『VRエイジング・ラボ』×『jeki シニアラボ』共同研究 40~50代で高まる“ガマンモード”にビジネスチャンスあり 早期・的確な情報提供が鍵
株式会社ビデオリサーチのシニア研究プロジェクト『VRエイジング・ラボ』は、株式会社ジェイアール東日本企画が実施した「jekiモニター2014年」と「からだの症状に対する追跡調査」を基に、同社の『jekiシニアラボ』と共同で調査結果をまとめました。その一部をご紹介いたします。
株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、社長:秋山創一、以下ビデオリサーチ)のシニア研究プロジェクト『VRエイジング・ラボ』は、株式会社ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区、社長:小暮和之、以下ジェイアール東日本企画)が実施した「jekiモニター2014年」と「からだの症状に対する追跡調査」を基に、同社の『jekiシニアラボ』と共同で調査結果をまとめました。その一部をご紹介いたします。
<調査結果のポイント>
1. 「身体の不調を自覚しているものの、具体的な対処をしていない状態」= “ガマンモード”が確認できる
2. “ガマンモード”は40代後半~50代前半に高まる
3. “ガマンモード”時への早期・的確な情報提供が潜在需要を掘起す鍵
■キーワードは“ガマンモード”
VRエイジング・ラボでは、健康関連商材のコミュニケーションを始めるタイミングを探るため、加齢によるからだの症状とその対処行動について確認しました。からだの症状の初期状態として「身体の不調を自覚しているものの、具体的な対処をしていない状態」を“ガマンモード”と名づけました。
■“ガマンモード”から潜在需要を確認・・・40代後半~50代前半に高まる
眼、肩、首、腰、ひざといったからだの部位に対する様々な症状について、どのくらい人が“ガマンモード”にあるかを年齢別で見ると、いずれも女性が高く、老眼やひざの痛みなど年齢による変化の大きい症状においては、40代後半および50代前半に高まりを見せることがわかりました。
例えば、50代前半の女性では「ひざの痛みの症状を抱えながら対処をしていない人」が14%で、症状の自覚がある20%のうち7割の人が “ガマンモード”にあることがわかりました。
■“ガマンモード”は潜在需要期 軽度なうちに気軽な対処情報の提供を
ひざの痛みについてさらに細かく見ると、女性の場合、症状の現れは42歳から急速に増加し、52歳がピークになっています。また追跡調査で、対処している人に対処するようになったキッカケを確認したところ、「歩けなくなったから」「階段が登れなくなったから」といった症状の深刻化など内的な動機とともに、健康診断や広告など外的な動機がありました。
一方、症状の自覚はあるのに現在対処していない=“ガマンモード”の人にその理由をきくと、「これ位ならどうにかなる」「深刻ではない」「時々だから」といった程度のものだけではなく、「どうしたらよいのかわからない」「本当に効果があるのか不安」「対処したが効果がなかった」といった対処方法やその効果に関する情報が十分でないことがわかりました。
この“ガマンモード”にある人に向けて、早期に情報を届けることで、潜在ニーズが掘り起こせる可能性があると考えます。
こういったデータを基に、VRエイジング・ラボでは、軽度の症状に対する対象商品やサービスの潜在需要を確認し、アプローチの方法を提言していく予定です。
詳細は弊社Webサイトをご覧ください。
http://www.videor.co.jp/press/2015/150326.htm
※ビデオリサーチ『VRエイジング・ラボ』とは?
(株)ビデオリサーチがシニア市場の活性化を目指して立ち上げたシニア研究プロジェクト。老年学の専門家や自身がシニア年代のマーケティングコンサルタント、オピニオンリーダー的シニアが所属するNPO団体とも連携し、リアルなシニアを捉えマーケティング活動に活かすべく、研究活動や情報発信、企業のシニアマーケティングへのコンサルティング業務を行なっている。
※ジェイアール東日本企画『jekiシニアラボ』とは?
