「全国山・鉾・屋台保存連合会総会桑名大会」開催に伴い、石取祭の祭車２７台、お木曳行事の奉曳車を展示

平成27年5月26日
桑名市
http://www.city.kuwana.lg.jp

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「全国山・鉾・屋台保存連合会総会桑名大会」開催に伴い
石取祭の祭車２７台、お木曳行事の奉曳車を展示

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　平成27年5月30日・31日の２日間、三重県桑名市
（市長：伊藤 徳宇（いとう・なるたか））において、全国山・鉾
・屋台保存連合会総会「桑名大会」が開催されます。本会は、
全国山・鉾・屋台保存連合会加盟団体をはじめ、市内外の皆様に
「体験していただく、体で感じていただく『石取祭』」をテーマ
に、国の重要無形民俗文化財に指定され、「天下の奇祭」、「日本
一やかましい祭」と言われる「石取祭」の魅力を全国に発信する機
会とします。

　全国山・鉾・屋台保存連合会は、文化庁の指導のもと、国の重要
有形・無形民俗文化財の指定を受けた山・鉾・屋台とその行事に関
する保護団体を中心に組織し、その保存整備と調査を通して施策の
推進を図り、地域文化の向上に資することを目的に、昭和54年10月
に設立され、桑名市は平成21年に加盟しました。現在は、祭屋台の
製作・修理技術者や祭りを継承する後継者の育成にも力を入れてい
ます。

　今回の「桑名大会」は、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮に伴っ
て行われる「七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭
（お木曳行事）」に併せて開催します。

　大会は、桑名市民会館で総会、研修会を開催し、全国の祭り関係
者およそ450人が桑名に集います。
大会１日目の5月30日（土）は、一般の皆様にもお楽しみいただけ
る催しとして、会場そばの道路に、翌日の「お木曳行事」に使われ
る、御用材を載せた奉曳車と、「石取祭」の祭車27台が並びます。
豪華絢爛な漆塗りの彫刻や染織品などの意匠を間近で観覧すること
ができます。また、同日夜には、鉦や太鼓が一斉に打ち鳴らされま
す。勇壮無比な音色で「日本一やかましい祭り」と称される桑名の
夏の風物詩、「石取祭」の醍醐味を一足早くお楽しみください。

　5月31日（日）には、「七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉
祝祭（お木曳行事）」が開催されます。約2000人の参加者が、伊勢
神宮宇治橋外側に立っていた鳥居の御用材を奉曳車に乗せて曳き、
会場である市民会館前から、七里の渡し場跡までの市街を練り歩き
ます。奉曳車の前後には、石取祭の祭車と八幡神社獅子舞が箔をつ
けます。

　20年に一度の特別な日に、ぜひ桑名へお出かけください。