IK Multimedia、iRig UAの内蔵DSPで動作するAndroidアプリ AmpliTube UA を公開。

Fender、Orange、Ampeg、 Soldano公認モデルを含むギター/ベース・アンプ、エフェクト・モデルが、多くのAndroidデバイスでもレイテンシーを気にせずプレイ可能に。

2015年4月16日：モバイル機器で使える音楽アプリと周辺機器の開発で知られるIK Multimedia（イタリア・モデナ）は、DSP内蔵ギター・プロセッサー・インターフェース iRig UA対応のアプリ、AmpliTube UAをリリースいたしました。AmpliTube UAのエフェクトはiRig UAのDSPにて処理されるので、Androidデバイスでもレイテンシーを心配することなく、リアルタイムにギター、ベースの演奏をお楽しみいただけます。AmpliTube UAおよびiRig UAは、Android 4.2以降を搭載し、USBホスト・モード／OTGモードに対応したAndroidスマートフォンやタブレットでお使いいただけます。

高品位なギター・エフェクトをAndroidユーザーにも

AmpliTubeは、2010年にiPhone、iPad、iPod touch対応版がリリースされて以来、これまで総計1.7億を超えるデバイスにてダウンロードされてきたギター/ベース・アンプ・エフェクト・アプリです。AmpliTube UAを使えば、3つのストンプ・エフェクトを並べ、アンプ、キャビネット、マイクのモデルを組み合わせることで、お好みのギター、ベース・トーンを生み出すことができます。AmpliTube UAでは、他のOSバージョンのAmpliTubeに先駆けて、アンプの後にストンプ・エフェクトを配置する仕様も実現しました。

AmpliTube UAは、無償にも関わらず5種類のアンプ、9種類のストンプ・エフェクト、4種類のキャビネット、2種類のマイクロフォンと、合計20種類のモデルが収録されています。

アプリ内課金でモデルを拡張可能

AmpliTube UAのアプリ内課金ストアでは、エフェクト、アンプ・モデルを追加することもできます。リリース時点で、Fender、Orange、Ampeg、 Soldanoなど世界的に名高いアンプ、エフェクト・ブランド公認のモデル、アーティスト公認コレクションAmpliTube Slash、AmpliTube Jimi Hendrixを含む、22種類のモデルが用意されています。

幅広いAndroid機種に対応

AmpliTube UAは、24-bit、44.1/48kHz対応のA/Dコンバーター、低ノイズのプリ・アンプ、32-bit浮動小数点処理のDSPを内蔵した iRig UAとの組み合わせにより、高品位なギター/ベース・トーンを生み出します。

アプリのAmpliTube UAは設定をコントロールしたりプリセットを切り替えるユーザー・インターフェースとして機能し、実際の信号処理はiRig UA内蔵DSPによって行われるので、入出力間の遅延は約2msに抑えられており、Android OS特有のレイテンシー問題に悩まされる必要はありません。DSP処理ではAndroidデバイスへの負荷も抑えられるため、Android 4.2以降が搭載され、ホストモード（OTG）に対応している数多くのAndroidスマートフォン、タブレットにてお使いいただけます。

伴奏トラックのAUX入力も可能

iRig UAには、楽器接続用のハイ・インピーダンス対応標準インプット、ボリューム調整可能なステレオ・ミニ・ヘッドフォン・アウト、付属のmicro-USB to OTGケーブルにてAndroidデバイスと接続する端子の他、ステレオ・ミニのAUX入力が装備されています。AUX入力に伴奏トラックを入力すれば、楽曲にあわせてAmpliTube UAサウンドによってプロセスされたギター、ベースの演奏を楽しむことができるます。

価格と発売時期

AmpliTube UAは、Google Playストアにて無償で配信されています。