２００６年３月１７日、当社の請求を棄却しました。
当社はこれを不服とし、知的財産に関する専門的知見に基づいた公正な判断を求め、同年３月３１日知的財産高等裁判所に控訴いたしました。

事件番号「平成１８年（ネ）第１００３６号」
担当部「知的財産高等裁判所　第２部イ係」

控訴審において、当社は損害賠償請求額を総額約１４億５０００万円に増額し，一方、ユニクロが中国で販売した「KEITH HARING」のロゴボタン付きポロシャツの検証を行うなど約１０か月にわたる審理が行われて結審し，表記のとおり，きたる４月５日（木）午後１時１０分より判決が言い渡されます。
今回このご連絡を差し上げましたのは、判決の結論の如何に関わらずメディアの方々が本裁判に少しでも関心を寄せて頂き、知的財産権の今後のあり方について、また知的財産を扱う企業及び個人のあるべき姿勢について、市民レベルでの深い議論を喚起していただきたいという願いからです。