アカデミックマッチングサービスCognyte(コグナイト)がスタート―CtoCサービスをアカデミック界へ―
英国ベンチャー企業であるCognyte Limitedは、世界中の研究者を対象として英語論文の編集・校正および投稿前ピアレビューサービスを提供する会員制サイトを新しく開設いたしました。会員登録は無料。AirbnbやUberなどと同様のCtoCサービスをアカデミック界で展開いたします。
2015年3月11 日 (水)英国・ロンドン
英国ベンチャー企業であるCognyte Limited(以降、「コグナイト」) は、世界中の研究者を対象として英語論文の編集・校正と投稿前ピアレビューサービスを提供する会員制サイトを2015年3月10日(火)に新しく開設いたしました。会員登録は無料。AirbnbやUberなどと同様のCtoCサービスをアカデミック界で展開いたします。
■サービス開始の背景
従来の英文校正サービスでは、英文校正会社が担当校正者を割り当てていました。コグナイトでは、多数の登録校正者の専門分野や経歴を見た上で、「執筆者が自分で校正者を選べる」といった点が大きく異なっています。校正品質保証サービスも付属しており、万が一校正結果にご満足いただけない場合には、納品後60日以内にその旨をお知らせいただくことで、再校正・払い戻しなどを行う保証制度も付属しています。
英語論文を校正してもらいたい研究者と編集・校正を行う校正者を「直接つなぐ」場をご提供することによって、コグナイトは、コストを削減するとともに、ミスコミュニケーションをなくすことに成功しました。
このサービスを開発したのは、故意ではないにせよ「専門分野が異なる、あるいは微妙にずれている校正者を割り当ててしまう」という従来の英文校正会社の問題点に気づいたためです。たとえ英語ネイティブであっても、専門分野が異なれば、最適な英文チェックができないことがあります(日本人であれば誰でも日本語の学術論文、それも自分の知らない分野の学術論文をチェックできるというわけではない、のと同じです)。
実際、割り当てが不適切だったために、校正を依頼した研究者が期待した結果が得られないことが少なくありませんでした。また、会社内での窓口担当者から校正者への伝達ミスにより、論文執筆者からの重要な指示や希望が伝わっていないということもよく聞くケースです。コグナイトはこれらの課題をマッチングサイトで解決しようと考えました。
■コグナイトの特長
英語論文を校正するにあたり、どの専門分野の校正者が担当するのがベストなのかを最も良く知っているのは、実は「論文執筆者本人」です。そのため、本人が直接コグナイトのサイトで検索し、専門分野や研究経験、料金、納品予定日などの情報にもとづいて校正者を選ぶということは理にかなっています。校正上の希望や注意事項なども直接校正者に伝えることができます。
コグナイトの校正者として登録する際には、学歴・研究歴や校正者としての経験年数、専門分野などの情報入力が必須となっています。
校正者にとってもコグナイトを利用することにはメリットがあります。世界中の研究者から仕事を受けることができ、また、校正内容の質に対する研究者からの評価も直接受けることができます。評価が高まると、それに比例して仕事依頼も増え、収入とやりがいをダイレクトに感じられる仕組みになっています。コグナイトは、校正者にとってもストレスフリーの環境を提供したいのです。コグナイトが目指すのは、国や地域を越えた研究者と校正者のつながりをつくることです。
現状、英語サイトからスタートしていますが、近い将来、各国の研究者のニーズに応じて多言語展開することも視野に入れています。ぜひ日本の研究者の皆様にもコグナイトをお試しいただければと思います。
コグナイトの創立者であるクゼム・バタワラは、「コグナイトは、英語ネイティブの校正者と学術論文の執筆者(その中でも特に、非英語ネイティブの研究者)の双方のニーズから生まれたものです」と言います。「マッチングサイトであるコグナイトを通じて、研究者と校正者の双方がメリットを感じていただければ幸甚です」
■コグナイト(※英語サイトですが、日本からもご利用いただけます)
https://www.cognyte.co.uk/
英国ベンチャー企業であるCognyte Limited(以降、「コグナイト」) は、世界中の研究者を対象として英語論文の編集・校正と投稿前ピアレビューサービスを提供する会員制サイトを2015年3月10日(火)に新しく開設いたしました。会員登録は無料。AirbnbやUberなどと同様のCtoCサービスをアカデミック界で展開いたします。
■サービス開始の背景
従来の英文校正サービスでは、英文校正会社が担当校正者を割り当てていました。コグナイトでは、多数の登録校正者の専門分野や経歴を見た上で、「執筆者が自分で校正者を選べる」といった点が大きく異なっています。校正品質保証サービスも付属しており、万が一校正結果にご満足いただけない場合には、納品後60日以内にその旨をお知らせいただくことで、再校正・払い戻しなどを行う保証制度も付属しています。
英語論文を校正してもらいたい研究者と編集・校正を行う校正者を「直接つなぐ」場をご提供することによって、コグナイトは、コストを削減するとともに、ミスコミュニケーションをなくすことに成功しました。
このサービスを開発したのは、故意ではないにせよ「専門分野が異なる、あるいは微妙にずれている校正者を割り当ててしまう」という従来の英文校正会社の問題点に気づいたためです。たとえ英語ネイティブであっても、専門分野が異なれば、最適な英文チェックができないことがあります(日本人であれば誰でも日本語の学術論文、それも自分の知らない分野の学術論文をチェックできるというわけではない、のと同じです)。
実際、割り当てが不適切だったために、校正を依頼した研究者が期待した結果が得られないことが少なくありませんでした。また、会社内での窓口担当者から校正者への伝達ミスにより、論文執筆者からの重要な指示や希望が伝わっていないということもよく聞くケースです。コグナイトはこれらの課題をマッチングサイトで解決しようと考えました。
■コグナイトの特長
英語論文を校正するにあたり、どの専門分野の校正者が担当するのがベストなのかを最も良く知っているのは、実は「論文執筆者本人」です。そのため、本人が直接コグナイトのサイトで検索し、専門分野や研究経験、料金、納品予定日などの情報にもとづいて校正者を選ぶということは理にかなっています。校正上の希望や注意事項なども直接校正者に伝えることができます。
コグナイトの校正者として登録する際には、学歴・研究歴や校正者としての経験年数、専門分野などの情報入力が必須となっています。
校正者にとってもコグナイトを利用することにはメリットがあります。世界中の研究者から仕事を受けることができ、また、校正内容の質に対する研究者からの評価も直接受けることができます。評価が高まると、それに比例して仕事依頼も増え、収入とやりがいをダイレクトに感じられる仕組みになっています。コグナイトは、校正者にとってもストレスフリーの環境を提供したいのです。コグナイトが目指すのは、国や地域を越えた研究者と校正者のつながりをつくることです。
現状、英語サイトからスタートしていますが、近い将来、各国の研究者のニーズに応じて多言語展開することも視野に入れています。ぜひ日本の研究者の皆様にもコグナイトをお試しいただければと思います。
コグナイトの創立者であるクゼム・バタワラは、「コグナイトは、英語ネイティブの校正者と学術論文の執筆者(その中でも特に、非英語ネイティブの研究者)の双方のニーズから生まれたものです」と言います。「マッチングサイトであるコグナイトを通じて、研究者と校正者の双方がメリットを感じていただければ幸甚です」
■コグナイト(※英語サイトですが、日本からもご利用いただけます)
https://www.cognyte.co.uk/
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | Cognyte Limited |
---|---|
代表者名 | Khuzem Batawala |
業種 | 教育 |