マグロを知り尽くした青森の漁師が船上処理。うまみ成分を逃さない神経〆で一年中新鮮な青森マグロが食べられる。青森の天然本マグロ通年出荷へ冷凍加工センターが完成。

マグロの深浦マグロのブランド化を目指す株式会社あおもり海山(青森県深浦町)の冷凍加工センターが完成。マグロを知り尽くした青森の漁師が行う船上活〆で、一年中新鮮な青森の天然本マグロが通年で出荷可能。マグロの心臓などの希少部位も。その他青森マグロのブランドサイト、青森マグロ専門店のネットショップも開設。

青森県深浦町の農水産加工を行う「あおもり海山」は、2015年4月13日に青森マグロをはじめとする魚介類の冷凍保存機能を持つ大規模加工センター竣工を迎える。

あおもり海山は、マグロの大型定置網漁を行う「株式会社ホリエイ」(青森県深浦町)と、生産者からの直接仕入れが特色の居酒屋チェーンを展開する「株式会社エー・ピーカンパニー」(東京)が共同出資して立ち上げた株式会社。同社は、6次産業化支援を目的にみちのく銀行などが設立した「とうほくの未来応援ファンド」の支援第一号。深浦マグロのブランド化を目指し、青森マグロのブランドサイトも運営している。

【株式会社あおもり海山オフィシャルホームページ】
http://www.aomorikaisan.co.jp/

【青森マグロブランドサイト】
http://www.aomorimaguro.jp/

深浦マグロは高級マグロとして知名度の高い大間マグロと同じクロマグロ。大間方面へ北上する途中に水揚げするため、時期は大間より2~3ヶ月早く、魚体は大間産より小ぶりではあるが、その脂の乗りはマグロの本来の味が感じられると評判だ。
深浦産マグロの年間水揚げ量は、大間マグロの約2倍。価格の低い夏場に漁期が集中するため、深浦近海のマグロ漁が全盛期となる5~8月は比較的手頃な価格で取引されている。

今回竣工した加工センターでは、ホリエイが水揚げし、船上で「血抜き」「神経抜き」「腹取り」「冷やし込み」までスピード処理し、熟練の技でうまみ成分を十分に閉じ込めたマグロを切り身に加工して、マイナス55度で冷凍保管する。漁獲量の少ない時期や価格の高い時期などに合わせて需給調整しながら通年で出荷することで、漁のない冬春でもマグロ価格の市場動向を見極めながら、計画的な通年出荷が可能となる。また、マグロの「ほし」と言われ、遠洋漁業の船員の活力源となっている心臓など、マグロの希少部位の提供が可能になるのも、マグロを知り尽くした漁師が行う船上活〆がなせる業だ。
その他、加工センターでは、タイ、ブリ、サワラの冷凍保存にも活用し、さらにサイズが小さく捨てられてきた未利用魚を冷凍加工、販売する。

「大間との差別化を目指すものではなく、青森に来たらまずはマグロと思ってもらいたい。」と営業部長の野呂さん。各漁協の協力を得ながらマグロを販売し、魚価の底上げを目指すほか、大間だけではない青森マグロを全国にお届けする青森マグロに特化したネットショップも開設している。

【あおもり海山ネットショップ】
http://www.aomorikaisan.jp/

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 株式会社コンシス
代表者名 大浦 雅勝
業種 ネットサービス

コラム

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域