【地方創生】伝統の「紀州ネル」とモードが出会う、“メイドイン紀州”の美しいキッチンウェア「eighteen eleven」発売

紀州に伝わる伝統の綿生地「紀州ネル」を使った美しいキッチンウェア「eighteen eleven」シリーズをリリースします。新進気鋭の若手デザイナーを起用し、和の素材の直線的なイメージとオートクチュールで培ったモード感が融合。上質志向のブームに乗せて、地方発のものづくりの活性化へつなげていきます。

株式会社小久保工業所(本社/和歌山県海南市、代表取締役/小久保好章)は、和歌山県で古くから受け継がれた伝統の織物「紀州ネル」に最新のモードをとり入れたキッチンウェア 「eighteen eleven(エイティーン・イレブン)」シリーズを2014年11月1日にリリースします。

>>リリース詳細
http://kokubo.co.jp/topics/20140904.html

【紀州ネルとは】
江戸時代の紋羽から発展した、綿生地を起毛させた平織り生地。輸入品の羊毛フランネルに似ていることから綿ネルと称されます。明治時代より和歌山県を一大産地に隆盛を極めました。やわらかさとあたたかさが特徴です。

【新進気鋭のデザイナーを起用】
国内外で活躍する若手デザイナー中島篤氏(ATSUSHI NAKASHIMA)を起用。和の素材の直線的なイメージと、オートクチュールで培った立体的なデザインが融合。機能美とモード感あふれる仕上がりに。

【今なぜ?】
現在、和雑貨や伝統工芸品の人気が高まっています。「日本各地の良いものを見直したい」、「暮らしにとり入れて物心ともに豊かさを味わいたい」という成熟した価値観が浸透しています。高品質、高機能なアイテムを扱うライフスタイル提案型の雑貨店、キッチン用品店も増え、高感度な女性を中心ににぎわっています。
一方で時代の変遷とともに地方の伝統産業は衰退局面を迎えています。地域に根差した生活用品メーカーとして、紀州ネルの良さを見直し、伝統を継承していきたい。デザインという新しい価値を加え、時代のムーブメントに乗せて、地方創生につなげたい。そのような思いから、新シリーズが生まれました。

紀州ネルのキッチンウェア
「eighteen eleven」 
2014年11月1日リリース
http://kokubo.us

<アイテム・参考価格>
・エプロン(レディース) 税別7,800円 税込8,424円
・エプロン(メンズ) 税別6,000円 税込6,480円
・マルチクロスボウル
 (大)税別5,300円 税込5,724円
 (中)税別4,600円 税込4,968円
 (小)税別3,800円 税込4,104円
・鍋敷き 税別3,600円 税込3,888円
・オーブンミトン 税別5,400円 税込5,832円
・ミニトートバッグ 税別5,500円 税込5,940円
・お弁当包み 税別3,500円 税込3,780円
・ワイントートバッグ 税別4,300円 税込4,644円
※全てRED、BLACK、BLUEの3色展開

【紀州ネルとは】

●紀州ネルの歴史:
江戸時代から防寒用として使われた紋羽(もんぱ)から発展し、薄手の綿生地を起毛させたのが「紀州ネル」です。輸入品のフランネル(毛織物)に似せた綿織物で、綿ネルとも呼ばれます。明治初期に紀州で製造され始め、機能性の高さから軍服などにも利用されました。
なお1811年頃、紀伊国を行き交う木綿職工を描いた絵を参考に、ブランド名を「eighteen eleven」としています。

●紀州ネルの特徴:
綿100%の生地を職人の手により丁寧に起毛させた平織り生地。肌ざわりがよく、保温性に優れ、綿ならではの吸水性があります。非常に軽く柔らかで、パジャマ、ベビー衣料、シャツなどに使われます。また丈夫なことから作業着などにも利用されています。

