「臨床研究は人体実験の言い換えである」――専門出版社が描く医薬品業界の「リアル」。実際の論文捏造事件を題材にしたweb小説の第３話が配信

8月22日、医療系専門出版社の株式会社SCICUS（代表 落合隆志）は、6月に製薬企業の元社員が逮捕された実際の論文捏造事件を題材とするweb小説「くすりハートスタディ」第3話の配信を開始しました。
配信場所は同社が運営する「教育研修資材サポートサイト」内の特設ページ（http://medicallearning.jp/?tid=4&mode=f5）。

「製薬業界と大学病院の闇。11億円以上に及ぶ寄附金によって捏造された論文を武器に、稼いだ金額は1兆2千億円。その中心人物がついに逮捕」
そんな論調で報道された「ディオバン論文捏造事件」の真実の姿に迫ります。
800万人にのぼる高血圧患者をめぐる熾烈な製薬企業の争い。
なぜ論文捏造は起こったのか？
誰がどんな捏造を犯したのか？
どうして誰も気づかなかったのか？
簡単にできてしまう嘘のデータ、論文の嘘を見抜けなかった学会の重鎮たち、現場のMRや研究者の正義は？
若き女性MR（医薬情報担当者）の主人公が、1人の変人ドクターから出された課題をきっかけに、ニュース・報道では伝えられない事件の本質へと踏み込んでいく、社会派エデュケーショナルエンタテイメント小説です。
毎週金曜20時配信。全７回（プロローグ・エピローグ含む）を予定しており、現在プロローグ＋第３話まで公開中です。