【２０１３年版】化学・バイオ分野における知的財産実務家のための判例解説書。　書籍『２０１３ 化学・バイオの知財判例年鑑』発売

この度、株式会社山の手総合研究所(本社：東京都渋谷区　代表取締役社長：廣田浩一)は、１１月４日に『２０１３ 化学・バイオの知財判例年鑑』を刊行しました。本書は、２０１３年の一年間で裁判所ＨＰに掲載された化学・バイオ分野関連の判例を一冊にまとめた知財実務家のための判例解説書となっています。
２０１３年の裁判所ＨＰでは「５７０件」の知財関連判決が掲載されており、その中で化学・バイオ分野に関連する「１３５件」の判決をピックアップしています。（２０１３年の知財関連判決全体の「約２３．７％」）さらに、利便性を向上させるためレイアウトなどの大幅な変更を行うとともに、携帯性を考慮して書籍サイズをＡ５版にコンパクト化しました。

本書では、判例を「化学」、「医薬類」、「バイオ」及び「食品」の大きく４つの技術分野毎に、かつ各技術分野においては争点（条文）毎に整理して掲載することとしました。なお、「医薬類」には、医薬品のほか、医薬部外品、各種薬剤、農薬、化粧品も含め、「化学」には、材料のほか、装置における化学的特徴をもった構造なども含めることとしました。また、各事案においては争点が複数あるものが多数ですが、本書ではその中で特に実務へのフィードバックとの観点から争点は各事案に一つだけピックアップしています。

近年の知財実務は、最新判例を知らずして的確に行うことが困難になってきています。いち早く最新判例を知り、それを実務にフィードバックしていくことが重要になってきています。本書では、各判決の概要を示すことのみならず、化学・バイオ分野における判決のデータ分析結果や分類リストも掲載しています。新規性、進歩性、サポート要件、明確性要件、補正などが認められたケースは何件あるのか、どのようなケースがあるのか、争点に対する結論なども、リストやグラフなどから簡便にわかるように工夫しています。
また、個別の判決紹介についても、判決日、事件番号、裁判所、裁判官、当事者、発明の名称など、争点、関連条文、分野などの情報が一見してわかるようになっています。実務家として知りたいポイント・争点を絞り、それを「事案の概要」の欄で簡潔に示し、「判断（要約）」の欄では可能な限り結論を一言で述べ、結論との関係で必要最小限の判決理由を「理由（要約）」の欄にまとめました。そして、「注目解釈等」の欄では、実務的視点ではなく、判決において示された条文の法律解釈などで実務上有益であるものを掲載しました。また、「実務的私見」の欄では筆者の個人的な印象・見解なども掲載しています。

【書籍概要】
書　　名：２０１３ 化学・バイオの知財判例年鑑
著　　者：廣田　浩一
著者略歴：弁理士（特定侵害訴訟代理付記）、山の手合同国際特許事務所所長、
　　　　　株式会社山の手総合研究所代表取締役社長、北里大学非常勤講師
発　　行：株式会社山の手総合研究所
仕　　様：A５版　５２６ページ
定　　価：１２、９６０円（税込）
発 売 日：２０１４年１１月４日
販売チャネル：
　　紀伊国屋書店、丸沼書店、ジュンク堂書店、MARUZEN&ジュンク堂書店、
　　丸善書店、八重洲ブックセンター、弊社サイトやAmazonなどのネットショップ

■関連サイト
「山の手総合研究所」WebShop
　　　http://shop.yamanote-soken.com/i-shop/
「山の手総合研究所」オフィシャルサイト
　　　http://www.yamanote-soken.com/
「ひらめきチャンピオン」サイト
　　　http://www.hira-chan.jp/　　　　　　　　　　　　　　　

■会社概要
・会社名　 株式会社 山の手総合研究所
・代表者　 代表取締役社長　廣田　浩一
・資本金　 ３,０００万円
・設立　　 ２００６年７月１１日
・所在地　 東京都渋谷区代々木1-24-10 TSビル4階
・電話番号 03-5304-5574
・事業内容　1. セミナーの企画運営
　　　　　　2. 知財実務教育の企画運営
　　　　　　3. 知財業界への就職支援
　　　　　　4. 書籍・DVD等の教材等の企画・編集・販売
　　　　　　5. 知的財産に関する研究・開発
　　　　　　6. 特許事務、外国語翻訳のアウトソーシング
　　　　　　7. 教育研究