超高齢社会における市場変化を予測し、クライアント提案に活かすための情報収集と分析を目的とする社内プロジェクト。『VRエイジング・ラボ』(ビデオリサーチ社主催)との協業をはじめ、外部のシニア研究者とネットワークを活用し、新シニア研究活動を行っている。「jekiモニター」「首都圏移動者調査」などオリジナルのデータベースを駆使して、クライアントへのコミュニケーション戦略の提案、マーケティング活動のサポートを行っている。
「jekiモニター調査」調査概要
調査期間:2014年3月14日(金)~20日(木)
調査方法:インターネット調査
対象者:15~74歳 男女 22,218s 首都圏、関西圏、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡
調査企画:株式会社ジェイアール東日本企画
「からだの症状に対する追跡調査」調査概要
調査期間:2015年2月16日(月)~17日(火)
調査方法:インターネット調査
対象者:35~74歳 男女 1,053s 首都圏、関西圏、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡
調査企画:株式会社ジェイアール東日本企画
<調査結果のポイント>
1. 「身体の不調を自覚しているものの、具体的な対処をしていない状態」= “ガマンモード”が確認できる
2. “ガマンモード”は40代後半~50代前半に高まる
3. “ガマンモード”時への早期・的確な情報提供が潜在需要を掘起す鍵
■キーワードは“ガマンモード”
VRエイジング・ラボでは、健康関連商材のコミュニケーションを始めるタイミングを探るため、加齢によるからだの症状とその対処行動について確認しました。からだの症状の初期状態として「身体の不調を自覚しているものの、具体的な対処をしていない状態」を“ガマンモード”と名づけました。
■“ガマンモード”から潜在需要を確認・・・40代後半~50代前半に高まる
眼、肩、首、腰、ひざといったからだの部位に対する様々な症状について、どのくらい人が“ガマンモード”にあるかを年齢別で見ると、いずれも女性が高く、老眼やひざの痛みなど年齢による変化の大きい症状においては、40代後半および50代前半に高まりを見せることがわかりました。
例えば、50代前半の女性では「ひざの痛みの症状を抱えながら対処をしていない人」が14%で、症状の自覚がある20%のうち7割の人が “ガマンモード”にあることがわかりました。
■“ガマンモード”は潜在需要期 軽度なうちに気軽な対処情報の提供を
ひざの痛みについてさらに細かく見ると、女性の場合、症状の現れは42歳から急速に増加し、52歳がピークになっています。また追跡調査で、対処している人に対処するようになったキッカケを確認したところ、「歩けなくなったから」「階段が登れなくなったから」といった症状の深刻化など内的な動機とともに、健康診断や広告など外的な動機がありました。
一方、症状の自覚はあるのに現在対処していない=“ガマンモード”の人にその理由をきくと、「これ位ならどうにかなる」「深刻ではない」「時々だから」といった程度のものだけではなく、「どうしたらよいのかわからない」「本当に効果があるのか不安」「対処したが効果がなかった」といった対処方法やその効果に関する情報が十分でないことがわかりました。
この“ガマンモード”にある人に向けて、早期に情報を届けることで、潜在ニーズが掘り起こせる可能性があると考えます。
こういったデータを基に、VRエイジング・ラボでは、軽度の症状に対する対象商品やサービスの潜在需要を確認し、アプローチの方法を提言していく予定です。
詳細は弊社Webサイトをご覧ください。
http://www.videor.co.jp/press/2015/150326.htm
※ビデオリサーチ『VRエイジング・ラボ』とは?
(株)ビデオリサーチがシニア市場の活性化を目指して立ち上げたシニア研究プロジェクト。老年学の専門家や自身がシニア年代のマーケティングコンサルタント、オピニオンリーダー的シニアが所属するNPO団体とも連携し、リアルなシニアを捉えマーケティング活動に活かすべく、研究活動や情報発信、企業のシニアマーケティングへのコンサルティング業務を行なっている。
※ジェイアール東日本企画『jekiシニアラボ』とは?
超高齢社会における市場変化を予測し、クライアント提案に活かすための情報収集と分析を目的とする社内プロジェクト。『VRエイジング・ラボ』(ビデオリサーチ社主催)との協業をはじめ、外部のシニア研究者とネットワークを活用し、新シニア研究活動を行っている。「jekiモニター」「首都圏移動者調査」などオリジナルのデータベースを駆使して、クライアントへのコミュニケーション戦略の提案、マーケティング活動のサポートを行っている。
「jekiモニター調査」調査概要
調査期間:2014年3月14日(金)~20日(木)
調査方法:インターネット調査
対象者:15~74歳 男女 22,218s 首都圏、関西圏、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡
調査企画:株式会社ジェイアール東日本企画
「からだの症状に対する追跡調査」調査概要
調査期間:2015年2月16日(月)~17日(火)
調査方法:インターネット調査
対象者:35~74歳 男女 1,053s 首都圏、関西圏、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡
調査企画:株式会社ジェイアール東日本企画
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企業情報
企業名 | 株式会社ビデオリサーチ |
---|---|
代表者名 | 加藤讓 |
業種 | その他サービス |
コラム
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