カナダ InnovMetric社がユニバーサル3D計測ソフトウェアの最新版 PolyWorks 2015をリリース
カナダInnovMetric社は、製造業を中心に多くの企業が導入している3D計測ソフトウェアの最新バージョンPolyWorks 2015をリリースいたしました。3D計測の正確性、再現性、作業効率をさらに向上させる様々な新機能を持ちます。
PolyWorks 2015 3D計測の信頼性、再現性および作業効率をさらに向上
2015年04月14日 カナダ、ケベック州ケベックシティ -- InnovMetric Software Inc.は、3D計測の信頼性、再現性、作業性の向上に重点を置いたPolyWorksユニバーサル3D計測ソフトウェアの2015年版を発売しました。
PolyWorks 2015の主な新機能には、革新的なフィーチャースキャニング ガイド機能、2Dフィーチャー検査機能などがあります。
フィーチャースキャニング ガイド機能
以前のPolyWorks 2014の画期的なリアルタイムメッシュング機能は、品質基準の算出および表示機能によってレーザースキャナのオペレータをガイドし、高品質な形状スキャンデータの生成を実現するものでした。PolyWorks 2015では、このスキャニングガイド機能をさらに拡張し、スキャンデータ(測定点群)上で生成、検査される、円、平面、円筒などのフィーチャーの品質基準を算出および表示できるようにしています。この新しいフィーチャースキャニング ガイド機能の目的は、以下の2つの問い答えることです。
・これらのフィーチャーを正確にフィット作成させるための十分な測定点群データが取れているか。
・測定点群データが不足している場合、測定者はどこに追加のデータを取れば良いか。
3つの品質基準をもとにフィーチャーのスキャンされた範囲を解析し、測定者が追加でスキャンしなければならない場所を示す案内表示行います。特定のフィーチャーの品質が許容レベルであると判断されると、案内表示は非表示になります。
品質基準により、たとえば円、円筒などの円状フィーチャーの場合は、フィーチャーの全域360度に対して最低270度の領域をスキャンすることでフィットしたフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。平面、曲面などの面状フィーチャーの場合は、面の最低75%の領域をスキャンすることでフィットしたフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。
また、この新しいフィーチャースキャニング ガイド機能によって、レーザースキャナのオペレータ全員が、同じパーツに関して同じ条件で測定できるようになるため、測定の再現性が向上し、またオペレータは、測定ノウハウを素早く身につけることができます。
2Dフィーチャー検査機能
PolyWorks 2015には、直線、円弧、2D距離/角度などの2Dフィーチャーの検査機能が新たに導入され、従来のワークフローに統合されています。2Dフィーチャー検査は、樹脂部品や鋳造品など形状全体の変形が大きいパーツ、あるいはフィレット半径や壁面の厚みなど、3Dでの検査が容易ではないパーツ、形状の測定に利用されます。
この新しい検査機能の作業手順は以下3つで構成されています。
1.断面形状を作成する。
2.断面形状に基準フィーチャーを定義する(直線、円弧、距離、角度など)。
3.断面形状に測定フィーチャーを測定点群から自動抽出し、基準フィーチャーと自動比較する。
この新しい2Dフィーチャー検査機能は、従来の手動プロセスによる2D検査に代わるもので、PolyWorksのプロジェクトの自動更新機能、検査の繰り返し機能および複数ピース測定機能も適用でき、大幅な作業性向上をもたらします。
その他の機能強化内容
PolyWorks 2015は、以下のような作業性を向上させる機能強化も行われています。
・統計工程管理(SPC)の機能強化として業界標準に準拠する新しい4つの管理図が追加、またサンプル概念の導入およびサンプルのCpk値やPpk値への直接アクセス。
・リアルタイムメッシュシング機能を測定機位置、測定物の位置変更を伴い使用した場合、従来に比べ大幅な処理時間の低減が可能。
・航空宇宙業界でのレーザートラッカーによる測定の要求を満たす、新しいターゲットベースの測定機位置の変更機能(ターゲットのX座標、Y座標、Z座標で使用する座標を個別に指定可能、個々のターゲットにスケーリング係数、重み付けの設定が可能など)。バンドルアジャストメントのアルゴリズムも向上し、レベルセンサーによる重力軸方向を使用した測定機位置変更が可能。
・ソフトウェアライセンスキーのクラウドベース配布。
「私たちは、PolyWorks 2015によってお客様の計測工程に大きな生産性向上がもたらされると確信しています。また、PolyWorks 2014で導入したソリューションをさらに進化させることで、全てのお客様にレーザースキャニング計測機への投資効果を最大限に享受していただけるものと期待しています」と、InnovMetric Software社長のMarc Soucyは述べています。
InnovMetric Softwareについて
InnovMetric Software Inc.は、1994年に設立され、カナダ ケベック州 ケベックシティに本社を置き全世界に支社を持つ、ユニバーサル3D計測ソフトウェアソリューションのリーディングプロバイダーです。製造業における世界的企業(トヨタ、GM、フォルクスワーゲン、ホンダ、BMW、ダイムラー、フォード、ロールスロイス、プラット&ホイットニー、ボーイング、エンブラエル、ボンバルディア、アップル その他多数)がエンジニアリングと製造アプリケーションでの3D計測テクノロジーがもたらす効果を最大化するためにInnovMetricの PolyWorks ソフトウェアソリューションとそのテクニカルサービスに絶大なる信頼を寄せております。
支社とジョイントベンチャーを含め、7カ国で175名の社員を擁します:カナダ、米国、中国、インド、タイ、
日本、ブラジル。
2015年04月14日 カナダ、ケベック州ケベックシティ -- InnovMetric Software Inc.は、3D計測の信頼性、再現性、作業性の向上に重点を置いたPolyWorksユニバーサル3D計測ソフトウェアの2015年版を発売しました。