●紀州=和歌山県:
紀伊半島に位置し、熊野古道や高野山といった世界遺産を有する風光明媚な土地。江戸・徳川家発祥の地。


【デザイナー ATSUSHI NAKASHIMA】

― 今回のデザインアプローチは?
ヨーロッパは立体的な作り方をしますが、日本には一枚布の文化があります。今回のテーマが「日本から世界へ」ということなので、僕のブランドのイメージである直線的なカッティングやディテールを残して、日本のものとミックスさせたデザインになっています。

― キッチンウェアとして重視したポイントは?
機能的に使いやすいというのが大事だと思うので、機能性とデザインをミックスさせることを重視しました。機能が優れているものはデザイン的にも美しいと考えています。

― 新しい発見は?
ふだんは洋服やカバンなどのファッションアイテムを作っているのですがキッチンウェアは初めての挑戦でした。ふだんは思いつかないようなデザインをするなど刺激を受けました。

― プロジェクトの今後は
継続的に続けていって、世界に認知される商品になればと思います。

デザイナー 中島 篤 (Atsushi Nakashima)
http://www.atsushinakashima.com
2001年 名古屋ファッション専門学校 ファッションスペシャリスト科 卒業
2003年 第20回オンワードファッション大賞 グランプリ受賞
2004年 渡仏。ジャンポールゴルチェ アシスタントデザイナー就任
2009年 ジャンポールゴルチェ ディフュージョンライン ヘッドデザイナー就任
2011年 帰国。自身のブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」をスタート
2012年 Mercedes-Benz Fashion Week TOKYOに2012 AUTUMN WINTER DEBUT COLLECTIONを発表
2012年 第3回DHLデザイナーアワード受賞


【今なぜ「紀州ネル」?――「本物志向」の時代に、地方に埋もれた良い物を再生させたい】

●「本物志向」で、和雑貨や伝統工芸品が人気 
近年、「本当に価値あるものが選ばれる」という風潮から、和雑貨や伝統工芸品への注目度が高まっています。日本各地に伝承される「本物」の良さを見直し、共感し、暮らしにとり入れて応援し、物心ともに豊かさを感じる傾向が見受けられます。そのような意識の高いライフスタイル提案型の店が増え、大人の女性を中心に支持を集めています。

●高品質キッチンウェアが人気
キッチン用品が人気です。高機能な調理器具や、おしゃれなドレスエプロンを扱う専門店や複合店が話題となっています。

●地方産業再生への取組み
地方で栄えた伝統産業も、時代の推移とともに岐路にさしかかっています。地域に伝わる良い物を再生し、地場産業として継承していく、地方創生の新しい取組みが必要とされています。

●伝統素材×デザインで新しい魅力を創出
地方に埋もれていた「紀州ネル」をスタイリッシュなデザインのキッチンウェアとして新たに甦らせました。伝統生地のあたたかさや和のイメージを生かしたまま、人や暮らしを美しく見せるモード感あふれる仕上がりに。製造はすべてメイドイン紀州。伝統とストーリーがある商品は、ユーザーと生産者との間にあたたかい想いの循環を生みだします。自分用としても、大切な人へのギフトとしてもお勧めできます。

【(株)小久保工業所 ~ 紀州のあたたかさを、世界の家庭へ ~ 】
小久保工業所は日本最大の家庭用品の産地、和歌山県海南市にあるメーカーです。1958年の創業以来、デザイン性・機能性に富んだ様々な生活用品を作り続けてきました。暮らしのニーズをいち早くつかんだ商品作りを心がけています。
(取扱商品)キッチン用品、ランドリー用品、リビング用品、バス・トイレタリー用品、ビューティー&ヘルスケア用品

・紀州ネル 「eighteen eleven」  http://kokubo.us
紀州に根差した生活用品メーカーとして、地方発のものづくりを活性化させたい。そのような思いから、良質の素材と技術力、洗練されたデザインを結集し、世界に通じるブランドとして立ち上げました。

>>リリース詳細
http://kokubo.co.jp/topics/20140904.html

企業情報

企業名 株式会社小久保工業所
代表者名 小久保好章
業種 その他製造業

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