Live2D Cubism 2.0を正式リリース。高品質な2Dキャラクター立体表現技術が大幅に進化し日本語版・英語版同時リリース。

　株式会社Live2D（東京都新宿区四谷4-30-18、中城哲也社長）は、『ガールフレンド（仮）』(サイバーエージェント)、『pepita』(井上雄彦氏)など国内外の100作品以上で採用されている高品質な2Dキャラクター表現技術「Live2D」のメジャーアップデート版「Cubism 2.0」を9月2日に正式リリースしました。

　Cubism2.0では、Photoshopの.PSD画像から30分程度でキャラクターを動かすことができる.PSDインポート・テンプレート機能を始めとする多数の効率化機能、AfterEffects上で直接キャラクターアニメーションを制御できるプラグインなど、高品質な2Dキャラクターを効率よく立体的に動かすことができる機能を搭載しております。

　プロフェッショナル向けの高機能なPRO版、インディークリエーターが無償で利用できるFREE版に加え、採用の増えている英語版を同日リリースし、日本発のソフトウェア技術として世界展開を進めていきます。Cubism 2.0の詳細は特設ページをご覧下さい：

http://www.live2d.com/cubism2-0

■ Cubism Editor 2.0　　〜 46の新機能、5日間の作業を最短30分程度に短縮 〜

　今回のアップデートでは、モデリングとアニメーション制作用ソフトウェア「Cubism Editor」が大幅に改良されました。合計46にわたる新機能の実装や改善を施し、Live2Dのモデリング作業の効率が大幅に向上しました。これまではキャラクター1体あたり5日間程度かかっていたモデリングの基本セットアップ作業が最短で30分程度に短縮できる自動化ツールを実装しています。また、PhotoshopやAfterEffectsへの対応も行い、イラスト作画からアニメーションまで、既存のワークフローとの連携を実現。Live2Dの経験の少ないイラストレーターやモーションデザイナーにとっても使いやすいツールとなりました。

■ Cubism SDK 2.0　　〜 インタラクティブな作品作りを全ての人に 〜

　今回のアップデートでは、制作したモデルをもとにインタラクティブコンテンツを作るツール「Cubism SDK」も改良されました。モデルを差し替えるだけでアプリが作れるサンプルを用意し、これまでデザイナーにはハードルが高かったゲームやアプリ等のインタラクティブコンテンツ制作の敷居を格段に低くしました。

■ Live2Dとは　　〜 描く楽しさを、動かす感動に 〜

　Live2Dは、2Dで描かれたキャラクターなどを原作に忠実なまま、立体的に動かすことができる映像技術としてコンシューマゲーム、ソーシャルゲームやスマホアプリ、ライブイベント、テレビCMなどで多数採用されてきました。今回のアップグレードによりLive2Dのエディタを習得したプロだけでなく個人でも気軽に高品質な表現を実現可能になります。

■ リリース記念『Cubism2.0でイラストを動かしてみよう! プレゼントキャンペーン』を開催！

　Cubism 2.0のリリースを記念して、『Live2Dでイラストを動かしてみよう! プレゼントキャンペーン』を開催します。Cubism 2.0を使って作ったGIFアニメや動画、アプリなどを公開して応募するとLive2DグッズやCubism Editor 2 PROのライセンスがプレゼントされます。キャンペーンの詳細は特設ページをご覧下さい：

http://www.live2d.com/cubism2_release_contest