PolyWorks 2015の主な新機能には、革新的なフィーチャースキャニング ガイド機能、2Dフィーチャー検査機能などがあります。
フィーチャースキャニング ガイド機能
以前のPolyWorks 2014の画期的なリアルタイムメッシュング機能は、品質基準の算出および表示機能によってレーザースキャナのオペレータをガイドし、高品質な形状スキャンデータの生成を実現するものでした。PolyWorks 2015では、このスキャニングガイド機能をさらに拡張し、スキャンデータ(測定点群)上で生成、検査される、円、平面、円筒などのフィーチャーの品質基準を算出および表示できるようにしています。この新しいフィーチャースキャニング ガイド機能の目的は、以下の2つの問い答えることです。
・これらのフィーチャーを正確にフィット作成させるための十分な測定点群データが取れているか。
・測定点群データが不足している場合、測定者はどこに追加のデータを取れば良いか。
3つの品質基準をもとにフィーチャーのスキャンされた範囲を解析し、測定者が追加でスキャンしなければならない場所を示す案内表示行います。特定のフィーチャーの品質が許容レベルであると判断されると、案内表示は非表示になります。
品質基準により、たとえば円、円筒などの円状フィーチャーの場合は、フィーチャーの全域360度に対して最低270度の領域をスキャンすることでフィットしたフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。平面、曲面などの面状フィーチャーの場合は、面の最低75%の領域をスキャンすることでフィットしたフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。
また、この新しいフィーチャースキャニング ガイド機能によって、レーザースキャナのオペレータ全員が、同じパーツに関して同じ条件で測定できるようになるため、測定の再現性が向上し、またオペレータは、測定ノウハウを素早く身につけることができます。
2Dフィーチャー検査機能
PolyWorks 2015には、直線、円弧、2D距離/角度などの2Dフィーチャーの検査機能が新たに導入され、従来のワークフローに統合されています。2Dフィーチャー検査は、樹脂部品や鋳造品など形状全体の変形が大きいパーツ、あるいはフィレット半径や壁面の厚みなど、3Dでの検査が容易ではないパーツ、形状の測定に利用されます。
この新しい検査機能の作業手順は以下3つで構成されています。
1.断面形状を作成する。
2.断面形状に基準フィーチャーを定義する(直線、円弧、距離、角度など)。
3.断面形状に測定フィーチャーを測定点群から自動抽出し、基準フィーチャーと自動比較する。
この新しい2Dフィーチャー検査機能は、従来の手動プロセスによる2D検査に代わるもので、PolyWorksのプロジェクトの自動更新機能、検査の繰り返し機能および複数ピース測定機能も適用でき、大幅な作業性向上をもたらします。
その他の機能強化内容
PolyWorks 2015は、以下のような作業性を向上させる機能強化も行われています。
・統計工程管理(SPC)の機能強化として業界標準に準拠する新しい4つの管理図が追加、またサンプル概念の導入およびサンプルのCpk値やPpk値への直接アクセス。
・リアルタイムメッシュシング機能を測定機位置、測定物の位置変更を伴い使用した場合、従来に比べ大幅な処理時間の低減が可能。
・航空宇宙業界でのレーザートラッカーによる測定の要求を満たす、新しいターゲットベースの測定機位置の変更機能(ターゲットのX座標、Y座標、Z座標で使用する座標を個別に指定可能、個々のターゲットにスケーリング係数、重み付けの設定が可能など)。バンドルアジャストメントのアルゴリズムも向上し、レベルセンサーによる重力軸方向を使用した測定機位置変更が可能。
・ソフトウェアライセンスキーのクラウドベース配布。
「私たちは、PolyWorks 2015によってお客様の計測工程に大きな生産性向上がもたらされると確信しています。また、PolyWorks 2014で導入したソリューションをさらに進化させることで、全てのお客様にレーザースキャニング計測機への投資効果を最大限に享受していただけるものと期待しています」と、InnovMetric Software社長のMarc Soucyは述べています。
InnovMetric Softwareについて
InnovMetric Software Inc.は、1994年に設立され、カナダ ケベック州 ケベックシティに本社を置き全世界に支社を持つ、ユニバーサル3D計測ソフトウェアソリューションのリーディングプロバイダーです。製造業における世界的企業(トヨタ、GM、フォルクスワーゲン、ホンダ、BMW、ダイムラー、フォード、ロールスロイス、プラット&ホイットニー、ボーイング、エンブラエル、ボンバルディア、アップル その他多数)がエンジニアリングと製造アプリケーションでの3D計測テクノロジーがもたらす効果を最大化するためにInnovMetricの PolyWorks ソフトウェアソリューションとそのテクニカルサービスに絶大なる信頼を寄せております。
支社とジョイントベンチャーを含め、7カ国で175名の社員を擁します:カナダ、米国、中国、インド、タイ、
日本、ブラジル。
企業情報
企業名 | PolyWorks Japan 株式会社 |
---|---|
代表者名 | 遠藤隆志 |
業種 | その他サービス |
コラム
PolyWorks Japan 株式会社の
関連プレスリリース
-
InnovMetric社よりPolyWorks® 2016のリリースを発表します
2016年3月30日 8時
-
InnovMetric Software Inc.が2014年度のPolyWorksの売り上げが33%増加したことを発表
2015年5月11日 13時
-
InnovMetric 創立20周年となる2013会計年度にPolyWorksの年間販売数 2000ライセンスを達成
2014年5月15日 11時
-
業界初の計測グレードのレーザースキャニングプラットフォームを提供するPolyWorks 2014
2014年4月25日 12時
PolyWorks Japan 株式会社の
関連プレスリリースをもっと見る